毎度の戯言です。
読むだけ時間の無駄ですw
8年前の2月2日(もしくは3日)だったと思う。
前ゲーで旧そでつきが誕生した。
いわゆるMMOギルドであり、FF14で言うならFCです。
前ゲーでは遠征隊と呼ばれてましたが、この記事では(めんちくさいので)14の流儀でFCと呼ばせて頂きます。
FF14でのそでつきはまだ3年足らずですが、旧そでつきから数えると8周年。
5年間運営されてた旧そでつきを語ってみたいと思います。
解散から3年も経てばもう時効でしょう。「終わり」についても語ってみたい。
初回となる今回は旧そでつき結成までを語りたいと思う。
ついったでネットの繋がりに興味を持ち、オンラインゲームを触ってみようと思い、スクエニの超大作ゲーム(笑)戦国IXAを2年弱遊びました。
IXA遊んでる頃すでにログ・ホライズンは読破してて、MMORPGへの興味が強くなり、前ゲーへと移住することを決めた。
前ゲーを選んだ理由は「生活系MMORPG」という謳い文句です。
「画家になれます」とも書いてあったので、のんびり山奥に引きこもって絵を描いて暮らそうと始めました。完全にIXAの反動ですw
IXAは勢力1位の座を譲ったことがなかった。1位を目指すのは楽しかったけど、気づくと1位になることが義務やノルマみたくなっちったw
PvPのたび何かに追いかけられてる気持ちになって、疲れちゃったかなー。
MMOではのんびり過ごす。PvPはやらないと固く誓ったもんです。
ちょうど新規サーバー立ち上げとあり、そこにキャラを作った。
あのときの衝撃は今も忘れられない・・・w
OPカットシーンからキャラが世界に降り立った瞬間、謎の招待が飛んできた。なんだか分からず「はい」をポチると、わたしはFCに参加してた(笑)
「新規鯖=新しい世界」というイメージで入ったわたしは戸惑った。
勢力チャットという世界全体に聞こえるチャットでは馴れ合いの会話が飛び交う。新しい世界なんて勘違いだったとすぐに分かった。
既存鯖からの移民が9割を占める世界。MMO初心者のわたしだってアホじゃないんだからw すぐに察したもんです。
ココは既存鯖が楽しくなくなっちゃった人たちの溜まり場なんだと。
今いる鯖が楽しければ移住という判断にはならないでしょう。
1度ゲームを離れた人が新規鯖OPと聞いて戻ったんじゃないかと想像できたし、実際その通りだったと思う。
皆さん2周目となりスタートダッシュを目指す。個人としてもFCとしても優位に進めるため、スタート地点にいるキャラ片っ端からFC招待を投げてたんでしょうw
IXAの「刷新」を思い出した。8ヶ月単位で刷新が行われるシステム。
鯖のお城やFCみたいなコミュニティやランキングなどがリセット。手持ちの武将カードは持ち越しで、リスタートとなる。
わたし自身スタートダッシュを目指したし、それもまた楽しかったので、前ゲーでスタートダッシュにわくわくする人たちの気持ちも分かるw
ただIXAは新人さんが鯖に来ない仕様で、前ゲーは初心者さんもいる環境。
初心者さんが置き去りにされちゃう状況が気になってました。てめーも初心者の分際でなに言うてんねんって話ですがw
のちに気になっていろんな人に訊いたんだけど、2周目ではなく3周目の人が半分以上でした。鯖名でいうとG→T→Oという流れ。
まだサービス開始1~2年だったかな。回転早いなーと驚いたもんです。
