『 雄輔♪ ココ! 』






連れて来られた店に思わず固まる‥






『 ココかよ‥ 』






よりによって‥






ココ‥






『 他‥ 行かねぇ? 』






『 え~!? なんで? 』






『 ココ‥ 禁煙だろ‥?誰だよ‥ 禁煙じゃねぇって言ったヤツ‥ 』






『 少しくらい我慢しなさいよ‥ って‥ 雄輔‥ 来たことあるの? 』






『 ん‥ まぁな‥ 』






あの日の葉月を想い出す‥






そう‥






葉月とここに来た日が‥






始まりだったんだよな‥






そんな俺の気持ちに気づかず‥






無理矢理店に引っ張られる‥






メニューを見ながら麗子が聞いてくる‥






『 デザート‥ 雄輔‥ どうする‥? 』






『 いらねぇ‥ 』






こんな気分で‥ 食いたくないんだよ‥






葉月と一緒じゃなきゃ‥






って俺‥ どんだけ引きずってんだろうな‥






『 大人になったんだ‥♪ 』






大人か‥






コイツは俺の甘いもん好き‥






嫌がってたからな‥






格好悪いって‥






それに引き換え葉月は‥






いや‥






考えても仕方ねぇ‥






店員を呼ぼうと店内を見渡すと‥






見つけちまった‥






俺から視線を外すように外を見る葉月を‥






タイミングって‥ 悪い時は悪いんだな‥






『 ねぇ‥ 雄輔‥ 』






『 なんだよ‥ 』






『 今日‥ 雄輔ん家‥ 行っていいかな‥ 』






俺の手の上を指が這う‥






『 何しに来んだよ‥ 』






『 雄輔と‥ シタい‥ 』






得意の色っぽい上目遣い‥






『 もう‥ そんな関係じゃねぇだろ‥? 』






言いながら考えが他に向かう‥






そんな関係じゃないのに‥






なんで葉月‥






観覧車でキスしてきたんだ?






なんで‥






キスしてってねだったんだ?






『 また‥ なれない‥? そういう女に‥ 』






物思いを破るように‥






華やかな蝶が‥






甘ったるく囁いた‥















→NEXT

みきれなママのお部屋

☆葉月(33)☆