(すみません、、土曜日バタバタしていて、書き途中だったのに間違えて、1時間ほど投稿してしまっていました、、すぐ気づかずにすみませんでした、、その際にいいねをくださった方々、ありがとうございました、、)


おはようございます。




母が亡くなって、2回目の日曜日です。。




今は毎日、遺品整理をしています。




母が大切にしていたものに


一つひとつ触れ、思うのは、


母は、人がくれたものをどんなものでも


とっておくクセがあったこと。




昔の人は、もったいない意識から


ものを捨てられない人が多いと


断捨離が流行りましたが、


本当に、それだけでしょうか。




私には、ものを捨てられないのは、

その人が、人との出逢いや

思い出という かけがえのない心を

大切にしていたから、

余計 捨てられないのだと思いました。



逆に、現代社会では、

他人との関わり合いが少なく

地域での関係も どんどん希薄になり、

心のやりとりも減りました。



隣人の顔すら知らない人たち、

会っても 声すらかけない、

そんな風潮が、

今の時代には根づいています。



誰かが自分を思い、

一生懸命に選んでくれたものだから、

捨てられない、、

その思いは、私には、

とてつもなく、温かいものに感じます。



リサイクルする制度は、

確かに環境には良いかもしれない、

でも、中には

心を込めて選んだかもしれないものを、

なんでも、簡単に、

売ってしまう人がいるのも事実で、

それを知るたび

少し悲しくなるのは 私だけでしょうか、、



母が昔の思い出を取っておき

捨てないでいてくれたからこそ、

触れることができた思い出の物たち。



そこで、私が中学生の頃

不登校の子供たちが集まる施設で暮らし、

チック症がひどかった時期に

東京の専門医に、母が相談していた方からの

手紙を見つけることができました。



そこには、こう書かれていました。。

(同じチック症で、悩む方のヒントにも
なればと思い書きます。少し長いです、、)

