毎日期待して携帯を見る‥






無いとわかってても新着メールを問い合わせては‥






ため息‥






今も‥部活帰り‥






メールを確認して‥






ヤローどものメールを読み流し‥






空を見る‥






参ったなぁ‥






これって‥ 本気で惚れちまったって‥こと?






俺の中でのさくらの立ち位置が変わっちまったってこと‥?






見てるだけじゃ‥ もぅ‥






『 うわっ! 』






携帯の音に恥ずかしいほど驚いちまった‥






さ‥さ‥さくらじゃん!






【こんにちは♪

今頃部活帰りかなぁ?

この前の返事だけど‥

予定がどうしてもずらせなくて‥

少し遅れちゃうけどいいかな?】






やった! 来てくれる!






遅れたって構わねぇ!






舞い上がる中‥ ひとつの考えが浮かぶ‥






身体中が耳になったくらい‥ 心臓の音が聞こえる‥






指が震える‥






その指で‥ さくらに返事を打ち始める‥






【もしさ‥俺がホームラン打ったら、俺と付き合ってくれる?】






一瞬迷って‥ 思いきって‥






送信!!






食い入るように画面を見つめ‥






返信を待つ‥






流れる時間の感覚がわからない‥






1分? 5分? それとももう‥ 何十分もたってる?






なかなか来ない返信に焦れ始めた時‥






それが届く‥






【そういうことは‥

メールじゃなく、ちゃんと顔を見て聞きたいから‥
今はお返事しないでおくね‥

試合頑張って♪

応援してるから(^-^)】






YESとも‥NOとも言えない返事‥






『 あ~ もぉ~! 試合前に何モヤモヤ作ってんだよ~! 』






ホント‥ バカだな‥






俺‥






見上げた空に‥






飛行機雲が一筋‥






空を割るように線を描いてた‥















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** さくら物語(13) **