こんにちは のりこ です ニコニコ


今日もお越しいただき
ありがとうございますピンクハート


今日も今日とて母のところへ行ってました



先週から咳が止まらないので
先一昨日に病院行ってお薬もらって

一昨日からは
なんとなく熱っぽいみたいで
頭が痛くてしんどいとのこと

体温測って頭を冷やさせて



でも

 「何かしなきゃいけないことがあったはず」

って感じるのが癖になってるからね


ゆっくり寝てりゃぁいいのに
私がいないと起き上がって何かしてる



で、
ぐったりした体にイライラして
何もかもアルツハイマーのせいにして

しかも、そんな病気になったのは
何もかも自分の母親のせいだと思ってる

(彼女の母親...私の祖母も、ボケてしまって、介護してた同居の家族は大変そうでした。なにせ徘徊してたからね....)



でもそれ、ちゃうからね......タラー


流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星


最近は
汁気の多いものが口当たりいいっていうし
お粥がいいって言うから
お粥炊いて
あんかけ風にしたおかずこさえて持ってくけど


何も食べれない...というものの
お食事に出かけるの好きだし
口に合うものはなんでもしっかり食べれる


きっちりお腹もすくし

お腹すいてイライラすると

 「ご飯もあたらんのかむかっ

と怒り散らすくらいですから

甘えてるんだょねえー



なので今日は

朝からフルーツを朝食がわりに持っていき
お薬を飲ませ


最近全くお片付けができかくなった母の代わりに
散々散らかってどうにもされないもの物を
お片付けしてました




すると



フルーツぢゃ腹の足しにならなかったのね


程なくお腹が空いたと言い出して


それも
  「朝から何も食べてないビックリマーク
という、認知症特有の感覚で言い出したので


今日は
コンビニのだけど
鍋焼きうどんしました


またまたお薬(咳止め)


おうどん食べながら
冷たいものが食べやすいと言い出したので


アイスをいくつか買ってきて

冷凍庫に入れて
彼女の家を後にした


流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星


昨年末
幸いにも
彼女の家まで5分のところに引っ越してきて

このほど夜の仕事を辞めたので

朝から母のことができる環境になった

今しかできないことだから
神の采配で
そういう流れに乗せてくれたんだと真面目に感じる


今しかできない......




思えば彼女はいろんなことを教えてくれた


私が中学生の時だったか

『カーネギー人生論』

を  「これ、読んでごらん」 と手渡した


それが
私と自己啓発との初めての出会いだった


そして彼女は言ったのだ


「暗闇にいるなら、自分から蝋燭の火を灯し、中に持っていけばいいんだょ」


.....ってひらめき電球


幼い頃に
両親に最初に教え込まれたのは


「自分のことは自分でしなさい」


だった


「人はなんでも自分で決めなきゃならない。最初から最後まで一人なんだょ」


と教えてくれたのも母だった




私が小学校一年生で盲腸をこじらせ
あと1日遅かったら血を吐いて死んでいた....
って言うタイミングで

母が虫の知らせを感じ
急遽 私を病院へ連れて行き
その場で手術となった


術後
痛み止めを何度も打ってもらいながら
痛みに耐える私を見て母は言ったの

「おかぁちゃんが変わってやれるものなら代わってやりたい。ごめんね、でも代わってあげられへん.....タラー



って



若干6歳の私は
そのとき悟った



「人は
人の代わりには生きられないんだ.....」



ってね


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幼い頃から私は母が嫌いだったかもしれない


一般的には好きだった




常に苦虫を噛み殺したような顔をしている母が
子供心に嫌だった



常に笑顔はない
強い口調で人をけなすし、なじる

「なぜいつも怖い顔してるの」

と聞いたら

「いつもヘラヘラしてられへんやろむかっ
  ヘラヘラしてたら変な人やろむかっ

と 素で怒りながら返してきた


大人になって
それが

彼女自身の両親に対する恨み心の現れ

とわかった

彼女は今も
自身の両親を恨んでいる


今は毎日
自分の母親がボケたせいで自分もボケたんだ
こんなことまで遺伝するなんてひどい親だ
と言うばかり

そして言う

「親の言うこと聞いて
やらなあかんことばっかりやって
ちゃんと生きてきた。
それなのになんでおかぁちゃんがこんな病気にならなあかんねんムカムカタラータラータラー


で、私はいつも言うの


「それおかしいで。どんだけ人のせいにするんはてなマーク

って



幼い頃から母に感じたそれは

〝彼女が自分の人生を他人のせいにしている〟

ということだった


おかげで私はその生き方だけはすまい.....
と思い
選んで生きてこれたんだけど


彼女のその癖が
今になってこんなに出てくるとは思わなかった


彼女の選択だからそれはそれでいい

でも

「なんで....!?タラー


毎日メソメソイライラするなんて

正直ずるいと思う

そしてそれをネタに
もっとかまってょ、寂しいょ

と泣くなんてさ.....


流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星


今日話してて

またまた親のせいにしてメソメソ文句言うから

「覚えてるはてなマーク
と、上述の盲腸の時の話をした

あなたのあの言葉を聞いて
まだ小一だったけど
私は
人は他人の代わりにその人の人生を生きることはできないって
わかったょ。


なのに

それを言ったあなたが今それを言うの?

悪いけど
私があなたの代わりに
食事したりトイレ行ったりお薬飲んだりできない

あなたが今
まだ命を繋がれてるってことは

まだまだ選び直して自分の人生を生きることができるょってことぢゃないのはてなマーク

親のせいぢゃない
人は大人になってから
親が刷り込んでくれたことを吟味して
自分に合うものに選び変えて生きていくんだょ

それができるんだょ

でもそれして来なかったのはあなたでしょ

なのに他人のせいにするなんて

あなたはずるいょ


と.....


幼い頃から

『自分が一番不幸』

と思いながら生きてる母が嫌いだった


そうぢゃないと
証明したい

そう感じるほどだったかもしれない

彼女と同じ境遇で生きたら
私も同じようになっていただろうか

時代の違いもあるだろう
でも
持って生まれたものの違いもあるはず


私のために
そんな生き方を選んできてくれた

ずっとずっとそう思い
感謝してきた

今も感謝している


だからこそ

これもあれも
あなたが教えてくれた


そう毎日伝えている



母の最後まで
私は目を逸らさない






ありがとうございますハート