(基本の魚羮)



日曜日は主人の実家の台南に帰っていました。


実家に帰っても、めったに出かけるということは

ありませんが、昨日は主人のおじいさんのお見舞いも

あったので、久しぶりに出かけることになりました。


ちょうどにぎわっている街中の台南市。

病院のそばには、新光三越(デパート)があります。

その新光三越の裏手の通りにいろいろと

食べ物屋が並んでいます。


一人で来れば、どこがおいしいか、何が

あるのかわかりませんが、そこは現地の人と

一緒にくれば心配はありません。


入った店は昔ながらの、と言った感じの店です。

魚土(魚へんに土で一字)魚(托の右側の字をあわせる)

魚羮=トゥートォーユイガン、トゥートォーとはこの魚の名前です。

このおすすめ小吃 のサイトでも紹介されています。

ちょうどクリックした民族路と書いてある店が私達が入った店です。


「何にする?」「麺入りもあるよ」と言われました。

どうやら魚の料理のようです。よくわからなかったのですが、

私はビーフン入りを注文しました。基本は麺なしのようです。

その他に、中華麺かビーフンを入れるかの二通りがある

ようです。


主人のおかあさんと、弟さん夫婦、主人とわたし、

オープンのカウンターに並んで食べることに。


台湾の店はこういうオープンの店が非常に多いです。

ドアもなし、冷房もなし、ちょっとしたテーブルと

カウンター。まさしく、「小 口乞」の店です。


(ビーフン入り魚羮)

義理の妹が頼んだのは基本のもの。

ちょっと小ぶりのおわんに出てきました。

私が頼んだビーフン入りは少し大きめの

おわんで出てきました。


とろっとしたあんの中にビーフンと魚のフライが

入っています。魚のフライは先に下ごしらえで

味付けしたものをフライで揚げているようで、

しっかりと味がついていました。一口かむと、

香ばしいフライの味とあんが絡まって、

なかなかいいハーモニー。


ビーフンにもとろりとあんがからみます。

このあんは、さっぱりとしているので、

結構飽きずに食べれます。また、ビーフンとも

相性がいいですね。

主人によれば、酢をいれるとまた美味しくなると

いうことだったので、入れてみると、風味もいっそう

増す感じです。


具はたったこれだけなのですが、

いや、デパートの中で食べるより、

こちらの方が美味しいです。

一椀50元。


台南は「小 口乞」=シャオツーで有名ですが、

なるほどと思った日でした。


みなさんも台南にいらしたら、

是非試してみてください。

美味しいですよ!


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