ほんの少し〆切が待ってくれそうなので

思い立って京都へ紅葉狩りに行きました。

 

日曜の早朝に新幹線で京都に移動。

瑠璃光院で紅葉を観た後、妙心寺で公開中の天野喜孝先輩の展示へ。

 

■金色世界 ~天野喜孝が描く無限の光~ 概要
・会  場:大本山妙心寺 法堂・大庫裏
・開催期間:2022年11月23日(水・祝)~12月8日(木)
・HP       :https://goldenworld.jp/

 

12/2までの退蔵院の展示は間に合いませんでしたが

天井に龍をいただく法堂の空間の中央に立つ今回の描きおろしの展示は見事でした。明日まで展示中。

 

法堂は撮影不可ですが大庫裡の展示は撮影可能です。

 

 

 

 

本物の金箔の色は美しく気持ちも上がります。

そのキャンバスに大胆に繊細に描かれた世界にうっとり。

 

 

いつかどこかの展示で観たことのある絵も高い天井の大庫裡に置かれて新鮮な感動です。

 

禅宗の建造物はスタイリッシュで現代アートにも合うことを再確認しました。

 

 

おおっ、これはなんと色違いのレックウザ!

(ポケモン脳発動)

 

 

通年公開の退蔵院のお庭には見事な枝垂れ桜。

桜の季節に再訪したいものです。

 

 

早朝の移動だったので、2ヶ所目でギブアップ。

早めのチェックイン、スパで疲れを癒し、近所の居酒屋で気軽に夕飯を済ませてばったりと寝落ち。

 

翌日は特別展の若冲を観に渡月橋のそばの福田美術館へ。

 

渡月橋の周辺は竹下通りなみの混雑でしたが美術館の中は静寂が支配していて心が休まります。

 

 

若冲は絢爛豪華な総天然色の絵が有名ですが私は後年の水墨画が大好き!

 

 

一切の迷いのない線の切れ味に魅せられます。

 

 

実は芭蕉と蕪村も展示されていました。

こちら来年の1/9まで。

 

 

脚が疲れて併設のカフェで一休み。

渡月橋は大混雑です。

 

美術館のカフェと物販で寛いで電車とタクシーで東寺に移動。

 

 

幸運にも五重の塔の特別公開中でした。

 

 

実際は大勢の人がいる場所であたかも他に誰もいないように写真を撮ることにハマってて、先にフレームを決めて人がいなくなる瞬間を狙ってシャッターを切ります。

 

もう1時間待てば夜間ライトアップが観られたのですが、1日目は15000歩、2日目は11000歩も歩いて思い立った京都の旅も今回はこれでおしまい。

 

2日間アートと紅葉を満喫して帰宅しました。

 

もうずっとアウトプットばかりしていたので隙間を見つけてインプットして心を潤しています。

 

 

また新しい絵を新鮮な気持ちで描くために必要な時間です。