新しいライフスタイルと理想との乖離 | 7月7日、A型、晴れ。

7月7日、A型、晴れ。

青山で働きながら世界の絶景を旅する7Aの旅メモ帳

私はここ2ヶ月ほぼ家にいます。


最初の1ヵ月は術後の大量出血などでベッドから立てず
治ってきた頃に
次の1ヶ月は緊急事態宣言で家から出れず
今はさらに次の1ヶ月が始まっています。

私が最後に化粧をしてヒールを履いて

繁華街と呼ばれる場所へ外出したのは2/24でした。

最初の1ヶ月の頃は自分の治療に精一杯だったり
治ったらどこかに行こうと考えていましたが
次の1ヶ月目に入るとどこにも行けないことがわかり
また、外に出るたびに全てを消毒したり自分自身も丸洗いしたり何も誰にも触れたくない生活に全く外に出る気がしなくなってしまいました。
4月頭に病院に1度行ったきりほぼ家に引きこもり近所の散歩すら怖くてやめてしまいました。

私は自分の病気が再発してまた手術をしたこともショックでしたが、

それ以上に今の日々が恒常で悲観的になる理由がある日
香港在住の川島さんのメルマガを読んだ時にハッと気付きました。

 

(以下引用)
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すると、どうなるのかというと
人々が憧れるライフスタイルが変化していきます。

外食→自炊
オフィスワーク→在宅or屋外ワーク
共用スペース→専用スペース
タワマン→戸建て
都会→田舎
大人数居酒屋→少人数BBQ
旅行生活→地元生活
見せる服→実用的な服
公共交通機関→マイカー
夜更かし→早寝早起き
ショッピングモール→通信販売
不特定多数恋愛→家庭的に

なっていくと考えられます。
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川島さんメルマガ(https://kawashimamm.com/
コロナについても早いうちから様々な情報を配信されております。



これから理想とされるライフスタイルが
私が物心ついた時から思い描いていた理想と

ほぼ真逆に位置しているからです。

私の好きなこと・ものは全てハイリスクに分類される。

海外旅行
クルーズ旅行
ヨーロッパ
飛行機
客船
パーティ
日サロ

逆に言うとローリスクな趣味が全く無い。

急に今までブレずに貫いてきた人生の指針を変えないといけないと世界から言われている感、これが一番テンションが上がらない要因だと言うことに気がつきました。

 

理想生活に私の理想と現実が一つも当てはまらない。せめて戸建でよかったなぐらいしか。


私は都会のオフィスで働き、見せる服を着て海外旅行生活をして、都会で不特定多数恋愛をして何事も不自由無く生きてきました。

ところが今後は家、すなわち家庭単位で物事を完結する生活になって私のような生活をしている人は恐らく今後白い目で見られるのです。

(別に家族が嫌いなわけでは全くないですが)
そして今トレンドの自粛生活満喫SNSを見てもそこに羨ましい感情が全く湧いてきません。


自分なりに家で何をしたら楽しめるか考え

ベランダにビーチベッドを購入して日焼けしたり、

パラパラをひたすら踊ったり、

世界遺産を黙々と勉強したり。

ただそれらは日々の暇つぶしであってその先のゴールが無いのです。

 

日焼けした肌で着飾って行く場所、

世界遺産を勉強したら実際に目で見る場所、

その目的があるからこそ暇つぶしが準備となるのです。

その目的の矛先が今後近い未来にないのです。

意味のない暇つぶしはやがて無意味になってどうでもよくなってしまうのです。


つまり家の中にゴールがないと

家の中でやることが私にとっては無意味になってしまうのです。


暇さえあれば今週の明朝の航空券を買って、

全国全世界ひたすら飛んでいた生活はもう戻って来ないでしょう。

そして私だけかと思っていたら家族も同じ様な考えで、

毎日起きてはやることが無くひたすら寝る日々になりました。

起きる理由がさらに見当たらなくて家族でやることがないねと言ってはじゃあ寝ようかという日々です。

贅沢な悩みかもしれません。
なぜなら2.5月前は病院のベッドの上で管が外れて自由な身体になったことに幸せを感じていたのだから。自分でトイレに行けることですらこんなに嬉しいことなのだと思っていたのだから。

私はこれからの新しいライフスタイル案の中に自分の生き甲斐を見つけられる日が来るのかという不安で今年のGWは終わりました。 

 

人生で1番暗い連休だったのですが、そんなこともあったねと来年のGWはどこかの国で笑い飛ばしていられるように記録しておきます。

 

 

まずは短期目標として

自粛期間及び休職中に劣化しないよう身体を鍛え続けておくこと

過去の膨大な旅行写真の整理

を淡々と遂行しようと思います。