うちの主人はとてもいじわるです。

 

先日、ニュースでわからない単語があったので、

聞いたら、以前に何度も言っているので、

言わない、と言って、教えてくれないのです。

それが、一度や二度ならいいのですが、

何度もこのように教えてくれないことがあるのです。

 

他の人は私が日本人で主人が台湾人なので、

てっきり主人がいろいろ教えていると思うそうですが、

そんな時はきっぱりと、主人には教えてもらっていません、

と言う事にしています。

だって、事実ですから。

 

今日も、日本語で解説している英語の学習書を買いたいと

言ったときのこと、全部英語で書いてあるもので勉強すれば

いいというのです。そんなこと、わかりきったこと。

でも、台湾にだって、ちゃんとこちらの言葉で解説している

英語の学習書があるように、日本語で書いてあるものが

ほしいという私の意味が主人には全然わかっていないのです。

いくらいってもわからないのです。うちの主人には外国に住む、

外国人の気持ちなんておそらくわからないのかもしれません。

 

こちらでいれば、台湾の人間にとって当たり前のことも、

私にとってみれば、不便なことがたくさんあるのです。

それを理解しようとせず、大上段で一般論を説いている

主人を前にして、今日は腹が立ちました。

 

そして、延々と主人は自説を説くのです。

相手が認めるまで…。いくら、これがこうで、

あれがこうだから、なんて説明しても、大事なのは

自分の意見なのです。

 

いつもこんな具合にほんのささいな事で、

とても嫌な思いをしています。

 

いくら言ってもダメなのです。

これって、中華圏の人の話し方の態度なのです。

相手の話しを聞いているんだか、聞いていないんだか、

自分の説や意見などを主張して、決して譲らない。

 

これが、一人の時でこうですから、

もし、大勢いれば、どうなるか…。

それぞれがそれぞれの主張をして、好き勝手なことを言って

譲らない訳ですから、話しのしようがありません。

 

日常でこうですから、これが、ビジネスになって、

何かトラブルにでもなったら、それこそ輪をかけて

とんでもない、です。

 

いい加減、いくら言ってもわかってもらえないし、

ばかばかしくなって、ここで、日本人はあきらめてしまう

人がほとんどです。

実際、こちらに住んでいる知り合いに聞いても、

最後はこちら側が引くんだそうです。

話し合いでも、言い合いでも、なんでもこのような

感じで来るわけです。

 

特に男女間の問題になると、(相手が絶対折れることがないので)

最後は日本人が仕方なく相手に譲って、

(自分がわるくなくても)あやまったり、その場を収めることが多いので、

もう、腹が立って、とか、やってらんない、などと

いった愚痴を結構聞きました。

 

こちらに来て、2年半以上たって、ずいぶんと生活には

慣れてきましたが、こういう風なちょっとした感情のストレスが

日々あるので、それをどう消化するか、っていうところです。

何せ、まわりに日本人がいるわけでなし、しょっちゅう日本の

友達に電話できるわけでなし、頭にきたら、長くその人と

一緒にいないように、離れるのが一番です。

 

その場にいたら、引き込まれてとんでもありませんから…。

 

ということで、今日は主人の事務所にいたのですが、

私が主人のいじわるに頭が来たので、先に帰って来ました。

 

一緒にいれば、また、ずっとその話しを聞かされるのが

オチですから…、「逃げる」とか主人に言われましたが、

賢明な選択だと思っています。

 

ストレスを抱えるのは私で、主人ではありませんから。

何をどう言われようと、ストレスを減らす方向を選ぶことに

しています。ええ、私もなかなか負けていません。

 

万が一、主人が日本に住むようなことがあったら、

おそらくそのときに、立場が入れ替わって、

本人が実感するのではないかと

思っています。

 

相手の立場を思いやることって、大切なんですけどね…。

 

 

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