先日台北に会議の手伝いに行った時、
その前日に会場までいったのですが、
その時、事故を起こしてしまいました!

私達が台北に行く一週間も前から、台北はずっと
雨模様。そして、この日もずっと雨です。
太平洋翡翠灣福華渡假飯店(ハワードホテル)から台北に来て、
友達などを訪ね、その後、会議会場まで車を走らせていた
途中の出来事です。

ハンドルを握っていたのは主人。私は運転免許がないので、
もちろん運転できませんから、助手席に座って、前を見て
いました。ちょうど、近くの圓山大飯店が見えてきて、
会議場がもうすぐだという時、前は赤信号でタクシーなどが
とまっています。

主人が当然泊まるだろうと予想していましたが、距離がどんどん
近づくので、とっさに「赤信号!」と叫びましたが、既に遅し、
前に止まっていたタクシーの後方にぶつかってしまいました。

うあ~、やっちゃった~!!!!!

ぶつかる前に気づいて左にハンドルを切ったようですが、
やはりぶつかっています。

前方不注意。完全なるこちらのミスです。

主人が車から飛び出ていきました。
タクシーの運転手も出てきました。
どうも、体を左右に振り、こんなに寒いというのに裸足にサンダルの
いでたちで、あおりながら歩いてきます。
体格のいい、背の高い男性です。

以前からタクシーの運転手の評判の悪さを耳にしていた私は
変な人で無ければいいが、と祈りながら、主人とそのタクシーの
運転手の様子をフロントガラス越しに見ていました。

なんだか、一生懸命話しているのですが、双方ともやはり
事故ということで、ちょっと興奮している感じです。

私も車から降りることにしました。

「本当にすみません。申し訳ありません。」
何はともあれ、謝るのが先決。こちらが100%責任があるのです。
タクシーの運転手はもちろん、その後もいろいろと言っています。

よりにもよってタクシーにぶつかるなんて…。

この日は金曜の夜。
タクシーの運転手が言うには、車を修理にだすので、稼ぎ時の
土日に車を走らせて営業することが出来ないと言う。

車の修理がだいたいいくらで、2~3日休まなければならないので、
その間の日当がいくらで、合計いくらとかなりはっきりと
要求してきます。

主人は示談で済ませようと思ったのか、
相手方と話しをしていますが、なんだか埒の明かない感じ
です。

主人の方は事故でびっくりしたのと、お金がらみなので、
相手の話しを聞いてはいますが、譲らない感じも受けるので、
私が意志を示した方がいいと判断して、タクシーの運転手に
「おっしゃるとおりですね。」と同意しながら、
示談で済ませるのは危険なので、主人に警察に連絡しましょう
ということを伝えました。そして、
「こちらが完全に悪いのですから。」と非を認めると、
相手も少し安心したのか、ちょっと静かになりました。

この時点で、自動車保険がどういう種類のものかわかりません
でしたが、保険に入っているなら、おそらくは相手に対する
補償もあるでしょうから、これもまた、保険会社に連絡を
いれることにしました。

このタクシーには乗客がいたのですが、目的地まで
乗り換えないといけないので、このお客さんがお金を
払おうとしていました。
その時のタクシー運転手は、「こんなになっちゃったし、
半分でいいよ。」とお客さんに言っています。
この対応を見て、おそらく、この運転手さん、そんなに
悪い人じゃなさそうだ、と思いました。

案の定、主人があとから話してくれたには、
事故にあって、一銭ももらえないと困るし、おかあさんに
どなられるから、とタクシーの運転手が言ったそうで、
事故をした場合はこちらも疑心暗鬼だが、相手もそれは
同じことなんだなと思いました。
とりあえずは、あぶない感じの人でなさそうなので、
少し安心しました。

この日は雨。警察に連絡を入れて、警官が一人来たものの、
この人は事故処理の担当ではないので、ひたすら、別の
担当警官が来るまで、待つこと2時間。
この警官が言うには、この日、別の場所、あちこちで
事故があったそうで、その処理をしているとの事、
本当に雨の日は、車の運転要注意です。

この間、雨は降り続いていますが、ずっと、雨の中
待たなければならず、相手方に傘を差し続けました。
と~っても寒いし、時間に会議場にはいけなしで
踏んだりけったりです。

その間、主人は相手と世間話ししています。
しばらくは一緒に雨の中立っていましたが、
主人が車の中で待っているようにとのことだったので、
車に入って待つことに。

どうやら、いろいろと話しているうちに
打ち解けて、友達のような感じになっています。
お互いに危ない感じの人間でなかったので、
安心感からそうなったのかもしれません。

2時間以上待ってきた警察の担当官とともに
パトカーの中に入って、事情聴取とともに、
書類作成。この辺は日本とかわりないのでしょうか。
経験がないので、はっきりといえませんが、
おそらく同じような感じだと思います。

主人の入っていた保険で、どうやら相手方の修理も
日当の補償も出るようなので、相手方も納得、そして、
私達も安心した次第です。

しかし、相手方に対する日当補償の保険は、わずか
一週間前に車検の時に、追加して入っていたというもので、
不幸中の幸いでした。ひや~、胸を撫で下ろしました。
普段の行いがそんなに悪くないので、大事に至らなかったのでは
といい方に解釈しております。(^_^;)>

ちなみに、台湾で自分の車が事故に合って、自分の車の
修理の補償をする保険は一年間に10,000元かかるそうです。
主人曰く、これは高いので、入っていなかったということで、
実費修理となりました。とほほ…。



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