こんばんは のりこです ニコニコ


今日もおいでいただいて
ありがとうございますピンクハート


先日、
 『 メマリー 』というアルツハイマーのお薬が
母には大変に有効みたい....
と書きましたが

実は先日
母へのメマリーの投与をやめました

というのも
母が激しくヒステリになってしまったから

まぁ
私がくたばって
お薬を持って行けなかった日があったりして
1日空いた翌日に
またいきなり的に10mgのメマリー を
飲ませたことが2回ほど続いたから
より顕著に副作用のヒステリが出てしまったのかもしれないけど

ことお金のことになると
果てしなく怒り狂うもので....


ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ


その日もいつも通り電話をしたら
泥棒が入ったと怒っていた

警察も呼んだらしいが
私が母の家に行かないものだから
私が警察に会わなかったことも怒ってたと思う

その後、お弁当とお薬と持って行ったが
母は不在だったので

私の鍵で鍵を開け
お弁当を置いて
またすぐ鍵を閉めて出かけた

出先へ母から電話があった

私が何やら持って行ったビックリマーク

と怒ってかけてきたのだ
( これは最近いつものことで、私は失礼やで!と怒ることにしている)


ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ


出先からの帰り
母のところへ寄って帰るつもりだったが

お客さんから呼び出しがかかったので
母の顔を見る気になれず
お客さんとの待ち合わせ場所へ直行した

その帰り
警察から電話が鳴った

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私 : 泥棒が入った形跡はありましたかはてなマーク

警察官 : いえ、荒らされた形跡も何も、そういったものは何もなかったです

私 : ですょね....

警察官 : お母さん、娘さんに話してほしいと言っていましたが、お会いできなかったので帰りました。最後にはお母さんも、泥棒は入っていないと言うことを納得してくださいました。
ボケてる....と言っては失礼ですが、認知症でらっしゃいますかはてなマーク

私 : はい、認知症と告知されてます。要介護認定も受けてます。

警察官 : そうですか。徘徊はないですかはてなマーク

私 : 今はまだないですが、今後可能性はあると思い、覚悟しています。

警察官 : そうですか。では、市役所にも報告入れておいていいですかはてなマーク そういう対応がこちらから出来るので...

私 : はい、お願いします。ありがとうございます。

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翌日も
職場のBBQに参加してて
母の顔は見に行っていなかった

母から電話が鳴った

母は  いろんなものがなくなってるのは
私が勝手に家に入って持って行ってるからだ...
と激しく怒っていた

そして
「忙しいのに人のもの取りに行く暇なんかない!」  と怒ったら

「忙しい忙しいってお前が忙しいことあるか
忙しいって言うて今日はお弁当もなしかっムカムカ 」

と来たもんだ.....タラー

夜、
 『 幻覚を見てしまう認知症の対処法 』
でググったら
回答が出てきた....


なんでも

不安や寂しさが大きくなると
パニックになり幻覚を見るんだそうだ
その寂しさや不安をわかって欲しくて
周りに訴えるんだそうな

介護している人が疑われることは普通のことで
疑いの目が自分に向いているとしても
話は否定せずに
本人が困っているというところに
共感を持って聞き
本人の不安を和らげてあげるようにすること....
だって.....

  〝 マジか..... タラー


その夜、悶々としてよく眠れなかった

翌日
早い時間に電話をした

すると母は
いつものぼんやり声で電話に出た


あれ!?!?!?
怒っていない....!?

もう忘れちゃってる!?


ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギウサギ



つい最近何かで読んだんだけど

なんでも、

糖質過多な食事が認知症を助長する...そうで
特に母たち前後の年代の人は
  『 白ごはんにお漬物 』
で食事を終わらせることの多い世代なので
そういったことになりやすいと言う

母も例に漏れず
食欲のない時は
お茶ずけに沢庵で  夕飯を済ませたりする

食事の内容も
もっと考えてやらなきゃ....
そう思い

野菜や肉でおかずを多く作り
コメは少なくしてお弁当を持って行った


いってみると
やっぱりいつものぼんやりした母

辺りを見回すと
言っていたであろうサングラスがある

泥棒について聞いてみると

「  泥棒なんてここしばらく入ってないで。
なんも摂られたりしてない。お巡りも呼んだことないし、おかぁちゃんはなんも知らんで 」

って.....

