今日乗った京葉線で、
おばあちゃんのお膝に座っていた四歳くらいの女の子がお遊戯の歌を手振りつきで歌いだしました。
前に立っていたお母さんが、しゃがんで娘ちゃんの視線までさげて、
しー、しー、お歌はあとで
と小さな声でさとしていたのですが、女の子は全フレーズ歌いきり、
ありがとうございました!
とお辞儀しました。
お歌からお辞儀までが幼稚園などで習った一連の動作だったんだと思います。
彼女はやりきりました。
お母さんも見過ごすのでもなく、怒鳴るのでもなく、好感度の高い対応をされていたし、女の子の声が愛らしかったし、まぁ、とにかく一曲終わったので、わりと車内はあたたかい目でいて、見守っているかんじで、
お母さんも娘ちゃんに、
ありがとうございました。もう歌わないでください。
と、小さい声で言っていて、私も、このお母さんはたしなめかたが上手だなぁって思っていたんですが、
娘ちゃんが
ありがとうございました!
次は○○○を歌います!
っていってまた歌い出し、
同時にお母さんが、
ちょー、。やめっ。。ママ、もう、うたわないでちょうだいっていったよーってお遊戯で振り回してる娘ちゃんの両手をつかんで、それでも娘ちゃんは普通に歌い続け、もはやお母さんと娘ちゃんでお遊戯しているような状態で
そしたら隣に座っていた人が吹き出して、車内がちょっと面白い感じになりました。
むすめちゃんには
おかあさんの、
しー、っていうのも、
お歌はやめてください。ていうのも耳にはいらず、
ありがとうございました。
しか残らなかったんだと思います。
男の子って、自分の世界にはいっちゃうのがうまくて、そのときは、聞きたいものしか聞こえなくて、たとえ叱られてるときでも、宇宙と交信してるんだか、まったく聞いてない感じ!
と息子が小さいときによく思ったものですが、女の子もそうなんだなぁ、と思いました。
公共の場での子供の様子に、お母さんの対応がいい感じだと、なんかあったかい気持ちになりますな。
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