年が明け…。

 

1月が誕生月の私は、毎年この時期に何故か…。

 

ちょっと精神的に疲れやすくなるのよね。

 

疲れてる時って、いろいろと理性が働かなくなるじゃない。←私だけか?

どうにもこうにも調子が出ない。

 

とうとう力尽きるのか…ガーン

「也好」 それもよい。

 

「魏嬰……」

「……藍湛! やっぱりダメだ。早く来てくれ!」

 大げさに騒ぎ立て、魏無羨は両腕を伸ばした。濡れた上半身はすでに何も羽織っておらず、彼の白い素肌が気分の高揚を表しているかのようにほんのりと紅く染まっている。

「……魏嬰。君は少し、我慢を覚えた方がいい……」

「何で、そんな我慢が必要なんだよ。いいから、早く」

 藍忘機は軽くため息をつき、体を動かした。

 

 雲深不知処の冷泉――。

 

 姑蘇藍氏以外の者が慣れるには、かなりの時間を要するとされるほど、肌を突き刺すように冷えきった泉に今、魏無羨は浸されていた。

 

『魔道祖師』冷泉…それは想い出のページより 

 

くすっ。

そりゃあ、冷泉に浸かってるんだから、服は脱いでるわよね。

肌を刺すような冷たい水なんだから、白い素肌が紅くもなるわよね。

 

「我慢して浸かってろ」

って言ってるのに、冷たいとか騒ぐから、藍湛も呆れてるのよ。

 

…だあれ?

温かい布団の上を想像した人はニヤリキラキラ

 

「藍湛! 寒い寒い寒いさむ……」

 ガタガタと震える歯を打ち鳴らしながら、待ちきれずに魏無羨は藍忘機へと飛びついた。

 素肌が触れあい、魏無羨の凍えた体が生き返る。

 抱きつかれた藍忘機は、そのまま手を魏無羨の背中へと回し、癒えぬ傷を指先で優しく撫でた。

「……冷泉が嫌なら、次はこのような傷を負わぬように気をつけることだ」

「いつもならお前の霊力でちゃちゃっと治してくれるのに、なんで今回に限って冷泉なんだよ。とうとう『静室への風呂桶持ち込み禁止令』でも出たのか!?」

「そんな規則は……ない」

「だよな。そんな規則まで作りだしたら、雲深不知処の規石に彫られる決まり事は、4000どころか5000越えだ」

 魏無羨の戯言に藍忘機は軽く口角を上げ、微笑んだ。

「……君のためにできた規則も……少なくはない」

「お前……またそうやって、昔みたいに『ない、ない』って言うなよ。冷泉の冷たさは、心まで冷やすのか?」

「そんなことは……ない」

 言いながら、藍忘機は魏無羨の頭をぽんぽんと優しく二度叩いた。まるで、子供をあやす様に。 

 

 『魔道祖師』温もりに抱かれてのページより。

 

いい年した殿方二人が…。

泉の中で、裸になり…。

いったい、何をやらせているのだ私は…と。

 

色々と悩むべきところは多いのだけれど。

 

あくまで、原作の話として。

前塵での冷泉シーンって…。

画像引用元:©Shenzhen Tencent Computer Systems Co.,Ltd.

実際、どこまで脱いでるんだろう?

さすがのアニメでもこの時、下は穿いてたよ(笑)

 

 魏無羨は足を蹴って靴を脱ぎ投げ、続いて着ていた服をあちこちに適当に脱ぎ散らかす。

 

『魔道祖師』第1巻169ページより引用

服を脱いでるのはわかるんだけどね…。

問題は、どの服までってコトさ。

 

服装史に詳しくないので、下衣がどうなってるのか、とか。

さらにその下の布きれはどうなってるのか、とかはよくわからない。

 

布きれ…。

 

まるで、ドラクエの装備みたいに言ってみた笑い泣き

だって、名称もよくわからないんだもんあせる

 

修練の場だと言うのなら…。

よくよく考えてみたら、脱ぐ必要なくないか?