びっくりびっくりびっくり 
何にも覚えていないわけ!?



きっと、サングラスを見つけた瞬間に
そのバツの悪さから
全てを忘れて亡き者にしたのだろう


実は  8月の終わりに
 「 スられた 」   と言って、財布もカードも
バッグごとごっそり失くしてた

お陰で保険証の再発行に走り
銀行のキャッシュカードも再発行中

が、後日見つかったらしく
ふつうにそのバッグもカードも持っている

聞けば
「え、なくなってないょ」
というだけ

見つかったなら報告して欲しかったなぁ....タラー


ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ


今の母は数字を理解できない

よって、
通帳を見ても何が記載されているか理解できず
頭が真っ白になり
血迷い始める

また、
  『 お金がない 』
という思いにかられると
果てしなく苛立ち怒り狂う

その出し方は
かつての母を思い起こさせるものだ


そんな母を見てて気づいたことがある

それは

彼女の生活の中で
若い頃から自分に言い聞かせ
心に刻み込んできたことは
どんなに記憶を失っても失くさず
無意識にやっていたと同じことをやり
言っていたと同じことを言う...

ということ

それはいわゆる生活習慣で
自分でも無自覚に、無意識に出てくるのだろう
その証拠に
ほんの1分前に自分が吐いた言葉も
彼女は覚えていない



彼女も 私同様  離婚後長い間
一人で子供を抱えて頑張ってきた人
毎日毎日の生きることへの不安は
並大抵なものではなかっただろう

その不安をかき消せるものは
お金だけだったに違いない

お金を得るために
毎日きちんとした生活を送るために
社会に負けないために

いろんなことを自分に言い聞かせ
自分を励まし
体を酷使し
努力してきたことだろう
それはもう血反吐を吐くほどに....


ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ


お金が手元にない今
その不安は
きっと彼女の認知を助長するんぢゃなかろうか...



お金がなくて不安なとき
母は必ず怒っている


実際 
お金は銀行にある
が、
今はただただカードがなく
その上  通帳も失くしてしまったので
お金を出せないだけ

それを何度話しても理解できない上に
お金がおろせるようになるまで....と
私がお金を渡している

が、

私から受け取ったお金を
彼女はどこに置いたのか覚えていない

それどころか
私から受け取ったことすら覚えていない


それなのに
その不安を私だけにぶつける



自分のことにしか興味ないんだょね.....

彼女の元々がそうだったと思う.....

だから彼女と一緒にいるのは
私にはキツかったんだょ


今は毎日
いつになれば銀行からお金を引き出せるのか
その話を一から言って聞かせ安心させる

すると安堵の表情を浮かべ
電話でも顔を合わせた時も
開口一番ムカムカと怒っていても

お金は大丈夫
あなたはもう働かなくても
生きていける

そう言い聞かせると
落ち着いてきて素直になってくれる



ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ ウサギ



私は今

やっと
これまでのお金に対する否定的な考えを手放し始め
自分の人生を充実したものにしていこうというところにいる

かつては彼女と同じく
お金がないと感じると
脂汗をかくほど焦り、苛立ち、自分を失って行ってた

でも
それらの経験が
本当の自分に気づくために必要だったんだと知り

それまで母と同じ道を歩いてきていたであろうその道が
ここへきて
母のそれとは別の道へ分かれ始めていると感じる


お金のことを沢山のスピ系の人がブログに書いてる
自己啓発セミナーでもテーマにならないことはない

それらはいとも簡単に
いともさらっと語られているように感じてたけど

実はこんなに大事で 深い部分に通づることを語ってたんだね....

老後の自分をも左右する
そのおかげで認知症をも避けれるのかもしれない

つまりはそれぞれの健康にも影響する....ひらめき電球

そこまで体を始め
全てに直結することだなんて思いもしなかった....


やはり人は.....というか
起きてくることは

私に何かを気づかせるためのもので

母もその一端を担い
私のためにボケてくれてると言っても過言ではないと感じる


私がもっと
しっかりお金について理解できるように

私がもっと
自分に素直に生きる道を選んで行けるように......



私は愛されている....


ありがとう