サブキャラ殿下の漆黒メイン記事です。
ネタバレなので漆黒5.0終わってない方は読まないでください。
3年ぶりにこの場所でじゅじゅと待ち合わせ。
ぼりょぼりょに泣きながら次クエに向かっていったじゅじゅと違い、あんどりゅーはしっかりした足取りでした。
じゅじゅは泣かなかったそうな。あんじぇは泣いちったw
粛清のお時間です。
神を語るぶよぶよを粛清しておいた。
最初に書いときますが、今回も特殊な記事です。
2周目として、少し俯瞰で見るような内容になると思われます。
物足りない方は初見時の記事をご覧ください。
これを超える記事は書けないので、今回は違う角度からw
「これはわたしの物語だ」
今回の記事タイトルはFF10アーロンのセリフから。
彼がティーダに向けて、「これはお前の物語だ」と言い放つ。
FF10はアーロンの物語でもありますが、やはり主役はティーダとユウナであり、ふたりの物語と言えるでしょうか。
一方FF14は誰の物語だろう。2周目はずっとそんなこと考えてた。
暁月を終えたあんじぇは。
「これはわたしの物語だ」と胸張って言えた。
面白いもんで、2周目はそう感じない。
殿下はずっと部外者というか、ゲストみたいに感じてた。
「これはわたしの物語だ」とは到底思えなかった。
14は指導者の視点で物語が進むことが多い。
新生ならグラカン盟主とミンフィリア。蒼天はアイメリク、紅蓮はリセやヒエン、漆黒なら水晶公。今の暁ならアルフィノです。
殿下は大いなる渦に巻き込まれ、その時々で特異な能力を買われ頼りにされ、お手伝いをしてるって感覚でした。
蛮神を倒せる、罪喰いを倒せるというスペシャリスト。
わたしの好きなミステリーで例えると、主役は現場の刑事ではなく管理官で、殿下の立ち位置は突入部隊のSAT隊長ってトコでしょうかw
指導者たちが目指す理想を実現させるひとつの駒って感覚が強かった。
あんじぇはどこで自分の物語になったんだろ。
じゅじゅは以前、紅蓮パッチで意識が変わったと話してた。
アサヒの敵意が自身に向けられたことがショックだったらしく、すでに自分は状況に深く関わってると感じたのかもしれない。
あんじぇはアサヒに対してヘラヘラしてたので(笑)あんまそゆ実感もなく、殿下で進めててもスイッチが切り替わることなく、このシーンを迎えた。
やっぱりここが転機だった。ここからあんじぇは意識が変わり、殿下も今後は自分の物語として進むことになるでしょう。
ミンフィはエオルゼアを救いたかった。
ムーンブリダも、イゼルも、パパリモも、みんな自分の信じるもののため散っていった。パパリモは相棒のこともあったと思う。
でもオルシュファンはあんじぇのために散っていった。
あんじぇはバカだからそのことに気づかなかった。水晶公が同じことをしようとしたとき、そうだったんだと分かった。
直接自分に向けられた強い意思と行動。ふたりの意思はポジティブなもので、アサヒの意思と行動はネガティブなものだったけど(笑)
自分だけに向けられたもの、という意味で同種だ。
自分がその人の人生に深く関わってる、介在している。
助っ人外国人みたいな関わり方だと思ってたのに、急に自分がフォーカスされて驚く。特にラハはその意思を隠してたから余計だ。
「・・・冒険の終わりに、英雄が集めてきたものを、
小悪党が少しばかりちょろまかす」
彼は最後まで隠そうとした。ここでぶわっと涙が溢れた。
全ては殿下のために、胸がアツくなる。
これは紛れもなく「殿下の物語だ」と思えた。
もう助っ人外国人は卒業だ。これからはチームの主軸、主人公だ。
「あんたの物語はまだまだ続き」
これも忘れられないセリフ。とても強く覚えてる。
殿下は漆黒まで進めて終わる予定だった。
ららしか入れない場所に入れば満足だと思ってたけどw
オルシュファンの最期を見たとき、
この物語を最後まで見届けようと決意した。投げ出せないって。
あんま意識してなくても、意識したんでしょう。
オルシュファンの想いを背負って進むと決めた。ハイデリンに導かれた者として、最後まで見届けようと。
あんじぇは別の想いを背負ってたので、この物語の結末を必ず見届けると決意してた。殿下にはそれがなかったから、オルシュファンは大きいのだ。
物語が自分のものとなるとき。
それは自分がこの物語の主人公になるとき。
ラハとオルシュファンが、殿下を主人公にしてくれた。
フードとれたSSは載せません。
また泣いちゃうから。
さて、ここから話は変わりますよ。
初見時あんじぇはコイツが読めなかった。
結果的に見れば、コイツが撃たなければラハは次元の狭間で散ってたわけで、ラハを助けたとも取れる。
上に貼った記事もどこか迷いがある。結果的に救ったのか、たまたま救うことに繋がったのかが分からない、読めない。
んが、2周目の今回は、たまたま救うことになったと知っている!
