みずがめ座の気持ち~変わり者ではありません、普遍的な視点の持ち主です~ | ヴィーナス(魅力)の誕生

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「星の癒しエッセイ 星座の気持ち」過去のバックナンバーは下記からどうぞ。

 

「星座の気持ち」http://www.angeliclovers.com/sign.html

今回はみずがめ座です。

(※みずがめ座の人が、という意味ではなく、みずがめ座という星座のエネルギー、質についてのお話です)

一説では、西暦2000年以降、みずがめ座の時代といわれます。

 

みずがめ座の時代とは

http://www.angeliclovers.com/uranus.html

みずがめ座は時空に縛られない星座です。みずがめ座の時代といわれる今人々がネットで時空を超えて一瞬でつながる時代が実現しています。

 

 



 

みずがめ座は狭い世界だけにしか通用しない古い価値観やルールをはるかに超越して、より広くグローバルな世界に通用する自己を、進化させていく星座です。

しかし、既存の社会システムに依存しない星座でもありますから、既存のシステムに依存したグローバル社会からさらに先を行った場合自給自足、ローカリゼーションを見据えます。

つまり、そのシステムが破壊したら路頭に困るというようなことがないよう先見性とアンテナを持って同じ未来ビジョンを持つ仲間やネットワークで時代を先取りします。


そういった意味で、自給自足はみずがめ座の時代の象徴です。

農業というと、地の星座おうし座を連想しますが、おうし座の農業とは、大地とつながり、大地の恵みを謳歌する感じです。なんといっても素材第一のグルメな星座ですものね。


それに対してみずがめ座の農業とは、自給自足=既存のシステムからの自立といった感じです。このことに気づかせてくれたのは、小説『百姓レボリューション』でした。

 

 



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~『百姓レボリューション』の紹介~


10年後もたたないうちにやってくるといわれる食糧価格高騰や食料危機問題、経済の激動、大地震、革命。全ての問題を解決する鍵が「自給自足」「農業」にあるかもしれない。

スピリチュアルアドベンチャー小説『天上のシンフォニー』(講談社)著者の伯宮幸明氏待望の新作で、昨年2月11日、東日本大震災の1ヶ月前に発売されました。

 

発売1ヵ月後、まさに小説の中に書かれていること(大震災、ガソリンスタンドが閉まっている等)が現実社会の中でおき、ビックリしたものです。

『2013年 貨幣経済が崩壊し、日本は無政府状態となる。東京は関東大震災により壊滅し、ゴーストタウンと化す。大混乱の中、500人の百姓たちが立ち上がった。』

●『百姓レボリューション』1500円 購入はこちらから

http://www.zenquest.net/index.php?go=YKKuBV

●伯宮幸明ロハスピ・コラム
http://ameblo.jp/column-takamiya


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余談ですが、私は、有機農業のメッカである埼玉県小川町で生まれ育ちました。

地元で、地域の有機農業を引っ張っていき、自給自足の確立はもちろん後進を育てるまでの研修システムを確立した方に金子よしのりさんという方がいます。

 

金子さんはNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも2010年前後に紹介されています。

以前その金子さんの講座に参加した私の家族が「金子さんは、
“100年スパンで職業を考える”と仰っていた。そしてそれを実際に実現している金子さんのような方には初めて出会った」と感動していました。

金子さんがみずがめ座さんか否かは存じ上げませんが、長期的・普遍的な視点で考えること、これはまさにみずがめ座時代の要です。少なくとも、84年以上(天王星の公転周期)のスパンで考えるのがみずがめ座です。

 



くしくも、平均寿命が80歳以上まで伸び、終身雇用制が崩壊し、年金の受給年齢も上がっている今、およそ60歳で「上がり」という時代ではなくなりました。

 

まさに、公転周期29年の土星が58歳までだとしたら、みずがめはそれ以降の年齢ですから、必然的に長期スパンで人生や物事を見る必要が出てくるのです。

それは社会や環境にもいえます。

 

