『やだ‥いいから‥』





『よくないだろ?』





『自分でするから‥』





『今日は甘えるって言ったろ?』





『それとこれとは‥』





『なんだよ‥』





『恥ずかしいから!』





『い~から!』





雄に強く言われあきらめた‥





こうなったら意地でも聞かないのよね‥





『‥背中だけだからね‥』




雄に背を向ける‥





腕をクロスさせてTシャツの裾をつかんでゆっくり上に引き上げる‥





雄の視線を背中に感じる‥





身体が熱くなるのは熱のせい?





それとも‥





『いい子‥♪』





雄があやすように言い背中に近づく‥





『髪‥どかして‥』





片方に寄せると雄がうなじに唇をあてた‥





『雄‥』





『悪い‥つい‥』





背中で笑う気配がする‥





『さすがに今日はおとなしくしてるから‥』





そう言って背中を拭き出した‥





タオル越しに感じる雄の手‥





たくさんの人に差し伸べられるその手‥





今は独り占め‥





なんて思っていると‥





『前も拭いてやる‥』





耳元で囁かれる‥





後ろから‥フンワリと‥





腕を回してくる‥





もう‥





雄の‥バカ‥





でも‥口ではそんなこと言いながら‥





ちゃんと私に触れないように気をつけている‥





逆にその優しさに‥





こっちがヘンになりそうよ‥













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