山形県内は、昨夜から激しい雨が降り続き、
現在も大雨警報や土砂災害警戒情報が発令中
です。
日中の気温はひんやりと25℃~26℃で推移。
ムシムシしますが、37℃とか38℃の高温の
地域にお住まいの方々もまた大変なことと思
います。
湿を抱えやすい体質の日本人にとって、湿度
が高い日はそれだけで大敵です。
湿が体内に侵入しないよう防衛しましょう。
室内で除湿器を稼働させたり、冷たい物の飲
食を控えたり、またシャンプー後の頭を放置
せずに、すぐにドライヤーで乾かすようにし
ます。
タオルを巻いて長時間経過させたり、暑いか
ら自然乾燥にまかせたり等、避けて頂いた方
がオススメです。
店頭でも、特に気象病で頭痛が起こりやすい
方に、お勧めしている養生法ですが、それだ
けで、頭痛が起こりにくくなったとご報告を
くださったお客様もいらっしゃいますよ。
私は、湿をさばく漢方「療方調流」をこの時
季よく愛飲しています。
さて7月2日放送の「TBSラジオ生島ヒロシの
おはよう一直線」にて、仙頭クリニック・仙
頭正四郎先生が、とてもためになる漢方のお
話をされていました。
漢方薬というものはどれも、生薬という、体
に働きかける自然の材料を、何種類も組み合
わせて作られています。
それは、薬で症状を無くそうとする発想では
なくて、薬が体の力と協力して体の状態を変
えることで、問題を解決しようとするという
ことです。
また「効く」というのは、体にうまく働きか
けて良い状態に向かうということです。
それには、一人一人の不調の原因や事情を把
握しなければ、適切な漢方薬を選ぶことはで
きません。
同じ病名や症状であっても、一人一人の事情
は違いますから、「〇〇には□□湯」と決め
ることはできません。
また漢方薬には副作用が少ないというのは、
誤解であり、安易な考えです。
東洋医学からみれば、体の中というのは一人
一人違っていますから、いい加減な使い方を
すれば、弊害を起こしてしまうかも知れませ
ん。
ですから、これらに関しては、医師や薬剤師
など専門家にまかせてほしいというのが本音
です。
そして皆さんには、「漢方の考え方をとり入
れる」というのが良いと思っています。
漢方の正しい考え方が、より多くの皆様に
伝えられるよう、私ももっと頑張ろうと思い
ました。
漢方が気になっている方は、ぜひ当店まで
お越しくださいね。
どなたさまも気象の変動にお気をつけて、
健康に乗り切りましょうね😊