伊豆の黒文字の製品をご愛顧くださり、ありがとうございます。


かつて(戦前)伊豆半島には波打つように黒文字が群生してる伊豆らしい森がたくさんあったそうです。
山林が、国の政策により、杉や檜に皆伐され、炭焼き文化も途絶えてしまった昨今の山の荒廃は、皆様もご承知のことと存じます。

おかげさまで「ここにも黒文字が自生しているよ!」「うちの土地を使って良いよ!」というありがたい応援をいただきながら、黒文字の採取と、少しながらの山の手入れを続けてくることが出来ています。

しかし、低木である黒文字の木は、杉や檜の密集した暗い人工林には生育することができません。
黒文字が自生している山林自体がずいぶん少なくなっており、放置された人工林は、保水力が弱まり、土砂災害等の危険も多くなってきています。

私が黒文字という植物に出会い惚れ込み12年目を迎えました。
本格的に自分で薪火を使って六次産業化を目指し、黒文字天然香料を蒸留し始めて10年が経ちます。
山林で活動するたびに、山の環境を少しでも改善出来ないか?とずっと考えております。

この度、新たに広い山林を活用させていただく機会に恵まれましたので、かつての黒文字が波打つように生育していた伊豆らしい「黒文字の森」を復活させたいと願い、賛同、ご協力いただける伊豆の黒文字苗株オーナーを募集致します。

会費は、山からの苗の移植作業、挿木による苗の増殖、山林の整備、黒文字蒸留所及び作業所のメンテナンス等、黒文字の森創りに使わせていただきます。

ぜひ、私どもと一緒に森づくりのお手伝いをしていただけませんでしょうか?
何卒ご協力とご支援をお願いします。


合同会社マザーアース 代表 平山早苗