こんにちは!
リポーターのゆかんじぇです。
本日は、とある視聴者の方からのご指摘を受け、魏嬰さんに直撃インタビューを試みたいと思います!
「あ!魏無羨さん!こんにちは!お忙しいところ、すみませんっ。ちょっといいですか!?」
「…?」
「あの、実は櫟陽常氏のお屋敷で起きた事件について、あなたを訴えたいという方がいらっしゃいまして…」
「……?」
「暁星塵さんが薛洋さんを捕えようとした時に、あなたが『イカサマ』をしたのではないか?との情報が…」
「これ…なんですけど…」
「ら…藍湛!救我!!」
「…何事?」
「あ!藍忘機さんっ。先日はありがとうございました。本日は、魏無羨さんの行為について、確かめにまいりました!」
「……」
(…う…。魏無羨さんを守ろうとするオーラが…怖い…。でもお仕事だから、聞かなくちゃ!)
「えっとぉ。暁星塵さんと薛洋さんが一対一で戦っている時に、魏無羨さんが変な…いえ失礼、怪しい…いえ、あの…と、とにかく、術を使って、薛洋さんが負けるように仕向けたという情報が入りまして…。…で、あの…。それが本当なら、罰を受けるべきではないかとのご意見が一部から…」
「魏嬰…」
「…それで、当事者である薛洋さんからの提案で、罰が三つほど用意されているのですが、その中から、魏無羨さんご本人がひとつ、選んでいいとのことでして…」
「…藍湛。俺、そんなことしたっけ?覚えてないんだけど」
「…魏嬰。…あの事件は実は私も気にしていた。一緒に姑蘇へ帰り、罰を受けよう」
「おい!藍湛っ。そんなに引っ張るな。姑蘇で何する気だよ!また戒尺で300回たたく気か?それとも、蔵書閣で家訓を写す!?ちょっ、やめろ!放せっ。藍湛~~~」
「あ!ちょっと待ってください。含光君!等等!站住!魏無羨さんを連れて行かないで!まだ話は終わって…ない…」
…また、逃げられた…。
薛洋さんは、「温氏の地下牢で熊と戯れて欲しい」なんて言ってたけど、さすがにそれは…ね。
…まあ、含光君のことだから、きっと一緒にまた、戒尺で打たれていただけると思うけど…。
…ふぅっ
あの二人からコメントをとるのは、なかなか難しいわ…。