「チック症状の出る子供の性格の特徴は

次のようなことがあげられます。

•優しく思いやりがある。

•正義感が強く、人を傷つけることを嫌う。

•管理されたり、過干渉されることが、

プレッシャーとなり、ストレスになって

心に蓄積しやすい。

•外見は、素直で言うことを聞いているような

態度を取るが実際は、好き嫌いが自分の中で

はっきりしており他人から見るといい子に

しているように見えるが、本人の心の中では

かなりの葛藤がある。

•自己主張をする勇気に欠け、

自己主張することが苦手である。

•勉強が出来る出来ないということではなく、

本当に利発な子供である。

・芸術的感性が人一倍豊かであり、

優れた創造性とセンスがある。

•ひとりでいることが好きである。

以上のことが、主な性格的特徴です。

今、生活の中で日々我慢している出来事、

そのストレスを

知らせる信号がチック症です。」

ここから下は、私のことです。

「…(以下略)…娘さんは、人一倍、

素晴らしい感性と創造性を持っています。

…(以下略)…多くの子供とは異なり、

その突出した芸術的感性を生かした創造性、

創作性の発揮できる有能な資質を神様から

与えられています。…(以下略)…

お菓子作りもイラストも

芸術性、創造性のあることであり、

娘さんの特性を発揮している時ですから、

これらを行っている時は娘さんの心が

輝いているのです。

娘さんは、わがままでも、なまけ者でも

ありません。

全く逆であり娘さんは、自分自身を知って

います。自立心も秘めています。

ですから、娘さんの長所を生かせる環境を

作ってあげてください。

個性豊かな普通の子供以上の宝物を

たくさん持っている娘さんが、娘さんらしく

生活できれば、精神状態も、神経のバランスも

安定します…(以下略)」



など、そのようなことが手紙11ページに渡り

書かれていて、

母も、えんぴつで、気になった

部分に、たくさん線を引いていました。。



母が、私の病気を治したい一心で、

いろいろな人に

相談したりしてくれたことを知り、

胸に、さまざまな思いが 込み上げてきました、、



母は、私の詩やブログを

応援してくれていました。


「苦しんだ過去は早く忘れなさい」

と母が言ったとき、

私は「あの頃の苦しみは、絶対に忘れないよ。

だって、あの日の悲しみ全部が、

同じ傷を抱えた人たちの思いや痛み、

そのものだから。

忘れずに、覚えていることで、

紡ぎ出される言葉から優しさが生まれりする。

かけてあげる言葉に思いやりを持つことや、

その心に 寄り添うためには、

きっとこの傷を忘れたら、

けっして導き出せない言葉がある。

だから、私は、苦しみさえ、

私の宝物だと噛み締めて、

これからもこの思いを忘れずに大切にしたい」

と言いました。



母は、「そうか、そうだね、

詩に生かしていくのは良いね。

それが、きっと誰かの役に立つかもしれないよね」

と理解して応援してくれました。



整理していたら、

母と12年くらい前(私が28歳くらい)に撮った

プリクラが出てきました。

宝物にしよう。。




今日の詩は、

母を思い書きました。

優しい思い、お母さんに届くかな、、



 🌼🍀🌼🍀🌼🍀🌼🍀🌼🍀🌼🍀🌼🍀🌼🍀



 「あなたへの愛に打ち震えながら」

あなたとの未来が
当たり前に有るものだと思ってた
それが 覆される瞬間も
当たり前に 存在することなど
誰が 予測出来ただろうか

伝えられなかった
たくさんの ごめんなさいの思い

ありがとうだって
もっと もっと たくさん言いたかった

もう 手の温かさを
二度と この手に
感じることのできない苦しさ

繰り返し溢れ出す 声にならない涙に
人の心は どれほどの悔しい思いを抱いて
崩れ落ちてゆくものなのか

震える手で 拭いながら
あなたがくれた
数えきれない 愛へと向かい
込み上げる涙と感謝

誰も悪くないよと
そう…あなたは言うかもしれない

でも 私たちは
助けられたのではと
後悔が 繰り返し溢れる

そして 何よりも
あなたの無念さに心が痛くて

どれほど 悔しかったことだろうか

たくさん 話した
あなたが行きたかった場所

私たちの心にもね
あなたと描いた
たくさんの未来があったんだよ

あなたとの笑顔を
もっと たくさん
写真に残したかった

私も あなたに
紹介したい人だっていたんだよ

叶わないことを
私たちの心が どれだけ
悔しいと 溢れても
もう 二度と
触れることすら出来ない

目には見えない
だけど 溢れるほど感じる
あなたは 私たちを思い 
今も 心を震わせ 泣いているだろう

どれだけ悔やんでも戻らない
その命を思い
ひとり枕を濡らす私たち

それぞれの涙を見て
込み上げる思いは
あなたの心を
どれほど締め付けているの

まるで 崩れ落ちる 夢を見てるようだ

だからこそ…私は思う
大切な家族のために 強くなりたいと

あなたが安心していられるように
私の思いの丈を力に 皆の心を支えたい

私にしか出来ないことが
日々の中には きっとあるはず

最初は 失敗してばかりかもしれないけど

家族 皆が今 悲しみの淵で
込み上げる思いを 抱きしめながら
精一杯 心を 奮い立たせようとしている

人の命は とても儚い
だからこそ 全身全霊をかけて
私の 大切な人たちを
深い悲しみから 守っていきたい

失う悔しさから 学んだ
多くの 気づきが
あなたとの思い出を
優しく 抱き締め
心に満ちる 深い悲しみを
静かに拭い 未来へ向かって
歩み始めるための
足跡を 照らす光になれたら

ありがとう ありがとう
私たちを産んでくれたこと
そして たくさん 愛してくれた日々に

込み上げる思いは
今 大輪の花を咲かすように
私たちの胸で 深い愛へと変わってゆくから

あなたの強さや 優しさを
心にそっと抱きしめて
溢れ出す思いや
あなたが果たせなかった願いを
未来への希望として 描いてゆくために。

  🌼🍀🌼🍀🌼🍀🌼🍀🌼🍀🌼🍀🌼🍀🌼🍀


母は、71歳でした。。


あまりにも早すぎる、、


母は夜中にお風呂場で亡くなったのですが、


その日の夕方に、


姉と、「コロナが終息したら、


海沿いの旅館に泊まって


美味しいお刺身やカニを食べに行きたいな、


美味しいラーメン屋さんにも行こうよ!」


そう話していた、数時間後に……


本当に悔しい、、




寒い冬に、熱いお風呂は、


皆さんのご家庭でも、


どうか、気をつけてください。。




最後にお風呂に入る家族がいる際には、

その方が お風呂から上がるのを

見届けてからが、大切です。



どうか、同じ悲しみで、

大切な人の未来が奪われてしまわないように、

気をつけてあげてください。。

  ♬*.+゜♬*.+゜♬*.+゜♬*.+゜♬*.+゜♬*.+゜

今日の曲は、母との思い出の曲を。

母が、小学生の頃、

いじめられては、声を上げて

泣いていた私を背負って、

子守唄のように、歌ってくれた歌。


芹洋子さんで、「四季の歌」です。

母の優しい声に似ています。



そして、

よく、母と一緒に見ていた、

家なき子の主題歌、

「空と君とのあいだに」を。

いじめに苦しかったとき、

心が辛くなると、

いつも、母が、一緒に歌ってくれました。



私の詩や言葉に共感する部分があれば、

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母を思い、祈ってくれたたくさんの方々へ、
温かい優しさをありがとう。
ここまで、読んでくださった皆さんの思いに、
ありったけの感謝を。
本当に、本当に、ありがとう。。