半月で一年分の学び

ついこの前まで停滞していたfinland語学習ですが

 

新しいお友達が出来て、お互いのモチベーションが

 

同じくらいすごいので、相乗効果でめちゃめちゃ

 

勉強が進んでいます。

 

 

言語パートナーもAIじゃない、人間ですから、

 

乗らないときもあれば、

 

忙しくてそれどころじゃない時もある。

 

でも、お互いの「話せるようになりたい」度が

 

近くないとなかなか会話も続かないのです。

 

最近お友達になったLEVIはその点、

 

私の三歩先を行くくらい”日本語学びたい欲”

 

のある人で、彼も独学で日本語を学んできているとのこと。

 

 

本当に結構普通に日本語で話せるので

 

「どうやって勉強してきたの?」

 

「YouTube?アプリ?」と聞いたら

 

「何をしてきたかと言うよりも何をしなかったかを言った方が早い。」

 

だって・・・しかも日本語で。

 

すごすぎる奴が現れた!

 

LEVIと話していると日本語とフィンランド語だけになるので

 

英語を使って説明することがない。

 

 

改めて自分がフィンランド語をアウトプットしていなかったし

 

ヒヤリングも全く足りていなかったことに気付く。

 

LEVIとはまだ今年に入って一緒に勉強を始めたばかりなのに、

 

ノートに書いてみたら、もう一年分くらいの内容が

 

詰まっている気がしてきた・・・

 

私のアプリ作戦もなかなか発音を覚えるという意味では成功だったけれども。

 

 

普通に話してね

 

最初は気を遣ってくれてゆっくり簡単な言葉で話してくれてたLEVI。

 

だんだんスピードも速くなって来て、

 

何回目かで「ごめんなさい、ちょっと普通に話しちゃった。」と言うので

 

いえいえ、普通に友達と話すようにお願いします、そうじゃないと

 

いつまでたっても聞き取れないから。

 

とお願いした。

 

2年前ならこんな風には思わなかっただろうから、

 

これは私の進歩。

 

色々かいておきたい事はあるけど、まずこれ。

 

 

 

Joのつく言葉多過ぎ

前から思ってた。

 

フィンランド語、”Jo”が多すぎる。

 

Joだけなら意味はalreadyだから簡単なんだけど、

 

joten,joskus,jolloin,jotain,jonkin,jotta,joka,joku,joita,・・・・

 

今のところ私が使えるのは

 

joten だから

 

joskus いつか/時々

 

jotain 何か

 

joka+päivä 毎日

  +viikko毎週

 

こんなもんです。

 

この前教わったのは

 

●jonkin=something

 

●soittaa jollekin 誰かに電話する

 

●näyttää joltakin 誰かに似ている

 

覚えていられないけど、文字を見ていると

 

joっていうのは何か漠然としたものなんだね。

 

それにlleやltaがつく。

 

1億個のパズルをしているみたいな気分だけど

 

確実に繋がって絵は出来つつある。

 

 

LEVIが言うには英語で言う関係代名詞と同じなんだって。

 

日本語にそういうのないから難しいけど

 

英語で考えるとちょっとわかる。

 

 

●Jossa=that/which 

場所の時に使う。

 

語尾がssaだからこれも納得。

 

 

 Tykkään asunnoista,jossa on sauna

こんな例文を書いてくれた。

 

もう一つ

 

●Jota(単数形)/Joita(複数形)=that

 

これは前に来る名詞が目的になる時に使うんだって。

 

 

この時気付いたんだけど、

 

複数形って「i」を使うよね。

(最後が「t」になる事も多い)

 

過去形も動詞が「i」に変わるけど。

 

 

i を見逃すな

 

 

 

例えば日本語だと「うさぎが好き」という言い方で

 

複数だろうが単数だろうが、

 

ある特定のうさぎだだろうが、うさぎという動物全体を

 

言おうが、「うさぎが好き」でいいんだけど

 

フィンランド語の場合は全部それを使い分けする必要がある。

 

Tykkään porosta

 

Tykkään poroista 

 

最初のはトナカイの肉が好きで、

 

 次はトナカイ(という動物が)好き と言う意味になる。

 

 i をいれないと意味がすごく変わってしまうところがコワい・・・

 

 フィンランド語を一つ二つの単語だけでGoogleすると 

 

おそろしく違う意味になってしまうことが多いのだが

 

 文章全体で考えないと何を言っているかから遠くなる。

 

 

過ごすという言葉

 

最初の頃に覚えた mukava:居心地が良い/快適な

 

という言葉、楽しく過ごして別れるときに

 

”Oli mukavaa ”とか言ったりしてた。

 

もう一つ、こんな言葉を覚えた。

 

”viihtyä” 居心地良く過ごす、楽しく過ごす

 

という意味らしいが、多分英語だとenjoyの感じっぽい。

 

フィンランドの秋、冬、夏といろいろ楽しんでどれも素敵で

 

甲乙つけがたく。

 

一番は決められないよ、と言ったら

 

Tosi kiva kuulla, että olet viihtynyt suomessa eri vuodenaikoina.

 

(あなたがフィンランドの違う季節を楽しく過ごしたと聞いてすごく嬉しいよ)

 

やっぱり自分の国を愛している人達だから、

 

いろんな季節、いろんな良さを知ってもらえて、

 

好きだと言ってもらえて嬉しかったのかも。

 

 

Ouluの街

 

 

雪が解けてぐちゃぐちゃになっている4月5月あたり

 

も含めて、2年くらい住んでみたいなと思う・・・

 

 

Ouluの冬の森

 

 

自分で文章を考えてゆっくりだけど話すことが少しだけ

 

出来るようになって来て。

 

相手が言ってることは何度か聞いても全部はわからないし

 

相変わらず語尾を間違えるけれども

 

「発音が完璧」と二人の人に誉めてもらったので

 

すっかり気をよくしてまた頑張り始めています。

 

 

でも、誤解のないように書いておきます。

 

残念ながら全然完璧じゃないです。

 

いまだ、Öljy も pirtelö も言えてない。

 

 

 

それにしてもとても不思議だ。

 

その時に一番いいように人と出会う。

 

一番良いタイミングで。

 

最初の一年半?二年?くらいは

 

孤独の独学で、な~んにもわからないまま

 

ただ音を聴いていた。

 

 

もしもその時に今と同じことを教えてもらったとしても私の理解力はゼロだった。

 

 

 

その後も、日本では周りにフィンランド人がいない環境だけど

 

PくんやMちゃんが英語を使って勉強を助けてくれて、

 

ようやく少しわかってきたところでLEVIが現れ、

 

日本語を使って今まで疑問だった細やかなニュアンスを説明してくれる。

 

頑張ってきた分だけ同じく頑張ってきた人はそれを見抜くから

 

お互いに尊重しあえるのだよね。

 

 

今年はちょっとまた大きな変化になるぞ。

 

 

今日も読んで下さりありがとうございました♡

 

Kasumi