やっとみんなと同じものを共有できる喜び



こないだ　兵庫県の県民だよりを受け取った
そこに
「阪神・淡路大震災以来の大きな危機です。」
って書かれてる



これを見てほっとしたのは私だけかな.....


あの当時、故郷が震災でグダグダに潰され
毎日亡くなる人の人数が増え
日々報道される悲惨な状況に
違う場所で、何にもできない
みんなと同じものを共有できていない自分を実は恥じていました

親からはしばらく帰ってくるなと言われました
見慣れた町の悲惨な惨状を見て
きっと耐えられないだろうからと.....

みんながどんな悲惨な中をたくましく生きていたのかを私は報道でしか知らない

母と姉が住んでいたので
毎日のように手紙や電話で状況は聞かされるけど
その大変さを経験はしていない



こっちに戻って、いまだに震災の話になると
この場にいなかったことを申し訳なく感じます

関西人なのに
震災を経験しておらず
その話題になると借りてきた猫のようになる....

でも今、やっとみんなと同じもの共有してる.....
亡くなってる方や苦しんでいる方
医療の最前線で苦を経験しながらも
日々止まらない治療に当たってくださっている方

そんな方々にしたら
「何バカなこと言ってんの....」
って話なんですが

同じものを共有できること
それが少し嬉しいと感じています

この戦いに
震災後の復興の跡のような
確かな成功を得られるのかどうかはわからないけど

私も
みなさんに迷惑をかけないよう
私に出来ることをして予防に努めていきたい


今回のコロナのありがたいところは
全世界が同じ思いを胸にみんなが生き
同じ到達点に向かって歩いているというところ
それがすごいと感じさせてくれるところ....

ありがとうございます


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