小田原市
報徳二宮神社
私の通った小学校にも銅像が有りました!
茅の輪
夏越しの大祓
6月23日少し早かったですが、茅の輪をくぐりました。
報徳二宮神社は二宮金次郎(尊徳)さんを祀っています。
神様になった金太郎さんってどんな人?
シバを背負って仕事の合間も惜しんで本を読みながら働いた勤勉な人
これが私の金次郎さんのイメージでした。
(同じ人多いのではないかしら?)
二宮金次郎さんは、実はとっても偉い人だった!
報徳訓
父母の根元は天地の令命にあり
身体の根元は父母の生育にあり
子孫の相続は夫婦の丹精にあり
父母の富貴は祖先の謹功にあり
我が身の富貴は父母の蓄善にあり
子孫の富貴は自己の勤労にあり
身命の長養は衣食住の三にあり
衣食住の三は田畑山林にあり。
田畑山林は人民の勤耕にあり。
今年の衣食住は昨年の産業にあり
来年の衣食住は今年の艱難にあり
何年歳々報徳を忘れるべからず
金次郎は裕福な農家に産まれました。
勉強の環境にも恵まれて育ちます。
所が異常気象の年に、雨が多く降り川が度々氾濫し作物が流されてしまいました。
両親は借金をするようになり、家や田畑を手放さなけばならなくなりました。
両親も疲労で亡くなってしまい、兄弟と離れ離れになりました。
親戚の家に居候中は、過酷な環境の中で働き、困難な中でも勉強を続け、積小為大を実践し、節約、倹約しながら貯蓄をした後、ついに実家の農地を買い戻して再建させたのでした。
積小為大(せきしょういだい)
夜勉強の為に灯す油代を節約する為に、一握りの菜種を育て7〜8升の油を採取する。
稲の捨て苗を荒地で丹精込めて育て一俵の籾を収穫する。
人が捨てるような物や無駄だと思うもの
ほんの少しの量も
丹精を込めて手を加えて育てれば
“何倍にも増え役に立つ”
これを毎年繰り返すことで、大きな成果となる。
(直さんの解釈)
その功績が認められて、600以上の地域の貧困で苦しんでいた農村を報徳思考、報徳仕法を軸にして立て直していったのだそうです。
金次郎さんの名言
住を簡素にし、服や食を粗末にするのは
資本を作り困窮する万人を救う為である。
目的が有るのが倹約である。
人皆、貨財は富者の処に集まると思ども
然(しか)らず
節約する処と勤勉する処に集まるなり。
きゅうりを植えればきゅうりと別の物が
収穫できると思うな
人は自分の植えたものを収穫するのである。
人間の欲を認め、心もお金も同じに豊かに育もうという倫理は、農政の救済を超えて幅広い分野に浸透していきました。
私は最乗寺を訪ねた後、小田原城を堪能し、ご一緒したエミちゃんが1番行きたかった二宮金次郎さんの神社に行きました。
多分私だけの1人旅なら立ち寄らなかったと思います。
だからね、やっぱりご縁って不思議ですよね。
何気なく、偶然、誰かに誘われてなどというワード。
何かあるぞ!!
自分で望んで行くのとは違うので、そのような考えに結びつけるのは難易度が高いのですが。
私の経験から、実はとって大切な意味が隠されている事が多いです。
隠されているからね。
行った時は全く気が付かなくても…
忘れないうちに根気よく考えたり探してみよう!
私も自宅に帰ってから二宮金次郎さんのプロフィールを調べて「へぇ〜」となりました。
金次郎さんが実践していた『積小為大』
通ずるものを私は数年前に書いていました。
何気なく、たまたま、偶然というワードには、自分にとって重要な意味が隠されているかもしれません。
二宮神社参拝から繋がりで…。
実は武里駅にも二宮金次郎さんの銅像が!
昨年(2021)だったかな?
武里駅西口ロータリーに建つ「金子商事ビル」の横に銅像が立ちました。
ひっそりと金次郎さんがいらっしゃるんですのよ
私、わざわざ金次郎さんの銅像を見に行かなくてもと思っていたんです。
銅像が金子商事さんのビル横に立ったのは偶然だけど。
それが自分のお店(エンジェライト)の近くで、私が良く通るのは偶然じゃない気がします。
些細などんなことにも、自分にとって何かあるかも?と、もう少し深く意識を向けてみよう。
よーく探していくと自分の人生パズルの完成の為に重要な『ワンピース』が落ちているかもしれませんよ。