【お知らせ】の欄まで読んでる人はなかなかいないと思うのだけど…。

実は、一週間ほど前にさりげなく、公開のマイルールを変更していた私。

 

毎日0:00に『陳情令/魔道祖師』『山河令』『天官賜福』を曜日別に出していたのを…。

 

「ゆっくりのんびり適当な公開にするよ♪」って。

 

…でもね。

変更なく毎日書いてる自分がいるの笑い泣きあせる

 

毎日読むのが習慣になってしまっている方々(笑)

そのうち途切れるかもしれないけど、心配しないでねニヤリキラキラ

←しないよってか。

 

画像引用元:©Shenzhen Tencent Computer Systems Co.,Ltd.

 蘭室に置かれた白磁の大きな亀を前に、藍啓仁は自慢の髭をひと撫でした。

 この亀は以前からここに在っただろうか。記憶を懸命に辿ってみる。

 魏無羨が公然と雲深不知処に出入りするようになって以来、至る所で規律が乱れ、心をかき乱されることが増えていた。もう少し若ければ、毎日のように怒りで興奮し、血を吐くことになっていたかもしれない。

 姑蘇藍氏は決して、あのように浮ついていてはいけないのだ。期待を込めて育てた甥は、あろうことか道を踏み外し、規律を乱すことに加担しているかのようで、余計に腹立たしくなる。

「藍先生、お呼びでしょうか」

 ちょうど現れた藍思追の呼びかけを聴いて、威厳を保ちながら、藍啓仁は軽く頷いた。

 それにしても……。

 この亀はいったい、どこから現れたものなのだろうか。

 

『魔道祖師』始まりは「蘭室」のページより 

 

ああ…。そうか。

原作第四巻の番外編読んでない人にはわからないのかあせる

 

この「亀」は露店の輪投げで魏嬰がとったもの。

藍湛は不細工な「ロバ」のぬいぐるみとそして…。

魏嬰の首に輪を投げかけた。

 

だって…、ね爆  笑ラブラブ

「輪がかかったら自分のもの」だって教えられたから(笑)

 

 藍思追は右手で額を打ち、天を仰いだ。

(またしても……)

 何故、自分はこんなに巡り合わせが悪いのだろう。静室を訪れるたびにそう感じる。

 いつものように藍啓仁の使いで藍忘機の静室を訪ねた藍思追は、自分の目を疑った。

(あの含光君が……。春の陽気の中、真昼間に、床に寝そべり眠っている!?)

 もちろん、隣には魏無羨が転がっていた。

 開け放たれた静室の扉に、何の心の準備もなく近づいた藍思追は、あまりの出来事に初め、藍忘機が倒れているのかとさえ考えたのだ。ほどなく眠っているだけとわかったが、あまりに気持ちよさそうに眠る二人を起こすには忍びなく、藍思追は静室の庭先で石像のように固まっている。

 二人が服を着ていてくれただけ、まだ良かった……と、そう思いながら。

「何やってるんだ、思追」

 聴き慣れた声にふと我に返る。

 現れたのは、別の用事で訪れた藍景儀だった。

 

『魔道祖師』「静室」注意報のページより

 

何だろう…。

もはや、思追は私の中で、そういう役周り(笑)

 

二人の子供だから、仕方がないのかしら?

 

今回は、この思追の部分が一番最初に出てきたのよ。

 

要は…。

これの続きでもある。

 

 ばっしゃんっっ。

 大きな水飛沫をあげて、藍景儀は川の中に倒れ込んだ。大笑いする魏無羨の声が、雲深不知処の裏山に響き渡る。

「ひどいよ、魏前輩! 何で俺を蹴るのさっ」

「はははははっ……。俺に背中を見せたお前が悪い。油断大敵だぞ」

「……水鬼か、あんたは」

 小さく呟いたその藍景儀の声は、流れゆく水音にかき消される。

 課題を再提出しに来ただけだったはずの藍景儀は、成り行きで今、ここにいた。

 雲深不知処の裏山、少年時代の魏無羨が姑蘇藍氏の座学時代によく、聶懐桑と遊びに来ていたという場所に。

 何と言う事はない……。

 藍忘機は藍啓仁の使いできたという藍思追に連れられ、蘭室へと出掛けてしまい、体が空いてしまった魏無羨に藍景儀が捕まった……というだけのことである。

「景儀! 後ろだ後ろっ。魚がいる!」

 魏無羨の声につられて、思わず後方を振り返った藍景儀は、再び、大きな水飛沫をあげた。

 

『魔道祖師』さすがにひどいっす魏前輩のページより

 

魏嬰も魏嬰だけど…。

懲りずにひっかかる景儀も景儀だ…と。

『陳情令』第四話での聶懐桑を景儀に置き換えて観ていただけたら…と思ったりするニヤリキラキラ

魏嬰が懐桑に…。

「后面后面!(houmian houmian)」ってやるとこ。

 

