一昨日の色校正で、問題発生!

「かっ、カビがぁ~!」ショック!

何しろ1980年代からの絵を収録しようというのだから、
こんな事もある。

当時戻って来た原画は返却された袋のまま、
部屋の隅に積まれていたものでした。
それが堆積し、長雨の続いた寒い夏も過ごし、
気が付けば、絵にダメージが。泣く

そこで、印刷所から戻してもらったデータをデジタルで修復。

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Macがなければ出来ない事

高田明美オフィシャルブログ「Angel Touch」Powered by Ameba-カビの変色
ああっ、ここもあそこも!

高田明美オフィシャルブログ「Angel Touch」Powered by Ameba-どれを消す?
白いマルは絵の一部、消しちゃダメ

Photoshopのスタンプツールを使い、
絵の別の部分から持って来た色でスポッティング。
描かれた絵とカビの区別なんて、
本人じゃないと判別できませんよねぇ泣く

その他に、初出時に使われたトリミングの外にあった
余計なものも消しました。

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Archeとはフランス製の洋紙のブランド

上の字はパーカの模様と混同されると困るので消しました。

他の絵でも紙の端がバレちゃっているものがありましたが、
よほど絵の邪魔にならなければそのままにしておきました。


その後、A全サイズのマップケース
(地図を入れる大きな引き出し)に
保管するようになって、絵のカビは発生しなくなりました。

                   にまっ


今や、Macがないと画集は出せません。
それにしても、切り貼り上手の私ぽっ(自画自賛)