「トラディショナルなフィクリスマスの祝い方を」
と言うことで、色々用意してもらった。
クリスマスのディナー
家の中も日本のように明るくしないようで、
色が出ないから美味しそうに見えなくて残念なのだけど、
いろんな種類のLaattikko（意味としてはBOX）
Perunalaatikko ジャガイモ
Porkkanalaatikko ニンジン
Maksalaatikko レバー
こんな風にアルミのボックスに入ってスーパーで売っている。
それから
Perunamuusi マッシュポテト
Kylmäsavustettu（Kirjolohi） スモークサーモン（ニジマス）
サラダはPunajuuri ビーツ＋Sipuli オニオンとニンジン。
メインはクリスマスのハム！！
Joulukinnku
これはPIKKU-KINKKU（小さいハム）で
一人暮しや少人数用に最近出たらしい。
こうやって自分でスライスして。
鬼のように大きな豚肉の塊をスーパーでみかけたけど、
それが通常サイズで、夜寝るときにオーブンに入れて朝起きたら出来ている
ということらしい・・・
みんなヨウルキンクが大好きなんだけど、あまりに毎日毎日食べ過ぎて
しまいにはもう食べたくない、とキライになりかけるんだそうだ。
日本のおせち料理みたいな感覚かな？
おせちに飽きたらカレー、みたいな。
これらの食べ物を自分が食べられる分だけお皿に盛る。
「一杯食べて」とずっと言われ続けて来たので
いつもの2倍くらい盛ってしまった・・・
それに加えてママが作ってくれたJoulutorttu(クリスマスのパイ）
やSuklaakakku（チョコレートケーキ）もある。
Mちゃんのママは本当にお料理上手。
フィンランドのクリスマスは食べて食べて食べまくる。
ちなみにこれは翌朝の朝食。
サーモンとキンクを消費すべくサンドイッチに。
クリスマスの飲み物
クリスマスの飲み物といえばGlögi
これは紙パックの1L入り。
ナッツとかレーズンを入れたり、シナモンやクローブなどのスパイスを入れたりする。
私はそれにオレンジを入れて、更にマーケットで爆買いしたラッカとブルベリーも投入してみた。
温めて飲むと更に美味しい。
オリジナル感強め。
あとはRiisi（おかゆ）。
これはクリスマスだからではなくいつも食べてる。
シナモンをかけて食べるのがオススメらしい。
お皿に移さなかったのでプラスチック容器のままですが・・・
※朝食はいつも勝手にキッチン使わせてもらって一人で自分の分を作ってます。
どこのお宅におじゃましても、私は早起きしてしまうのでいつもそうなる。
ここでもベリー達。
でもLakkaはスーパーフードだからね。
オレンジの3～4倍のビタミンCとそれからビタミンEもはんぱない。
鉄分、ミネラル、そして良質な脂肪酸。
日本ではなかなかお目にかかれないけど。
これはサラダのビーツとポテトのラーティッコを使って作ってみたピンクのスープ。
激ウマ。天才か？
食べ物を無駄にしたくないのと美味しく食べ続けたいから。
クリスマスにすること
それから、これは日本のお盆みたいな感じなのかな、
お墓へいってキャンドルを灯します。
誰に捧げるの？と聞いたらMちゃんはおばあちゃんと、会ったことないおじいちゃんにだって。
静かでとてもきれいです。
怖くないのは何故だろうね。
Pくんも実家に帰っていて、お墓いったと言ってたけど日本の夜のお墓は怖いんだよと
言うと「何故怖いの？」と不思議がっていた。。。
Lappeennrantaの中心にある慰霊碑にもキャンドルが。
クリスマスは基本、家で家族と過ごすので外は静かです。
25日にはなんとバスが一本も走ってなくて、運転手さんも家でのんびり
家族と過ごせるんだなと思ったら温かい気持ちになった。
働き過ぎ、働かせすぎの日本。
＊＊＊
私のペースもいつもは蜂のごとくだけど、ここでは何もしない時間を楽しむ。
Mちゃんと「あっち向いてホイ」をしたり、
○×をしたりして遊ぶ。
○×はフィンランドでもあるらしくて、
Risti/Nolla（クロス／ZERO）と言われているんだって。
あっち向いてホイでは初挑戦のMちゃんが圧され気味。
そして「じゃんけん」と言いながら次に出そうとしている手がバレバレなので大笑い。
絶対、次チョキでしょ。
二人とも負けず嫌い。
ちなみにじゃんけんは
KIVI/PAPERI/SAKSET
(石/紙/ハサミ）
誰が最初に考えたんだろうね。アメリカでも同じ。
クリスマスはこうやって家で遊ぶのがいいね。
※サイマー湖のハーバーが凍った日に。
フィンランドのクリスマスのチョコと紅茶を紹介したYouTubeはこちら
チョコ＋サルミアッキもフィンランドらしいね。
クリスマスの部屋からお届けします。
次もお楽しみに！