ついこの間天気予報で沙塵暴に注意ということが
言われていました。

沙塵暴=サーツェンバオとは日本で言うところの黄砂です。
厳密に言えば、沙塵暴とは砂嵐のことで、
沙塵が黄砂にあたります。


ウィキペディアによりますと、
(特に中国を中心とした東アジア内陸部の砂漠または
乾燥地域の砂塵が、強風を伴う砂嵐などによって
上空に巻き上げられ、春を中心に東アジアなどの
広範囲に飛来し、地上に降り注ぐ気象現象。
あるいは、この現象を起こす砂自体のことである。)


窓の外を見たら、煙っていましたが、高雄は
いつも霧のような、煙った景色なので、沙塵暴
なのかどうか、判別はつきません。
念のためマスクして出かけましたが、なんとなく
埃っぽかったような。


沙塵暴今減緩 全台也回暖


昨日だったか、おとといだったか忘れましたが、
ニュースを見ていると、日本の大阪の様子がライブで
映し出されていて、煙っているというか、
曇っているというか、一面もやがかかっているように
なっています。

そう、黄砂です。


思わず、
「大阪の空は、黄色い空やね~♪」(悲しい色やね
と。別に歌わんでもええのですが‥(なぜか大阪弁)

でも、黄砂といっても、黄色いというよりは
一面白っぽいですね。

天気予報のサイトはあるけど、沙塵暴の予報
サイトはあるんだろうかと思ったら、ありました。


環保署沙塵網站

黄砂の流れが一目瞭然。

日本にも黄砂のサイトありました。

黄砂(Dust and sandstorm:DSS)環境省
気象庁 黄砂情報


主にモンゴルや中国北部からこの黄砂が飛んでくる
わけですが、こんなに遠くからほかの国にまで来る
なんてね。

古くは中国で紀元前1150年くらいにも歴史の記述で
黄砂があることが確認されていて、日本でも江戸時代に
黄砂であろう記述があるそうです。

黄砂は物理的被害ももちろんですが、健康被害が
一番心配なところです。
砂自体の大きさはかなり細かいようで、これだと
吸い込んでしまいますね。
お出かけ時はマスクした方がいいようです。

台湾は春になるとよくこの黄砂のニュースが
あるようですが、日本の皆様も是非気をつけて下さいね。






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