最初に書いとくけど、この2周目3周目の人たちはすぐいなくなっちったw
わたしがその後長い付き合いになった人のほとんどが1周目、わたしと同期の人たちでした。回転早い人は常に回転早いんですw
そんなわけで晴れて名も知らぬFCメンバーとなったあんじぇ。
20人くらいのFCさんだったでしょうか。最初のIDでお手伝いをお願いすれば快く手伝ってくれたり、意外にも居心地良かったんですww
けどスタートダッシュ目指してるFCさん、チャットは先々の攻略の話題が多く、会話はついていけなかった。
ログホラでもFCは大切な場所として描かれている。それを自分で選んでないっつうのがなんか気持ち悪い。
ちゃんと自分でFCを選ぼうと、勢力チャットの募集を眺めてました。
開始から2週間くらいだったかな。「チャットもままならない操作が苦手なおじさんおばさんいらっしゃい!」という募集を見かけて、即応募したw
Tellして加入の意思を伝え、FCチャットでお世話になりました!と伝え、1分足らずで移籍したんだから当時のあんじぇは行動力あったw
IXAも平均年齢高かったのが相性良かったんですがw
入ったFCさんもまさにそう。パパやママも多く、のんびりした空気が肌に合った。ただ規模がデカくてアクティブ100人以上!w
チャットでよく見る名前は10人くらいでしたが、何かするとなれば即30~50人規模で集まる。鯖立ち上げから僅かな時期。活気スゴかったなーw
9年前の11月下旬から前ゲー始めたんですが、当初は時間がなくて1日30分から1時間というプレイ時間でした。
年末年始でやっと時間ができて、キャラ育成も進むようになった。
FCチャットでは勢力戦、PvPの話題が飛び交う。鈍感なわたしも気づいた頃合い、生活系MMOと謳ってた前ゲーは対人コンテンツが軸になってるようだ。
対人から遠ざかろうと選んだ前ゲーですので、わたしは参加しなかった。
しかし対人以外のコンテンツが少なく、画家になろうと思ってたけど絵を描くためには別途課金アイテムが必要で(笑)これも手を出さず。
開始からひと月でやることがなくなり、わたしは初心者さんのお手伝いをすることにした。FF14でいうサスタシャに毎日立ち、毎日ひとりの若葉さんと一緒にIDに行くことをノルマに掲げた。
いきなり初心者が初心者のお手伝いを思い立ったのは光のお父さんの影響です。わたしはかの物語で初心者さんと一緒に遊ぶことの楽しさを知った。
わたしのMMORPGバイブルは「ログ・ホライズン」と「光のお父さん」
どちらも実際にMMORPG触る前に接してたので、より影響受けてたと思いますw
最初のIDはLv20弱で到達するんだけど、Lv50以上のプレイヤーと一緒に入る前提の難易度。んがしかし、CF(コンテンツファインダー)なんてもんはナイ。
勢力チャットで「お手伝いお願いします」と募集するのが一般的でした。
先程書いた世界中に聞こえる全体チャットです。ウルダハでしゃべったことがうるちままで届く。全プレイヤーに聞こえる。こわいっしょ?w
わたしは幸い拉致されたFCさんに手伝ってもらえましたが(笑)そうじゃない人はこの最初のIDで壁に当たって投げ出しちゃうことも多いんだとか。
開始からひと月でわたしはもう理解してた。2周目3周目の人は長くないと。
となれば新規さんが定着しないとこの世界は簡単に終わるって、初心者ながら理解できました。ログホラ読んでたしね!
