今日は舞台が無事に終了しましたご報告をかねて、

久しぶりに三者対談の形であれこれ喋って行きます。

それではまずやっぱりこの人に最初に。

 

Angel:いや~、もうね、また出ていくことになるとは

2ヶ月前まで思ってもいませんでしたよ!

多分、まわりの人は「でもレッスンしてるでしょ?」って

思うかもしれないけど、全然違うんすよ。

自分のメンテナンスの為に稽古を時々するのと、

人様にお見せすることを前提に稽古するのと。

 

 

Kasumi:でも、答え出すの早かったよね。

”最後だから出ない?”って先生に声をかけていただいて、

お話聞いているうちにあなたが出てきたのわかったもの。

 

Angel:だってさ、やっぱり自分に踊ってもらいたいと

誰かが思って下さるのってダンサー冥利に尽きるでしょう?

しかも、お世話になった先生が

そう言って下さるなんて、ずっと現役離れてるの

知っててそれでもそう思って下さるなんて、

断れるはずがないよね。

 

Kasumi:いつもはほぼ私一人で身体使ってるけど

あのあとレッスン中にバーレッスンしてる段階で入れ替わったもんね。

私達。

モードが変わっていったのを感じて、あれから引き渡した。

 

花霞:最近は私も使ってるけどね。早朝とか。

 

Kasumi/Angel:ああ、そうね、もうすぐ薔薇の季節だしね。

 

Kasumi:で、レッスン終わった後、

初回リハーサルに直行したのよね。

それが2月の末で。

 

Angel:いろんなレベルの人がいるし、みんなでふんわり踊るのかな?

って思ってたけど、1回はけてまた出てきた時には

一人で飛びまくって動きっぱなしだったから

「おおおーー」ってなった。

 

多分、先生の私のイメージなんだろうな、

スタジオにいたときは「すごい動くやつ」担当だったから。

Kasumi:「先生~、もうあれから10年経ってるんですよ~」って?

 

Angel:優雅なユカさんには優雅な振りがついてたから

先生が音とともにその人をイメージしながら振付を考えられているのが

ひしひしと伝わって、それはありがたいことだよ。

 

Angel:でも踊りながら順番に一人一人と心を合わせるように

動きが繋がっていたから、ソロパートでもみんなで踊ってる感じだった。

 

踊り以外でもそれぞれが自分の出来ることを役割として担当してくれて

ラインをやらない私にスケジュールとかメールで送ってくれたり。

 

今回は出てないけどサトちゃんも指導で入ってくれて

何かとフォローしてくれた。

 

数十年ぶりに一緒に踊ったカオリちゃんとも心を通わせながら踊れた。

 

 

 

Kasumi:バレエってこどもの頃からやってるケース多いから

10年とかまだまだひよっこなんだよね?

30年やってる人もまだ30歳そこそこだったり。

あなたこの写真、初舞台でしょ?

4歳くらい?

 

Angel:「ミツバチの役ね、懐かしい。」

でも、年数じゃないんだ。

毎日踊ってる人と、週一で踊ってる人とはまったく違う。

 

花霞:それで、本番どうだったの?

 

Angel:飛びすぎてちょっと変なことしちゃった。えへへ

舞台広いから気持ちよく飛べるんだよね。

スタジオだとセーブしなきゃいけないから。

 

あまりいろんなこと考えないで

(考えると感情にとられて頭白くなるから)

楽しみました。

 

Kasumi:生徒さん観に来てくれた?

 

Angel:うん、バレエの生徒には一応出ることは伝えて、

来たいと言ってくれた人に詳細伝える感じで。

ふだん電車乗らない人は、横浜から東京出るだけでも

「遠い」と感じるの知ってるから。

でもここ最近入ってくれた人達には

舞台で踊ってるのみせてあげられなくてごめんね、って

思ってたからいいチャンスだった。

 

 

Angel:あとはね、やっぱりあそこは私のホームだったんだな

って思った。

典ちゃんにも「楽屋にいて違和感ない」って言われたけど

よそのスタジオの発表会に出させていただいてる感じ全くなかった。

みんなこれまで一緒に頑張ってきた仲間達だし。

 