 

なんて…。

BL的サービスの根本を覆す、問題発言(笑)

 

…治療目的なら、なんとなく理解できる爆  笑

でも、脱がない『陳情令』

 

ああ…。まだ戻って来るな、私の理性あせる

ちょっと我に返りかけてきた。

 

「お前さぁ、いつも『ない』で会話終わらせるのやめなよ。すごく冷たく感じるから。そんなふうに女の子と話したら嫌われちゃうぞ? そうそう、雲夢の女の子たちはすごく綺麗なんだよ。姑蘇の女の子たちの綺麗とはまた違う感じなんだ」

 

『魔道祖師』第1巻171ページより引用

 

「絶世のめいなんず」に向かって、「綺麗」を説いてもねぇ…。

興味なかろうものよ…と今、原作を確認してて考えてしまった。

 

やっぱり、私は冷静になってしまったらしいガーン

このままでは、二次創作の行方が変わるぞ。

 

 冷泉の冷たさにようやく慣れ、魏無羨は昔を思い出したかのように泳ぎ始めた。

 莫玄羽の体でも、水の中で苦も無く動けることを改めて認識する。霊力は低くとも、この体は他人の魂と融合する才能にだけは恵まれていたようだ。

 生まれた時から馴染んでいた体のように……。

 或いは、生まれる前から一定の経験を積んでいたかのように……。

「なあ、藍湛。そのうちさ、あそこへ行ってみよう」

「わかった」

「……俺、まだ、場所言ってないけど?」

「君が行きたい所なら、どこへでも」

 泳ぐ魏無羨を眺めながら、藍忘機が即答する。

 「藍湛……。お前、俺が善人で本当に良かったな。惚れた相手が悪人だったりしたら、今頃……うぐぉわっ……」

「魏嬰?」

 話の途中で突然奇矯な声を上げ、魏無羨は水中へと消えていった。

 

『魔道祖師』これはもしや寒潭洞への招待状!?のページより

 

ここを汲み取ってもらえるかな…? とか、想像しながら書く文章。

 

わかってもらえると、とても嬉しい。

真面目にくだらないことを書いてるから笑い泣きあせる

 

今日は…。

始まりがラブラブラブラブラブラブだったので、普通に終わってもいいかしらね?

 

 

「なんで、いきなり足が攣るかな」

「……冷たい水の中で泳ぎ続ければ、そういうこともある」

 水底に沈み、筋肉の痙攣に耐えていた魏無羨の体は、すぐに藍忘機によってすくい上げられた。ほとりにある、平らな青石に寝かせられ、手当をされている。

 大の字になったまま、魏無羨は大きくため息をついた。

「この体、弱すぎる」

「……君の使い方が荒いだけだ」

「は? 藍湛。お前がそんなこと言うのか? 俺の体の使い方が一番荒いのは、お前だろ」

「…………」

 返す言葉もなく、藍忘機は珍しく、困ったような顔を見せた。

「ああ、もう、そんな顔するなよ。その件に関しては、俺が望んでるんだから仕方がない」

「……うん」

「そこだけは素直だな、藍湛。それよりな……」

 冷泉で冷えた体を青石の上に裸のまま寝かせられ、魏無羨はどうしようか悩んでいた。このまま服を着ないか、それとも着るか……。

「……藍湛。俺、ちょっと寒いんだけど、どうしたらいい?」

 魏無羨は両腕を伸ばし、片目を軽く閉じてみせると、藍忘機に選択を委ねた。

 

『魔道祖師』結局、こうなる二人の夜のページより

 

ものすごい余談なんだけど…。

 

この後、魏嬰は思いっきりまた、足が攣る(笑)

本文に入れたかったのだけれど、秘密秘密秘密が書けないので、当然のごとく、それも書けなかった笑い泣きあせる

 

選択を委ねてるけど、答えはひとつ。

 

内容が…ないようラブラブラブ

疲れてると、もう抑えがきかん。

あまりにストレートに書きすぎた感のある今日…。

 

魏嬰は結局、どこに行きたかったんだろうねぇ(笑)