タツノコプロが10/19に創立55周年を迎えました。

 

Twitterでそのお祝いに以前描いたガッチャマンの絵を

アップしたところご好評いただいたので、

そのアナログ着彩プロセスの記事をご紹介。

下のリンクから公式サイトの[HOW TO DRAW]へどうぞ。

http://www.takada-akemi.net/howto/dr3

 

とにかく大鷲の健が好きで好きで、多摩美術大学の在学中

月に1回は普段滅多にはかないスカートをはいて

妹の焼いてくれたケーキをお土産にタツノコプロの見学に行き

スタッフの人たちから色々なお話を聞くのが楽しみでした。

 

演出部では1作目のガッチャマンの総監督である

故鳥海永行監督にお話を伺いました。

私の入社後半年経ってキャリア入社してきた

押井守さんの師匠にあたります。

 

大学を卒業するに当たって専攻のグラフィックデザイン関係の

会社にはどこもなんのツテもなく、おずおずと

「タツノコプロに入りたいんですが……」

そう申し出たところ、入社試験を受けられることになり

「ポールのミラクル大作戦」の作業済み絵コンテをもらって

ゲストキャラクターをデザインする実戦形式のテスト。

期間はどのくらいいただいたか忘れましたが、

説明を受けて持ち帰り描き上げた物を提出しました。

 

無事に合格し、まず演出部で動画を3ヶ月習って

その後は憧れの吉田竜夫先生のいらっしゃる

キャラクター室に配属されました。

 

在籍した5年半は私にとってプロになるための修行をする

大学院生活のようでした。

 

入社してから先輩の天野喜孝さんと一緒にガッチャマンの

2作目3作目の担当をする事が出来たのは大きな喜びです。

 

 

雑誌の表紙として再びガッチャマンを描く機会があって

パトレイバーでは多用していたマスキングして色を塗る方法で

久しぶりに描いた絵です。

Anime Busience vol.9 Gatchaman

 

私が描く大鷲の健は私の王子様なので

「こんな感じだったっけ?ちょっとイメージ違うかな??」

と思う方もいらっしゃるかもドキドキ

 

どくしゃになってね…