毎日若葉さんとご一緒して、あんじぇのプレイヤースキルは恐ろしい速度で上がっていった。操作ではなく、若葉さんを楽しませるというスキルです。
クリア後も質問タイムを設け、当面必要な情報などもお伝えして、なんて会話をしてると仲良くなる若葉さんも多くなり。
FCに許可を得て加入してもらったことも何度かあったけど、皆さん続かなかった。なんせ100人いると質問とかも流れちゃうのよね。
あんじぇさんのいるFCに入りたいって言われて招待したはずなのに、100人の中に入ってしまえばあんじぇさんは無力です。
IXAでもチャットは無双でしたが、歴史ある100人規模のFCさんで新参者がチャットを制圧するわけにもいかんでしょう。
わたしはMMO最初の壁にぶち当たる。それが「若葉救済」でした。
とはいえ当時のあんじぇはLv50程度。カンストはLv55。
まずは自キャラの育成しろって話で(笑)年末年始はレベリングに適したコンテンツへ毎晩参加した。
深夜0時から開始され、終わると3時。当時は体力あったなーw
3時間もひたすらボス殴ったり狩りしたりは退屈だったけど、PT募集してくれた方がとても丁寧で優しくて苦にならなかった。
槍鯖でいうとモブハントツアー開催してくださる方々。めっちゃ丁寧で細かいトコまで心遣いが行き届き、毎回感動しながら参加させて頂いてますがw
前ゲーの募集主さんもそんなタイプ。わたしはこの人と遊びたいと思った。
100人FCに相談して(自分の意思で選んだからにはちゃんと相談しますw)移籍させてもらうことになった。
最後まで優しく送り出してもらえて、仲良くなった方も多かったし、100人って規模の面以外はスゴく居心地イイFCさんだった。
移籍先となったFCさんは40人規模。それでも充分デカいけどw
後にも先にもわたしが師と仰ぐ唯一のプレイヤーとなる募集主さんはFCマスターではなく、メンバーのひとりというポジションでした。
師匠も2周目とか3周目だったかな。近くガンオン(ガンダムオンライン)に戻ると公言してたので長く遊ぶつもりはなかったのかもしれないw
それなら余計に、今のうちに吸収できるもん吸収しておきたいと思った。
MMO初心者あんじぇがこの人と遊びたいと思った人。自分がいずれMMO初心者さんと遊ぶことになったら師匠みたいに教えればイイ。
師匠べったりではありましたが、40人FCさんもまた活気があって楽しかった。
ただVC(ボイスチャット)使ってるFCだったので、話の流れが見えないことが多く、なんか集合したけど何すんだろ?ってことも多々あった。
何かするにあたり、経緯や過程が分からないとどう楽しめばイイかも分からないもんだなーと感じてた時期。
他所FCと合同で何かする。目的が分からないまま参加。あとで聞いたら親睦イベントだと知り、だったらもっとチャットしても良かったなー、とかw
VCしてる人とVCしてない人が混在するとこゆことになるのかと学んだ。
逆に、自分が人を巻き込んで何かしようと思ったなら、経緯や過程を伝えることが大事なんだなーとも思った。
FF14での現そでつきも「VC使う予定ないです」と募集に記載してます。
シンプルな話だけど、これもあんじぇの根っこになってる。
ガンオンに戻りそうで戻らない(笑)師匠はFCを移籍することになった。
わたしはついていくことにした。「じきにガンオン戻っちゃうよ?w」と言われたけど、それでも構わないとついてったw
40人FCさんには2週間くらいお世話になっただろうか。次に加入したFCは10人規模。人数的に過去最も居心地の良いFCさんだった。
やはり対人コンテンツ中心に活動されてるFCでしたが(そもそも師匠がそっち側のプレイヤーであるw)、対人のない時間帯はマメに面倒見てくれた。
年も明けてあんじぇもようやくカンストして、いろんな場所に連れてってもらったり、貿易してる人を襲撃して荷物奪ったりって経験もした。
他の人から奪うのはちょっとなーとか甘っちょろいこと言うと、わたしがいるときは貿易民を見逃してくれたりw
10人規模だとひとりひとりのプレイヤーに合った付き合いができる。小回りや融通を利かせる余裕があるって感じた。
