母のキルトと回復力について思うこと | やわらかな青い風の便り

やわらかな青い風の便り

心、身体 魂、目には見えない世界のこと
遺族としてのグリーフ

 

2か月近くかかって作ったベットカバーが

やっと完成したと、

母がキルトを見せてくれました。

 

自分用のベットカバーなので

余り布を使い、

かんたんなモチーフで作ったそうです。

 

 

今年の5月に

癌の手術を受けたことを考えると

89歳で良くここまで、

気力と体力が戻ってくれたと思います。

 

癌以外にも、

ケガや手術、入院退院を繰り返し

その度に、回復してきた母を見ていると

 

人が回復する原動力になっているものは

何だろうと思うのです。

 

クライエントさんの変化を見ていても

それは心と身体と(おそらく魂も)関連していて

回復力に関連する要因が

人それぞれあるのだと感じます。

 

 

母は、ひと針、ひと針・・

布に針を刺しているときは、

余計なことは考えない

あっという間に、時間が過ぎてしまうと言います。

 

この集中力が母の回復力の

要因になっているのかもしれないですね。

母を通して学ぶことは多いです。

 

 

まゆみ