「まさか、たかだかひとりの英雄様を救おうとしてたとは。
まったく、馬鹿すぎて恐れ入る」
殿下も馬鹿だと思ったけど、深い愛情が根底にある。
こんな馬鹿げたことをしちゃうグ・ラハ・ティア。愛おしくてたまらない。
だから、エメトセルクもそうかもしれないと、あんじぇは思った。
んが、もう1度言おう。そうじゃないことを2周目の今回は知っているのだよ!
知ってて見るこのシーン。
凄まじい怒りのパワーが蓄積された。
見下ろすように、見下すように語りかけるアシエン。
てめえはやっぱり敵だと確信する。
あんじぇは先生にとても懐いてたから。
そっちじゃないと、予想としてではなく、そう思いたかった。
んが、敢えてもう1度言おう。今回はそっちだと知っている!
このツラ、もはや殴る対象でしかない。
ありがたい、今回は何の憂いもなく殴ることができる。
哀れんでるのは本心でしょう。
少なからず生徒に情が湧いてると見える。
これもどう受け取ったもんか読めないセリフ。
堪えがたくなったら私のもとに来い。すべてを見届けてやる。
もう1度立ち上がり、戦いを挑みに来ることを望んでるのか。
はたまた単に哀れんでるのか。
後者であれば、容赦なくふるぼっこである。
あんじぇは最終決戦まで迷いながら進んだ。
今回は心置きなく突き進める。気持ちも入りそうです。
クリスタリウムに戻ると興味深い会話を聞けた。
これAF4のことだな。あそこで急に装備もらうのは変だから(笑)ここで布石を打ってるんでしょう。初見は気づけなかったw
アルバートは吹っ切れた。
世界の在り方に、彼はずっと迷ってた。
「この世界を、こんな未来に繋いだことを・・・、
俺は、やっと誇れる」
これにてミッションコンプリート。
ユールモアと決着がつき、最後の大罪喰いを倒し、公の正体も、殿下を救う方法も発覚し、アシエンとも決別した。
最優先事項だったアルバートの気持ちも少し救うことができた。
あとは殿下自身の問題と、ラハの救出だけ。
アルバートもまた、殿下を主人公にしてくれた人。
誰よりも殿下にとって特別な存在だ。
世界は違えど同じ「英雄」として。
彼と共に前に進む。
ラハやアルバートに加え。
この人も殿下を中心に物事を考えてる。
世界を敵に回したって構わない。
わたしたちが殿下を護ると言い切ってしまう。
かつて世界を敵に回して友を匿った男がいた。
友を護るため散った男がいた。
もうあんな想いは二度とごめんだから。
今回は気持ちだけもらっとく。ありがとうフェオちゃん。
ラハやアルバートやフェオ、そしてオルシュファン。
彼らの想いは殿下に向けられてる。
もう部外者だなんて言うてられません。
これはわたしの、あんじぇの、殿下の物語なのだわっ!!