私は、以前パニック障害であったことを子供達に話した。





私は、ずっと無意識のうちに、子供達には言わないでいようと思ってた。





心のことを学んでいく中でわかったことだけど、



私が母と同じパニック障害になったことを母のせいだと思い、私は被害者意識でずっと弱い立場でいる事で自分が傷つかないよう守ってた。

そして、無力な私でいる事、可哀想な私でいる事で母からの愛をもらえると勘違いしてた。

さらには、病気=ネガティブな事を言うと心配させてはいけない、それが良い母であるとも勘違いしてた。

こうして、本当の私の感情に蓋をしてきてた事に気づかずにいたのだ。(涙)








パニック障害は、感情を我慢して、感情に蓋をしている事で起こる症状だと私は思っている。





だから私が感情を抑える事で、子供達にも同じように感情を出すことを我慢させてしまっていることに気づいた。(日頃から感じる事が多々あった)





私はなんて事してるんだろう。

それに気づいた時、もう本当にショックで、とてもとても申し訳ない気持ちでむねが押し潰されて、涙が止まらなかった。子供達に苦しい思いをさせてしまっていたなんてと。(涙)






パニック障害になったのはもちろん誰のせいでも無くて、

自分自身の思い込みによって出てくるマインド、思考などといったエゴの声を自分が聞き入れ、感情を出さない選択をした、というただの結果。



心のことを知っている今ならわかるけど、

渦中にいる時は、何で私だけこんな目にあうの?と本当に本当に苦しかった。

自分のエゴの声にやられてるなんて、全く気づかなかった。







私は、子供達や夫や大切な人たちにいろんな感情(喜怒哀楽)を自然に出す私で在りたいし、お互いにそう在る関係でいたい。

  




でも子供達に話そうと思ったら、


嫌われたらどうしよう!

と、とても怖かった。

これまで、母に嫌われないように生きてきた私、人の顔色ばかりうかがって、自分の感情を抑えてきた私にとってとても恐怖なことだった。

これまで沢山学んできて、自分ではだいぶ心開いてきたつもりだったのに、まだまだ我慢してたんだと気づいた。




怖さを乗り越えることが、私の感情の蓋を開ける事になると覚悟を決めた。



夫にも相談をしたら、

何をそんなに気にしてるの?と言わんばかりに

「子供達の事は何も心配しなくても大丈夫だよ。」と言った。







そして、高校生の息子と小5の娘それぞれ別々に話した。


2人ともフツーに黙って聞いてくれた。





話せてとてもスッキリしたし、心が軽くなった。

そして、それ以来、子供達が前よりもさらに感情を出してくれるようになった気がする。



悲しいときに、一緒に悲しんだり、

嬉しいときに、一緒に喜んだり。


今までしてきたと思ってたけど、


今はもっと自然に軽く一緒に分かち合う事を楽しんでいる感じ✨




いろんなことに感謝が湧いてくる。

パニック障害になった事にさえも。