「インドへ行く」
というと、みんな「お、いよいよ聖地に乗り込むのですね！」
「とうとう呼ばれたのね」と声をかけてくれます。
ヨガをやっているのにインド行かないんだ？と言われたこともあります。
正直、治安とか衛生面とか（こうみえて神経質）考えると
まあ、今は無理して行かなくてもいいか、と。
行く時は行くのだろうと、機会が来るのを待っていました。
ヨガをする環境としてはオーガニックやベジタリアン食が
手軽なバリ島が好きだし、自然の中で自分と向き合うのに
とても気の良い場所なので、バリ島ばかり行ってました。
何しろ朝一からガンガン動ける気候の暖かさは最高。
インドはというと、北と南でもだいぶ違うらしいが、
12月～2月くらいは雪が降るらしい。
寒いじゃん・・・
寒いの苦手。超ヴァータ。
でも今回、ヨガ友達のさっちゃんが誘ってくれたので
じゃあ、そろそろ行ってみようかな、と二つ返事でOKしたのでした。
【これまでの私とインド】
数学と地理が苦手な私は
（得意なのは体育と国語と美術）
インドのことも通り一遍しか頭に入っていませんでした。
ヨガの歴史や哲学などもTTCの講座の内容にあるので、
必要なことは知識としてもちろん頭に入っているんだけど、
なんていうか、ほら、興味のあることって、
自分の家のように話すけど、
興味のない場所のことは、知らない土地でしかない。
でも、いざ、行くとなったら、いろんなことが色つきになって
脳内にばばばっと入って来た。
あらためて見ると、インドは広い。
簡単に考えていたけど、南から北へ移動するには車だと
1日以上かかりそう。
電車とバスで安く行くのか。
それとも国内線でシュッと行くのか。
それよりまずは国際線のエアチケットだ。
【インドには夜中に着く】
私は羽田が好きである。
なぜなら近いから。
成田だと一万円くらい安いが、成田まで行く時間や交通費を
考えるとやっぱり羽田がいい。
羽田からシンガポール経由で行くことにした。
あとで調べたら乗換のチャンギ空港はめちゃめちゃ広くて
きれいで、羽田よりも人気のある国際空港らしいよ。
そこまでが7時間35分。
乗り換えてまた4時間半。
現地に着くのは夜中の10時を過ぎる。
これがインド怖い原因の一つ。
30年前の夜のNY、ケネディ空港着も怖かったけどね。
シンガポールエアラインでいくのだけど、
私たちの計画上、行きと帰りの空港が
違うのでいろいろややこしい。
その上、途中でDelhiまで国内線を使って移動する。
インドのLCCチケットを自力で買う自信がない。
こういうときは旅行会社に頼むほうが安心。
初めて行く国だし。
ということで、行きと帰り、それからDelhiまでの国内線を
HISに頼む。
いろいろ調べたり迷ったり考えたりしながら、そのあと、
デリーからリシケシへはやはり飛行機を使うことに。
ちなみに、「ニューデリー」も「デリー」も同じらしい。
まぎらわしいな。
間違ったらどうしようと、ドキドキしちゃうじゃない。
HISに頼むと当然、手数料がかかる。
なんか、自分でできそうか気がしてきた。
数ヶ月、インドの地図とにらめっこして、ネットでも情報を仕入れて
いるうちに、ちょっとだけインドが近づいてきたのだ。
私が今回いくところに薄くベージュで色を付けてある。
ちなみにインドの中でもYOGAの人が好きな場所の地名
もいれてみた。
お隣の国を見るとパキスタンとかネパールとかなんだな。
私の好きなブータンが近いんだ。
中国が隣だということで、インドがアジアであることに
少しだけ納得する。（少しだけ）
最初に行くところはスリランカにとても近い。
泳いで行けそうな気がする。
不思議なものです。
これまでちっとも頭に入らなかった地理が、
ここに来て、まるで我が町内のようにキリッと入って来た。
移動経路を地図に赤でいれてみた。
じゃーん、インド縦断。
これを車で移動するには身体がおかしくなりそうだ。
ガタガタ道だし、たいてい腰をやられるとインド通の友人達はいう。
やっぱり飛行機が良かろう。
この距離を2時間弱ということは、北海道から大阪くらいまでの感じ？
あまり意味のない置き換えはさておき、
いざ TRY。
チケットを買ってみるのだ。
【定刻離発着が目標のエアライン】
たくさんある航空会社の中からインディゴを選ぶ。
これが吉と出るか？！
インドの飛行機は遅れるらしい。
中でも、口コミに驚いたのは、最高で22時間遅れた記録。
でも、インディゴは中でも時間通りに出ることを心がけているようで
「遅れなかった」
という書き込みが多く見られた。
遅れると困るのはピックアップの人と会えなくなったりすることや
もっと困るのは日本へ帰る飛行機に乗れないことだ。
当然のことながらサイトは全部英語である。
webの翻訳機能を使いつつ、購入を試みる。
国内線にはLite FareとFlexible Fareの2種類の料金がある。
Liteは手荷物だけ（7kg以下）でFlexible Fareは手荷物と、
国内線は15kgの荷物がOK。
ネックは荷物の重さ制限だ。
15kgと7kgでおさめなければならない。
何かあったらすぐ走って逃げれるよう（！）バックパックで行くつもり
だったけれど、1ヶ月分のいろいろ入るかな。
自分で買うとえらく安い。
二人で INR8 、348 . 00
日本円で約14、594円だから一人あたり7000円ちょっと。
旅行会社にお願いすると手数料だけで5400円かかるし、
チケットの値段自体も8000円と少しだけ高い。
なぜかな？
やっぱり自分で買うがよろし。
ただし、ちゃんと買えているのか、ぬかりがないか？
すべて自分の責任であるが・・・
道連れはさっちゃんだけど。
長くなったので続きはまた！
Kasumi