子供の頃、誰かから「猿の惑星」の話を聞かされた。

映画好きの叔父からだったろうか。

 

その結末は子供心に衝撃で、結末しか聞かされてないのにスゴい映画だと思った。そのシーンを見た人がどれくらい衝撃を受けたか想像できた。

 

世界がひっくり返る結末。あまりのインパクトにその後も今に至るまで猿の惑星は見れずにいる。結末を知ってしまったら、もう楽しめないと思うから。

 

サブキャラ殿下の漆黒メインクエ、ネタバレ記事になります。

Lv75ID終わりまで。まだ終わってない方は絶対に、読まないでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは教えてエメトセルク先生のコーナーから。

ついてくるなんて期待してねえよw

 

 

第一世界に他のアシエンがいるか訊いてみた。

今はエメトセルクだけのようだ。

 

アシエンも人手不足らしいw 世知辛いってww

「座」というのはなんだろう。

 

 

昔は各鏡像世界に担当がいたようだ。

イゲオルムは第十三世界をぶっ壊したアシエン。統合することもできない惨状で、第十三世界はヴォイドと化した。ウヌクアルハイがいた世界だ。

 

 

第一世界の担当は長らくペアで活動してた。

ミトロンとアログリフは仲良し。

 

 

んが、100年前の光の戦士たちに倒された。

つまりアルバートたちだ。

 

オリジナルではない転生組は替えがきくらしい。

殿下もアシエンに抜擢されたりするのかしら。エメトセルクは力を示せば全てを明かし共に歩む的なこと言うてたし。

 

 

いずれにせよ今は順次大罪喰いを倒すしかない。

それを成し遂げたとき、エメトセルクも答えを出すのかもしれない。

 

ゆめゆめ忘れねえよ。悔しいが、お前の話は面白すぎる!w

 

 

 

キタンナにてラケティカの大罪喰いを倒す。

キタンナも何しに来たか忘れてた(笑)大罪喰い=討滅戦みたいなイメージだったもんでラスボスが大罪喰いって忘れてたww

 

 

 

そして毎度の光吸収タイム。

ヤ・シュトラ曰く、罪喰いパワー充電中。

 

 

 

やはり気になるようだ。

今回はだいじぶだけど、あくまで今回は、ってこと。

 

この先どうなるか、何が起こるか読めない。

エメトセルクもこの先殿下がどうなるかを注目してるような気がする。

 

 

 

ともかく、ラケティカにも闇が戻った。

最大の功労者だったヤ・シュトラにも見せたいな。

 

 

 

奥へ進むと壁画の間があった。

遠い昔のもので、ロンカ帝国の叡智とはこれらのことではないかとヤ・シュトラは推測する。ウィメたちが守ってきたものだ。

 

 

 

うまいこと解説してくれる人が来たw

イイタイミングだぜ!w

 

 

 

エメトセルクにとっても懐かしいものらしい。

 

 

「むかしむかしは、誰もが知っていたさ」

 

 

彼の口から、世界がひっくり返る物語が語られる。

 

 

原初世界と13の鏡像世界は最初から分かれていたわけじゃない。

「分かたれたとき」があったようだ。そしてそのとき、命も14に分かたれたと。

 

 

人はそれを知らないのに知っている。

まるで光に包まれてその姿が思い出せない光の戦士のよう。

 

 

 

先を語るべきか迷ってるんだろうか。

エメトセルクは続けた。

 

 

世界が分かたれる前、栄えた文明があった。

多くの命が生きていた。

 

 

理が乱れるとは、世界のバランスみたいなもんだろうか。

未曾有の災厄というのも想像がつかない。

 

 

窮地に立たされた人類は、新たな理が必要と判断した。

理を紡ぐもの、「星の意志」を生み出した。

 

何度も聞いたことのある言葉、「星の意志」

概念みたいにも聞こえるけど、ハイデリンを指す言葉だった。

 

んが、エメトセルクの口から出た名前は別のものだった。

 

 

「名は、ゾディアーク。

それによって、災厄は鎮められた」

 

彼らが信じる「真なる神」だったっけ。

 

 

アシエンにとってはゾディアークが星の意志で。

ハイデリンは偽物になるんだろうか。

 

 

昔話は続いた。

 

大きな力を持つゾディアークを危惧する勢力が生まれた。

封じるべきとする者によって、枷となるもの、ハイデリンが生み出された。

 

 

ゾディアークとハイデリンは戦い。

ハイデリンが辛勝した。

 

 

その渾身の一撃で世界は分かたれた。

世界と命に加え、ゾディアークも分断され封印された。

 

 

エメトセルクは終始、淡々と語っていた。

主観もなく、傍観者のように。

 

信じるかどうかは勝手にしてくれは本心に思える。

ハイデリンの言い分はどうせ違うとも。

 

 