ゆっきーとも作品は違えども、こうして出演者として

また並ぶとは思わなかった。

ゆかりんも生徒さんを連れて久々の参加。

全員のメイクや髪までやってあげていて、そんな先生いないよね。

ゲネで唯一客席から観れたけど、素敵だったなあ。

 

Angel:久しぶりにこのカンパニジャンパー出してきたよ。

もうドーランもボディ塗るヤツもないし、

典ちゃんやユカさんにお借りしたり、

大好きないおり先生に”Something blue”みたいな感じで

ちょっと借り物して、お守り代わりに。

 

 

Kasumi:私は毎年勉強会でカメラマンとして写真撮りに行っている

から、顔は合わせていたけど、あくまでもこっち側の人間としてだしね。

Angel:今回、すごく驚いたのはね、

やっぱり身体ってちゃんとやるとちゃんとなるんだってこと。

 

花霞:水と太陽と風があるところに植えれば花は咲くってことね。

 

Angel:そうかもね。

それから、生涯かけて続けていたことって、

何年たってもなくなるもんじゃないってことを思い知った。

 

 

Kasumi:そういうの、「染みついてる」って言うのかも。

ヨガに専念したとき、完全に一回さよならしたけど、

どこかにストックされてたんだね。

Angel:筋肉はやらないとなくなる。

だけど、あればまた可能なんだよね。

感覚的なこととかは失われない。

 

Angel:あとはね、ヨガを同時にしていたことも

良かったと思う。

 

Kasumi:なぜ?

 

Angel:クールダウン出来るし、ニュートラルに戻るから。

リセット出来るから疲労がたまらないんだよね。

 

Kasumi:あなたのピッタが抑えられたかもね。

気持ちだけでやり過ぎないこと。

 

Angel:どこも痛くなく、怪我もなく踊りきれたのも

この2ヶ月の中で滅茶苦茶に無理しなかったからなのかもとおもう。

 

Kasumi:でも、このまままた踊り続けるのはないのは分かってる。

 

Angel:せっかく身体戻したのに、惜しいけどね。

自分で命令したように身体が動くのはホントに楽しいから。

 

大人のバレエクラスもあるし、

最近ではオンラインバレエクラスも月1回だけど

あるから、稽古はしておいてね。

お願いしますよ。

 

あ、薄れてきてる。自分。

 

花霞:身体透けてるよ。

 

Kasumi:たまに出てきたらいいじゃない。

神戸の由美ちゃんも呼んでるよ。

Angel:そうだね、そう言えば去年一日だけ出ていったことあったね。

神戸であなたとコラボワークショップしたんだった。

 

Angel:由美ちゃんの声かけで電脳舞踏団~DancingAngels~の

有志たちも大谷先生のこと覚えていて下さってて

最後だからとお花下さって。

 

ファイナル公演の時に大谷先生、電脳にお花下さったんだよね。

ワークショップでメンバーにバレエレッスンしてくださったことも。

 

 

由美ちゃん、順、もか、なつきん、音里からは

私にもこんな可愛らしいお花を。

みんな実際の実物を見ていないと思うから、載せておくね。

ありがとね。

 

Kasumi:たくさんの方が声をかけてくださったよね。

あなた、愛されてて良かったね。

 

花霞:でもね、畑に行く時間がまったくないから

これからは私にも身体使わせてね。

 

Kasumi:まあ、その時の状況で一番いいように誰かが使えばいいよ。

まだここでは公表できないけど、今年は色々まだあるから。

 

Angel/花霞:えっ、何その伏線・・・

 

Kasumi:いや、まあ、そのうちわかるから。

では、一回しめようか。Angel、最後にどうぞ。

 

Angel:舞台を観に会場に足を運んで下さった

みなさん、貴重なお時間をありがとうございました。

心を寄せて下さったみなさんも、ありがとうございました。

 

ここまで一緒に時間を過ごしてくれた仲間達も

ありがとうございました。

いい時間でした。

 

大谷先生にはまだまだこれからもお世話になる予定ですが

お疲れ様でした。

ありがとうございました。

 

 

ごきげんよう。

 

 

Angel/Kasumi/花霞