 広大な敷地の雲深不知処――。

 春の陽気に誘われて、少しだけ、外の空気を吸ってみようかと寒室をあとにした藍曦臣は、木霊する誰かの笑い声を聞いたような気がして、足を止めた。

(空耳だろうか……)

 いや……。この「大声を禁ずる」雲深不知処で、あんなに響き渡る声を出す主と言ったら、彼しかいないだろう。

 雅正を重んずる姑蘇藍氏にはとてもそぐわないと評される人物。魏無羨が初めてこの雲深不知処を訪れた少年の日には、こんな将来が来るなどと、藍曦臣は想像もしていなかった。

(もしも、魏無羨が金光瑶の策略に嵌ることなく、滅びることがなかったとしたら……。忘機とは知己のまま、雲夢江氏と姑蘇藍氏の絆を深める役割をしていたのだろうか……。いや、どちらにしても、結果は同じだったかもしれないな……)

 そう考えなおすと、藍曦臣はまた歩き出した。

 夷陵老祖、魏無羨が乱葬崗の掃討戦で、その体を失ってから十三年――。

 彼を待ち続けていた藍忘機は今、穏やかに日々を過ごしている。

「十三年か……。それだけの時間が流れたら、私も変われるのかな」

 あれからどのくらいの月日が流れたのか。

 冬の後には、必ず、春が訪れるはずなのだ……。

 

『魔道祖師』ちょっとだけ真面目なページより

 

藍曦臣の部分は悩んだ…。

「雲深不知処オールスターズ」みたいなの書きたいな…と思って、藍啓仁から始めてみたのはいいけれど…。

 

立ち直った状態にするか、まだまだ落ち込んだ状態にするかで二日悩んだ笑い泣きあせる

 

 

にんなさんのところの彩さんと旅に出た状態のままにしようかとも考えた(笑)

確か、これ下矢印 

 

 

結果…。

時間が解決してくれるバージョンに落ち着いたニヤリキラキラ

 

ちょっと…。

文章が上手く作れなくてわかりづらくなってしまった感。

観音廟後の藍曦臣は、やっぱり難しいな…。

 

 

「次の清談会は、雲夢江氏で行われる」

「…………」

 蘭室へと呼び出された藍忘機は初め、彼の叔父である藍啓仁が手を置いているものを見て、とうとうこの日がきたかと考えた。

 露店の輪投げで手に入れた、大きな白磁の亀。弟子たちの教育のためにと言う、魏無羨の言葉が気に入り、蘭室に置いてはみたものの……。

 それが本当に役立っているのかどうかは、微妙なところだった。想像を鍛えるという点では、良かったのかもしれないが。

 おさまりがいいのか、甲羅の部分に右手を載せたままで、藍啓仁は続けた。

「忘機。江宗主から、今回は是非、お前たち……、お前と魏無羨に出席して欲しいと信書が届いている」

「…………」

「聞こえなかったのか、忘機。何故、黙っている」

「……叔父上。清談会の件は承知いたしました。しかし……」

「しかし、何だ」

「いえ……何でもありません」

 何故いきなり雲夢江氏から招待が来るのか……。不思議に感じたものの、藍忘機は言葉を濁した。

 それよりも今は……。この厳格な叔父に、白磁の亀の問題を気づかせてはいけない。

 

『魔道祖師』意外に気に入られた亀のページより 

 

あまりにも平和な日常を描きすぎて…。

 

長い時間考えても、オチをつけられなくて困っている。

 

もう…。

そんな日もあるよね、と諦めてみたあせる

 

「藍湛」

「何事」

「江澄が蓮花塢に俺たちを呼ぶなんて、いったい、どういう風の吹き回しだろうな……」

 ちゃぷちゃぷと……風呂桶の中で水を掻きながら、魏無羨は疑問を口にした。

 藍忘機はと言えば、その傍で文机に向かい、藍景儀が再提出してきた課題を添削している。

「絶対、何か企んでるはずなんだよな。本当に行く気か、お前」

「……君は行きたくないのか?」

 行きたくないと言ったら嘘になるだろう。だが素直に喜べない何かが……ある。

「それよりお前、まだそれ終わんないのか」

 考えてもわからないことをいつまでも考える質でもない魏無羨は、その疑問にとうとう飽き、次なる興味へと気持ちを切り替えた。

「あと少し」

 藍忘機は丁寧に頁をめくり、一字一句を確認する。

「早くしないと俺、眠っちゃうよ」

「……君は今日も昼寝をしていたと思ったが……眠れるのか」

「若いのと川で遊んできたからな」

 得意気に言う魏無羨を横目で確認すると、藍忘機は静かに筆を置いた。あくびをしかけた魏無羨が期待を込めて目を輝かせる。

「……慣れない昼寝をして、眠れなくなった誰かさんは……俺で遊ぶんだろ?」

 今夜もまた……。

 こうして雲深不知処の平和な一日は過ぎていく――。

 

『魔道祖師』最終的には全部これ、のページより

 

今夜もまた、頑張った自分を褒めてあげたい笑い泣きあせる

 

 

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