気負いもなく、信じてもらおうとも思ってない。

それが余計真実を匂わせる。

 

 

真実かもしれないと思うから、こっちは動揺する。

仮に、と繰り返すサンクもそう。どこかで真実だと予感してる。

 

 

そしてゾディアークとハイデリンについては。

この星にもとよりいた神じゃない。

 

 

人によって創られた星の意志。

つまりは・・・。

 

 

最古にして、最強の「蛮神」だ。

 

 

 

どう受け取っていいか分からない時間。

真実くさいと思いつつも。

 

 

とてもじゃないけど今すぐ受け入れられる内容じゃない。

ヤ・シュトラの「今すぐ」という表現が物語ってる。きっと内容にウソはない。でも受け入れるには時間が掛かると。

 

ここにいる誰もが信じた。きっとこれがこの星の真実なんだと。

 

 

 

真実であるならば、ひとつの疑問が浮かぶ。

それを知るお前は何者だ、と。

 

 

少し嬉しそうにうつむいた「アシエン」

 

 

やっと、ついに、それを問うか・・・。

私とは、アシエンとは何者か・・・。

 

 

特に3人のオリジナルと呼ばれるアシエンの正体。

 

 

「ゾディアークを召喚せし者。

つまり、分かたれる以前の世界の人だよ」

 

自分たちを「人」と称したことが意外だった。

人を超えた存在であろうとしてるように見えてたアシエンが人と称するのは自分たちこそが本当の人だと主張してるように聞こえた。

 

 

 

「だとすれば、世界の統合にこだわっているのも頷けるだろう?」

 

 

「私は、世界を・・・人を・・・真なる形に戻したいのさ」

 

 

「当然の欲求だろう?」

 

 

また手をひらつかせて去って行った。

 

もし本当ならば、頷いてしまった。当然と思ってしまった。

彼らは分かたれる前の「人」であり、分かたれる前の世界と人を取り戻すために霊災を引き起こし、統合を試みている。

 

当然の欲求であり、当然の権利にも聞こえる。

急に話が壮大になって、自分たちが矮小な存在に見えてきた。

 

ヴァリスが言うてた話を思い出した。

人が本来の存在になり、世界をアシエンから人の手に取り戻すと。

 

ヴァリスは理解が足りてなかったかもしれない。

人を本来の存在にすることこそアシエンの目的だ。ヴァリスの理想もアシエンの目的の一部に過ぎない。

 

双方が共有してる唯一の価値観が、そのためなら霊災も厭わない。犠牲は致し方ないという考え方だけ。

スケールが一気にデカくなって、それも仕方ないって思いそうになった。

 

ヴァリスがちっぽけに見えてきた。悲しいけど、我々もまたちっぽけだ。

 

 

 

ルナルと夜の民に闇を届けることができた。

死んでいった者たちが天の暗き闇へと導かれたと、彼らの祈りが届いたと、彼らは信じることができた。

 

人と世界をもとの姿に戻すため世界を統合する。

 

エメトセルク自身言うてた通り、悠久の時を掛けて彼らはそれを成し遂げようとしてる。それに比べて、時の流れという意味でも、殿下たちはちいさな存在。

 

霊災は断固拒否というのも、今しか見てないからなのかもしれない。

アシエンとは持ってる物差しのサイズが違いすぎる。

 

時の長さとスケールの違いを考えちゃうと、彼らが正しく思えてくる。

 

 

 

アルバート、お前はどう思う?

 

正しいことをしてきたつもりだけど、想像もしてなかった視点から物事を伝えられ、世界がひっくり返ってしまった。

お前はすでに1度、それを経験してきただろう。

 

猿と戦った惑星が、実は未来の地球だった。

今までの戦いや旅路をもひっくり返しかねない衝撃の事実。

 

でもだからって、殿下の旅路はウソでも偽物でもない。

アルバートとの出会いだって、アルバートの旅と冒険だってそうだ。アシエンから見ればちっぽけなことかもしれないけど。

 

殿下にとってオルシュファンはとてもとても大きな存在だ。

エメトセルクには14分の1の世界かもしれないけれど、殿下にとってこの世界は世界の全てだ。譲るわけには、認めるわけにはいかない。

 

とりあえず考える時間が欲しい。アルバートと作戦会議したい。

今すぐクリスタリウムの宿屋へ帰りたいです!w

 

 

その後も見れてない猿の惑星に比べ、漆黒は2周目を旅してる。

衝撃の事実を知った上でも楽しいのはなぜだろ。

 

きっと「続き」があるからだ。この世界をひっくり返す秘密が明かされても尚、この世界にはまだまだたくさんの秘密が隠されている。

 

映画で続編作るのは大変だけど、MMOは常に物語が続いていく。

大どんでん返しの真相も、あとになればただの伏線に過ぎなかったりするのがこの物語。10年続く物語はアシエンよりスケールがデカい。