実は、私が入社したのと同じタイミングで、
もうお一人パート勤務で入られた女性がいらっしゃいまして。
お互いの経歴といいますか、
専門でやってきたことがほぼほぼ同じという😳
その方は、ウィーンに音楽留学されていて帰国されてここへ。
ウィーンではオケの仕事やオーディションなど受けたりしながら活動されていたそうで🎺
私は国内のオケ奏者で、どちらも金管楽器という偶然。
そんな2人が異業種で出会うという
なかなかなレアケース。
元々いたパーカッショニストの学生さん先生と、
3人で何かしようということになり、
今回は時期が差し迫っていたこともあり、
紙コップや日用品、ボディパーカッションを用いた曲を披露することになりました。
初めてのワークショップで、
色々と予期せぬこともあるだろうと想像はしていましたが、
想像通りの展開に😅
6分の演奏を観てもらい、その後に紙コップで簡単なリズムを真似して練習し、
一緒に合奏してみる、というところをゴールにしました。
先ず、演奏しているタイミングで、
一年生の子が『恥ずかしい』?という理由で離れてしまい。
練習の時点で隠れてしまった子は、
『やりたい気持ちとやりたくない気持ちがある』
と伝えてくれました。
その子は、上手く練習にのせてあげ、
一つのパターンができると自信を持ち、最終的にはみんなのいる場所で一緒に合奏することができました。
やりたくない気持ち=難しそうという不安な気持ちが居心地悪い
そんな感じだったのかな。
後に、心理士の先生が本人と、その時の振り返りをしながら療育に繋げて下さっていました。
ワークショップは、子どもたちの集中力があるうちが勝負ですが、
合奏を無事に終え、だれてきたかなというタイミングで、終えようか、当初の予定通りに最後にもう一度、速いテンポで披露しようかというところで、迷っていた瞬間に、
リーダーの先生が「やりましょう!」と動いてくださり、サクッとアンコールができることに。
結果からすれば、そのアンコールをやって本当に良かったと思いました。
【演奏を観る子どもたちの表情】が全然違ったからです。
最初は、警戒、緊張、期待はずれ、などの感情も垣間見えてましたが、
一度練習して音楽に近くなってから聴く演奏は、
ぐーっと眼差しが真剣になり、興味を傾ける表情だったり、身体で楽しむ様子だったりが伺えたのです✨
演奏家として、これまで沢山の小学校へ出向き、演奏してきましたが、規模も立場も内容も全然違うという条件で今回演奏して、
この冥利に尽きる懐かしい感覚。
これを最後に垣間見れて正直ホッとしました😢
反省点はありますが、
このお教室の子供たちにも慣れつつ、
これからも【感覚に光を当てる】時間を提供できたらな、と思いました😊
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下の写真は、オケで学校訪問コンサートをしていた時代のもの。
楽器紹介のコーナーでは、いつも仲良くスライドを抜く大好きなシーン☺️
私の宝物のワンショットです❤️