こんにちは のりこ ですニコニコ


今日もお越しいただき
ありがとうございますピンクハート



お水業界に一区切りつけて....
なんとも爽快な気分で過ごしております音譜

何かに追わてる感のない生活....
幸せ.....ラブ



さて  今日は
認知症患者の銀行口座の管理について
書いてみたいと思います



流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星


皆さんは既にご存知ですょねはてなマーク


私たちの親が認知症になり
すっかり意識を忘却の彼方へ追いやってしまったあと

病院代や介護施設代に
親の年金を当てようと彼らの口座からお金を引き出そうとしても.....



身内ではできません
それが第一親等の娘や息子であっても......ですひらめき電球

( 以下 ご参照ください )




流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星


私の母は
アルツハイマー型認知症です


彼女の認知症の症状の1つに

 『 幻覚を見る 』  があります


常に誰かに狙われている
常に誰かが見ている
常に誰かがやってきて
自分の持ち物もお金も盗んでいく


そう思ってるし
その姿を見るようです( 幻覚です )


お陰でやたらとお金や通帳や印鑑を隠すでしょ

でもって

記憶はどんどん失われていくので

どこやったのかわかんなくなって
毎日、私が持って行ったって怒ってくる


彼女の保険証や
銀行関連の物を私が預かっておくべきだな.....
とは思っていたものの

それを完全にしてしまってもいいものかどうか
彼女のプライドを考えると
未だ迷いがありました


そんな中

やっぱりまたまた盗まれたと言って
銀行のキャッシュカードも保険証も
お家賃の振込カードも失くしちゃったのです
( 実際は家のどこかにあったらしく、後日平然と持ってましたが....アセアセ )


ていうかね

大抵今までは
失くなったと言ってもすぐ見つかったんだけど
最近は、ないとなると本当に見つからない



彼女が見つけることができない

あるいは 見つけたとして
彼女は失くなってたこと自体を忘れてるんで
あって当然で
彼女の中では何も問題にならないんですけどねタラー


流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星


実際無いのなら
キャッシュカードの再発行しないと
彼女の日々の生活費に困っちゃう

何せ 『 お金がないびっくり 』という不安感は
彼女をさらに深淵な物忘れの境地へといざなっていくんですもんアセアセ


幸い印鑑と通帳は家に置いてたので良かったけれど
お家賃を振り込む時期にも来てるのに
振込カードも失くしてるし......


そこで、キャッシュカード再発行にあたり
身分を証明するための書類として
保険証の再発行に行き

その足で
母を銀行へ連れて行き
いくつかの書類を母本人に書かせて
カード再発行の手続きをとりました


きっとこの時
窓口で
彼女と相談しながら手続きしたから良かったんだな.....


流れとしては


①所在確認の書類が母の家に届く
    下矢印
②書類を銀行に送り返す
    下矢印
③銀行に書類が届いて10日くらいでカードが届く
    下矢印
④カードを受け取り私が管理する



の予定でした



③番まで順調に運んだ後
そろそろカードが届いたかなはてなマークという日に


「 カード受け取ったんやけど
  どこに置いたかわからへんゎ 」


と 母.....


  おいおいぃぃぃ........ガーン

 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星 流れ星


実は
最初のカード再発行手続きの時に
同時に 通帳を持って行って
母と一緒に
窓口でお金を降ろしてもらったので

後日、私だけで
再び窓口に出金の手続きに行った時
私が母ときてたことを
窓口のおねーちゃんが覚えててくれて
その時も難なく出金できました



でも

再発行したカードもどこ行ったかわかんないタラー
しかも今度は
通帳も失くしちゃってどこ行ったかわかんない!?


結局  

再びのカード再発行と

今度は通帳の再発行もお願いしたんだけど
この通帳の再発行が厄介だった.....アセアセ


なんと
代理で通帳の再発行する場合には
本人の銀行のお届け印の印鑑登録と
本人の顔写真入り身分証が必要

それも本来であれば
法的に認められた人を代理人として立てて
手続きが必要なんだとか.....



ちょっとちょっとぉ〜えーんアセアセ



役所に行く時間はすぐには取れないし
大家さんからは何度も電話入ってるし
時間ないんだよぉ〜アセアセ


何度も何度も相談に乗って欲しいと窓口でお願いしてたら
何とそこの支店長さん( 女性でした ) が出てきてくれて
ゆっくり話を聞いてくれて


じゃぁ

本来は法的に進めるべきですが
今回は特別に
娘さんを代理人として手続きを進めます

その代わり
ご本人を連れて窓口においでください

その時
娘さんの身分証と印鑑が必要です


とのこと.....



急いで印鑑取ってきて
母と窓口へ行きました


銀行さんからは

・お家賃は自動振込の手続きを取れるので、以降はそれでご対応されてははてなマーク

・カードは本部発送なので、お母さんに受け取っていただくしかないですが、通帳は銀行発行なので、出来上がったら娘さんにお電話して娘さんにお渡ししますので、以後、娘さんが管理してください


とのご提案をいただき

母に書類を書いてもらい
手続きも完了、

後日  私が母の通帳を受け取り
今に至っています



母がもっと自覚を失ってしまった後だったら
こんな手続きもすんなりはいかなかったことでしょう

何にも知らない私は
冷や汗もんでしたアセアセ


特別な措置を取っていただいたことに
深く感謝しつつ


もっともっと
介護する側にとっても
住みよい世の中になってくれればな.....


それには
もっと情報が
みんなに普通に行き渡るようにする必要があるょな.....


そう感じます


まぁ、

その時その時点にいる当事者が
その地点まで来て  初めて気付く.....というのが
私たちのタイミングの普通なんでしょうけど.....


いろんなこと考えてると

私はまだまだ運がいいな.....

と思います



この一件の後
母はさらに物忘れが甚だしく

彼女の口座から出金したお金を渡したはいいけど

それをどこに置いたのか

はたまた受け取ったことすら忘れてる....



でも

記憶の片隅にはあるんですね

なんだかんだ言って
お金持ってるから.....えー


摩訶不思議な毎日ですゎ.....(笑)





ありがとうございますハート