突然、本の題名みたいなテーマだけれど、




今日は、私が人生の中で、もっと早く知りたかったと後悔したミツバチについてのお話を。






私は、昔からキャンドルが大好きで

ノートタイムやバスタイムの時によく灯す。

(もちろん、食べるハチミツも大好き!)



普段は気に入ったものを購入しているのだけど、3年前に娘の夏休みの工作として、一緒にワークショップに参加し、とても素敵なキャンドルを作らせてもらった。


あれから、またいつか作りたいなぁ〜と思っていて、ようやくまた別のワークショップを見つけて行ってみた。




今回は、養蜂場の中にあるワークショップ。

そう、私にとって初めての100%ミツロウで作るキャンドルだった。 






今回の参加者は私1人。

すぐに製作に入るかと思いきや、

まず始めにミツロウについての勉強からスタートした。

私1人なのにもかかわらず、養蜂場の社長が自ら丁寧に対応してくださった。







まず始めに

いくつかミツバチについての問題を出された。





Q1.ミツロウはどうやって作られるのか?








私・・・全く説明出来なかった。

蜂の巣を溶かしたら、ミツロウになるんだよね?くらいなことしか知らなかった。






そして、答えは








ミツバチが身体の中で、ハチミツと花粉を混ぜて

作り出しているもの!



だった。なるほど〜









次に 



Q2.1gのミツロウを作るためには、ハチミツは何g必要か?









私・・・これも知るはずも無く。







正解は、






約6g。







結構多いな〜。

ミツバチさんスゴーい。








Q3.ミツバチが1日に訪れる花の数は?








私・・・えー?1日いっても100とか200くらい?








正解は、







なんと、






2,000〜3,000個!!






私、ミツバチ舐めすぎてたわ。

働き蜂とも言われるけど、本当に凄い。

1日いったい何時間働いてるのだろう?

私なんかより、はるかに働き者!






この辺りから、私の中で、ミツバチの存在が私よりも上になっているのを感じつつ、次の問題。









Q4.1kgのハチミツを作るのに、飛ぶ距離は?











私・・・えー、もう全くもって想像できない。💦









正解は、










14万5,000km 

なんと地球3.625周分!!









一瞬、頭が❓マーク。

もう私の想像力の範囲を超えてきた。






そして、私、なぜだか我慢できなくなった。

年齢と共にゆるんだ涙腺が崩壊寸前のピンチ。






人生初、ワークショップでミツバチへの尊敬と自分の愚かさを感じて


涙。







入店して、わずか5分ほど、


まさか、ミツバチの話に涙するなんて、思いもよらなかった(^_^;)


自分でも驚いたんだけど、幼稚園の卒業式並みに号泣出来るレベルだった。



必死で我慢していたけど、

社長にはバレてしまってた(恥)







最後に







Q5.ミツロウ1kgを集めるために、地球何周分飛ぶ?





私・・・感動で、もはや計算出来ず。いや、計算苦手。










正解









地球約21周分

87万km











私は、とくに昆虫に興味を持った事なんて無い。むしろ苦手なほう。


これまで大好きなハチミツを頬張るたびに、私はミツバチのこのような働きのおかげで美味しいハチミツが頂けてることなんて、考えた事も無かった。

こんな働きのおかげで、キャンドルに火を灯すことが出来るなんて、思った事も無かった。



長い間知らずに食べてきたこと、感謝すらしなかったこれまでの私の人生が、とても残念で恥ずかしく悔しくて愚かに感じた話。









無知は罪なり。








知らなかったとしても、私の人生に何か問題があるわけでは無い。



だけど私は、このミツバチの話に限らず、私達の世界に当たり前にある、目にみえないものをいつも見ていきたいと思う。感じられる私でありたいと思う。なぜなら、この目にみえないものこそ、

私たちが欲しい愛と豊かさの宝庫だと感じるから。








出来上がったミツロウキャンドルは、とてもあま〜い愛の香りがする。