既存の社会のシステム。大量消費や短期的な利益のみ追って環境破壊につながってしまうなど・・・問題は山積み。(これらは映画「幸せの経済学」などが勉強になります)「幸せの経済学」 http://www.shiawaseno.net/

みずがめ座は「(今のシステムが)ずっと続くと思ってるの?」といいます。

みずがめ座の視点は、より長期的で普遍的、なのです。


LOHAS、持続可能な循環型社会というのは、みずがめ座の時代のあり方かもしれません。

 

布ナプキンやマイ箸、マイ買い物バッグなどもみずがめ座の時代のグッズのように感じます。ただ、それらが評価されはじめたのはつい最近のこと。

だから、少し前の時代までは、このままの大量消費時代がずっとこの先も続くと、私含め多くの人が思いこんでいた時代では「変わっている」と思われたかもしれません。

けれど時代はみずがめ座の時代に移行し、とくに昨年の大震災はそれを加速したような感があります。

 

 

 

普遍的な見方はときとして「先見性」と評価されます。けれど、本当は「時代を越えて普遍的な価値があるもの」「持続可能な循環型」に通じている、きわめてまっとうな価値観です。

ある意味では、地球環境保護という視点から見たら以外にも、良い意味で保守的なのかもしれません。そういえば、みずがめ座は「固定宮」の星座ですね。

みずがめ座の時代からすれば破滅に向かうような既存の既得権益(環境破壊、大量消費など)のほうが「そっちの方が変わってると思う・・・」となるでしょう。

 



 

占星学の古典では、みずがめ座さんはエキセントリック、変わり者なんていう解釈もありますが、人生や職業や環境を100年スパンでみたとき、大体においては、変わり者ではなく、より普遍的な価値観を持ち時代の先を見通す冴えた姿があります。


もちろん、時には本当に変わっているというケースもあるのかもしれませんが、それにおいても「何を以って変わっている、の基準自体が時代によって変わる」「昨日の非常識は今日の常識(その逆も然り)」がみずがめ座のメッセージです。

そういえば、少し前に、マイミクさんから

★「高知県に原発がない理由だそうです」とのことで、下記の記事を教えて頂きました。
http://www.janjanblog.com/archives/60796

記事のメインとなる島岡幹夫さんが、みずがめ座さんか否かは当然ながら存じ上げませんが、記事中の

「しかし、時々、社会の価値観に自分を合わせるのでなく、自分の価値観に社会を合わせようとする人が出てくる。」はまさにみずがめ座のエネルギーのように感じました。

 

「自分のハートに従って」「本当の答えは自分の中にある」これは、みずがめ座の色、ターコイズのメッセージです。

 



みずがめ座の時代だからこそ、島岡幹夫さんのような方は高く評価されるでしょう。

 

311の原発事故後でこそ世論が認める至極まっとうな意見ですが、信じられないことに、つい30年位前までは、少数派だったのです。

そういった意味では、みずがめ座は「時代があとからついてくる」エネルギー。でも、それが加速しているのです。それはおそらく、時間の流れが加速しているからなのでしょうか。

結びに、ロマンチックな話を1つ。

 

私の友人のご主人様から直接聴いた話です。そのご主人様は、自然農の第一人者で著名な奈良県のKさんという師匠に研修に行ったそうです。

その際、Kさんは余談で
「土をさわっていると、人間がどこからやってきたかわかる」と仰ったそうです。

 

それは、なんと、「宇宙船に乗ってやってきた」と感じるのだとか。私はこの話を聴いた瞬間、「自給自足もみずがめ座のエネルギーだけど、宇宙船やUFOもみずがめ座のあらわす事物なのだよなあ~」と思っていました。


 

余談ですが、無農薬りんごを作られている奇跡のりんごの木村秋則さんも、その著書の中でUFOとの遭遇をお話されていました。「奇跡を起こす 見えないものを見る力」(扶桑社)木村秋則さん著イチオシの名著です。

さて、自給自足から宇宙船まで、話題がとびましたがいずれにしても、このみずがめ座の時代が
「1人は万人のために、万人は1人のために」循環型社会の実現につながることを祈り、日常の中で自分にできることを続けていきたいと思います。