2歳児のイヤイヤ期を迎えている親御さんたちが、私の周りには多くて。

お子さん達の
「いやーーーー!えーん
に振り回されている様子を話してくれる。

お風呂の話
パパ「さ、パパとお風呂に入ろう!」
子「いやーーーー!ママがいい!ママと入るー!」
パパ「じゃ、ママと入ろう!」
子「いやーーーー!」
パパ「だって、今、ママと入るって…」
子「いやーーーー!」
パパ「えーーー滝汗


結局、その日はお風呂に入らずに寝てしまったと、パパさんが笑って話してくれました。

良いですね、イヤイヤ期。

当事者の時は、たまったもんじゃなかったけれど…。
育児が終わってしまったら、それさえも懐かしい。


イヤイヤ期
自分の言い放った「イヤ!」に、「筋を通す」なんてクソくらえ!って感じだし、
「イヤ!」って言ってることに根拠がない事が大半なんじゃないかと思う。
理由がある場合もあるけど、理由がないことの方が多いんじゃないかな。



「なんとなく」イヤなんだと。

理由はわかんないけど、
「なんか」イヤなんだと。

さっき良かったけど、今は
イヤなんだと。

良いよね。

大人になるとさ、
「断る(イヤって言う)」とか「怒り」とか
根拠を求められたりする。

私は小さい時から求められたけどね。

根拠があるなら、
根拠が説明できるなら、
「怒っていい」とか「イヤだって言っていい」みたいな設定が、私の中であったことに気がついた。

「どうして、怒ってるの?」
って、「どうして?」って聞かれた時に
ちゃんと答えなくちゃいけないって
「コレコレ、こういう事情で、
私、怒ってます。」
ってちゃんと説明できなくちゃ怒っちゃいけない。
イヤって言っちゃいけないって思ってた、長いこと。

それが、「大人」な感じがしてたんだよね。

それと、主張を変えちゃいけない…みたいな。
「YES」と言ったからには貫かなくちゃいけないってとこ。

貫くのが責任ある大人な感じがしてたんだよ。



でもさ…

理由なく
怒ったってイイじゃんか。

気分で断ったってイイじゃんか。

言いたいこと変わってもイイじゃんか。


「どうして怒ってんの?」って聞かれた時に

「さぁ、分かんない。」とか

「えーと…なんとなく?」とか

「別に?」とか

答えたっていいんだなぁー

「あの人、大っ嫌い!」って言った後に
「優しくしてくれたから、好き!」ってなってもいいんだなぁー

って、
2歳児のイヤイヤ期の話を聞いて思ったんすよ。

もう、何でもアリだな…と。



でも、イヤイヤ期はねぇー
ホントに大変…。

親御さんもお子さんも。

なるべく、親的には大らかに受け止めてあげたいけど、
いろいろ忙しかったりして心に余裕が無いとね…大変だよね。

それでも、大事な時期だとも思う。
自己主張の練習。


どちらも
頑張れーーーードキドキ