大正2年に購入した大変良い出来の雛人形で、修理に出した際に、野田芳正(岡本玉水の弟子)先生から、師匠(岡本玉水)のお父様の作といわれたそうです👀😆
昭和の超有名な人形作家「岡本玉水(1898~1962)」は、代々人形師の家系(
(有職御所人形師の岡本家、人形の頭を作る頭師らしい)の4代目に生まれたが、
分業制だった雛人形ではなく、全ての工程を一人で行う御所人形 に惹かれ、作っていったそうです。
https://www.museum.or.jp/report/114166
だから、所謂 岡本玉水の小さな可愛らしい御所人形と全然違って、これは普通タイプの雛人形のようです。
野田芳正先生(岡本玉水の娘さんと結婚したと思った)が曰く、これを作った師匠(岡本玉水)のお父様は名人と言われた方だったそうですが、なかなか人形は売れず、お酒ばかり飲んでいたそうです…
野田先生は逗子に住まわれていました。
私は野田先生の人形が大好きで個展に行ってよく人形を購入し、家にも伺ったこともあります。
こちらの横浜の知り合いの方は、それとは関係なくて、どなたかの紹介で人形をたまたま野田先生に修理をしてもらったそうです。
後から聞いてどんな人形なのか見てみたいと思っていたので、今回初めて見ることが出来て感慨深いです(^^♪
大変素敵な大正の雛人形でした!
これからも娘さんに渡して、大切にしていって下さるとのことです☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
2024.4横浜の知り合い宅にて
岡本玉水
岡本玉水の典型的な御所人形
野田芳正 先生の人形