その後のそでつきが常に10人規模なのはこの時期の経験がデカい。
それでも勢力戦タイムになればあんじぇはお留守番。ひとりで何してたかって言えば、毎度のサスタシャの前に立って若葉さんを探してたw
そしてPさんと運命の出会いを果たす。そでつきの物語が動き出した。
Pさんは他のMMO経験者だったけど操作が苦手なようだった。
MMO歴はあんじぇより先輩で、前ゲー歴はあんじぇのほうがひと月先輩。
早い話どっちも初心者ですが、どっちもチャットが恐ろしく達者だったw
ID道中も楽しく会話しながらですぐ仲良くなった。そのIDはデイリーもあり、クリア後も1日1回クリアすれば報酬があった。
初見以降も数回Pさんと一緒に通うことになり、Lv30になるとデイリーも卒業になるんですが、最後のデイリーはあんじぇさんと行きたいと言われて、卒業アタックもご一緒させてもらいましたw
もちろんその間FCに誘うことも考えたんですが、操作に不安のある若葉さんを対人中心のFCに誘うのはどうなんだろうって疑問もあり。
けどLv30になれば何かご一緒する機会もなくなり、先々なんか心配だww
自分がちゃんと面倒見れる場所が欲しいなって、この頃から思い始めた。
まだMMORPG始めて2ヶ月の初心者だったけど、わたしはFCってもんを意識し始めた。Pさんの居場所を作りたいと思った。
4つ渡り歩いたFCでは初心者さんに対する接し方など、一切口に出したことはなかった。各FCには各FCの個性があり、わたしがとやかく言う話じゃない。
もっとひとりひとりの初心者に合った接し方はできないもんか。
自分に理想があるならば、自分で理想の場所を作るのがスジだと思った。
ぎりガンオン戻ってなかった師匠を捕まえ(笑)FCの皆さん交えて相談した。
涙が出るほど快く送り出してくれたのを今でも思い出すし、今思い出しても涙が出そうなほど温かく応援してくれた。
ムズかしい製作アイテムなどは代行するよ。あんじぇがまだ作れないアイテムを初心者さんが必要になったとき気軽に声掛けるんだよって。
脱退からひと月後くらいに解散になったFCだけど、わたしは大好きでした。
ちなみにお世話になった4つのFC全て1年後にはなくなってた。当時は新規鯖立ち上げのお祭り期間。祭りが終わると、ね。
師匠が引退する前に報告できたことが嬉しかった。やりたいことがあるならやってみるべきだよって、背中を押してもらえました。
師匠のようにはいかないけど、あんじぇもあんじぇなりに初心者さんを導いてみるって決意して、10人規模のFCさんを抜けることとなった。
旧そでつき結成までのたった2ヶ月で、わたしは4つのFCを渡り歩いた。
そして旧そでつき結成後は今に至るまでそでつきです。わたしにとって他所のFCさんで暮らすという経験はこの2ヶ月しかなかった。
2ヶ月とは思えないほどたくさんのことを学んだ。
対人などのプレイスタイル、規模の問題、VCの有無、若葉への対応など。
8年後の今も重視してる部分のほとんどがこの時期に経験したことが活きてる。今もあんじぇの根っことして息づいてる。
8年間の中のたった2ヶ月なのにw ものすごい経験値を得た時間でした。
話飛ぶけどエオルゼアに移住したとき、わたしはもう1度他所さまのFCに入れたら入りたいと思ってた。あのときの2ヶ月間がとても刺激的だったからw
ただ旧そでつきを解散した責任もあって、希望者がいるならエオルゼアでもFCを作るのがスジだとも思い、まずはみんなの希望を聞くところからでした。
代わりにLSみたいなコミュニティに入ればイイかと考えてたけど、思ってた以上にソロで遊ぶ時間が長くてそんな余裕なかったw
この先もなさそうだし、誰かが作って誰かの流儀で運営してるコミュニティに参加する機会ってあんときの2ヶ月間が最後だったのかもしれない。
何事も最初は真似事からと言いますが、ホントその通りだと思うw
イイところはパクって、そうじゃないところは反面教師として、いずれにせよ他人を、他所を知ることって大事ですねw
濃密な2ヶ月を経て、あんじぇはついに旧そでつきを立ち上げます。
いつ書くか分からない次回記事では1年目の様子を語ってみたいと思いますw