皆さん、こんにちは!
「アロマ・マナ陽まわり」の原 陽子です。
仙台は、ちょっと寒さを感じますが、皆さんのところはいかがでしょうか?
ヒーターを入れたりしていますよ(笑)
皆さんは、お父さんお母さんが好きですか?
お父さんとお母さんと良い関係を築けていらっしゃいますか?
現在はどうですか?子供のころはどうだったでしょうか?
親子関係が、すべての人間関係を支配すると言われています。
親子関係のひずみが、自分との関係、そして職場や友人関係にあらわれてきます。
もし、自分を好きになれなかったり、
人間関係でいつも同じ悩みをもってしまうのなら、
まずは自分が親をどう思ってきたか?関係性はどうだったか?
探っていくことが重要です。
なぜなら、例えば親が嫌いなら、関係性は良くないし、
間違いなく自分も好きになれないからです。
親は、自分の一部であり、切っても切れない存在ですものね。
私は、父が好きになれませんでした。無口だし…横柄だし…
あとの理由は忘れましたが(笑)、父の血が入っている自分が許せなかったのです。
それに追い打ちをかけて、母が「お父さんにもいいところあるんだから・・・
と、父の良いところを語り始めます。」逆効果なのに…(笑)
だから、子供の時に心身症になったのかどうかの関連性はわかりませんが…
現在は、さらに、父の方から私が嫌いになることをしてくれます(笑)
二世帯住宅なのですが、朝晩、火の元のチャックにやってきます。
消えているエアコンやガスコンロに手を当てて、
「1,2,3,4、・・・・10」と何度も数える姿は笑ってしまいます。
自分の心の中に、土足で入ってこられたて、私の怒りはマックス状態でした。
相変わらず父は兄弟ともかかわらず、お友達は、昨年天国に行った犬だけでした。
でも、ここ一年間、そうせざる負えない父の生い立ちを考えるようになりました。
あまりにも貧しく兄弟が多いので、中学から家を出たため、
親に充分愛情を受けてこなかったのではないか?
だから愛情表現が出来ない…子供の愛し方が分からない。
お金がなくて、友人とも遊べなかった。
だからコミュニケーションが取れないので、人と関われない。
お金がなく買えないので、参考書を借りて写してまで勉強を頑張った。
だから私にも、「努力」「努力」と言っていた…
このように(まだまだありますが)、生育歴を思えば、
今の父の性格も理解できて、「仕方がなかったのかな?」と、
許せる自分になってきました。
あの、「1.2.3.4.・・・・」は謎ですが(笑)
現在、父は私の息子に、たこ焼きや本をよく買ってきます。
私はそのお礼に、そっと机にお菓子を置いとくのです。
これが、会話のない父と娘の唯一のコミュニケーションです。
勿論、今も状況は変わりませんが、
父を許しはじめて、温かい目で見ることが出来きるようになりました。
それと同時に自分に対しても、以前より許すことが出来るようになりました。
人に対しても、きちんと自分の意見を伝えることが出来るようになり、
生きるのが楽になってきたと思います。
「親を嫌う=自分を嫌う」
「親子の関係性=自分と周りの関係性」
これは、誰にでもに当てはまると思います。
もし、「自分を好きになれない!」「なんかこの世の中生きづらい!」と
感じていらっしゃったら、
ご自分のお父さん、お母さんのこと、自分はどう思ってきたのか?
子供のころ、どんな関係だったかな?今はどうかな?