こんにちは Tenko です
今日は10時くらいに母に電話
「おはよ
あとでお薬持って、
お弁当持っていくからね」
と話していたら
持っていったお弁当を
２回に分けて
昼と夜とで食べてるって言う
何故に
「お弁当多い」
」「違うねん
夜も食べなあかんから、分けてるねん」
.......そりゃそうか
前から気になってはいたの
最近自分でお料理してないみたいだし
ご飯炊いてた圧力鍋が壊れて
白いご飯炊くのに
普通のお鍋使ってるって言ってたし
どうしてるんだろう って
って〝 そか、夜の分も、余分にあった方が
いいょね....〟
というわけで
今日からあえて大目に作って
持ってくことにした
11時から作り始め
他のことも色々しながら12時になった
顔洗って服着替えてフト見たら
母から電話が入ってた
〝早く持ってきて！ってことだな.....〟
すぐ電話して
今から行くょと伝える
最近 富に
「ありがとう」
を連発してくれる母
「ちょっと多めに持ってきた。
おにぎりも持ってきたょ」
と言うと
「余分に置いていって。夜も明日の朝も
食べなあかんから」
んんん......
そか、三食網羅できた方が
いいょねそりゃ.....
今朝は、
昼食のみならず
夕飯の分も多少あった方がいいんだ...
と思い
何を作って持っていってやろうか
考えてながら
お弁当作ってた
母の好きなもの.....
肉が好きょね
食べること好きな人だし
案外ボリューミーでも
OKで
OKでお惣菜系の方が飽きないし
食べやすいし
体にもいいし.....
そうだ
ご飯ばっかりもつまんないから
今度パン焼いて持ってってやろう
なんて考えてたら
『 お料理って楽しい 
』
』って思ってた
それはまさに、
専業主婦時代の幸せだった気持ちと
同じだった
そうなんだ....
私、結構お料理好きなんだ
旦那に離婚して欲しいと言った夜....
全く応じてくれなくて
離婚への道は
全て塞がれてしまって
夢も希望も
二度と抱くことを許されない
彼とのやり直しを選ぶしかなく
全てに失望し
自分をゼロ「 0」にして
そこで死んだことにして
ハイアーセルフとも別れを告げた
その翌日から
一部の記憶も
味覚も
心の底からの笑顔も
全てを失った
こっちにきたある日
長男に言われた
「あの夜を境に、おかんの料理の味が
変わってん」
あれ以来
誰かのためにお料理をするなんて
そんな喜びは忘れてた
もちろん子供達のために
毎日料理してるけど
楽しいと思えることは
滅多になかった
〝家族に美味しいものを
食べさせてやりたい〟
大事な旦那の体を支えるのは
妻である私が作る料理次第
心を込めて
幸せな味をといろんな料理を作った
でも
私にとってそれは
無意味なことになった
二度と再び
料理に愛情を注ぐことは
できなくなってた
今朝、
『 母のために
』
』って思いながら料理してたら
なんだかすごく楽しくて
あれもこれも作ってやりたいって
すっごくワクワクして
「 れ」
」これって
あの当時感じてた気持ち
そもそも母の介護で食事のお世話まで....
って、
〝 手の焼けること 〟
というイメージだと思うが
全然そんなことはない
デイサービスにお願いしたら
昼食は食べさせてくれる
でも
〝自分はあんなに惨めな老婆ではない〟
母はそう思いたいんだろう
こないだの病院の診察でも
主治医からの
「デイに行きませんか 」
」「ヘルパーさんに入ってもらいましょうか」
」の問いかけに
「行きません。ヘルパーもいりません、
娘がいてくれるから大丈夫です」
と、きっぱりと答えていたっけ
彼女のお世話はなかなか楽しい
今日は一体何を言い出すのか....
予想外なこと言うし
それに対してきちんと答えると
納得してくれるし
もちろん彼女のずれた記憶や妄想に
反論はしない
そ〜かそ〜かと聞いてやる
持っていったお弁当を
喜んでくれて
必ずお弁当箱を洗って置いといてくれる
食事を私が管理できれば
彼女の食べてるものが何かわかるし
体調もわかる
一石二鳥だ
昨日も書いた、
彼女への恩返し....
気づいたら
知らない間に感謝の気持ちが
お料理することに込められているんだゎ...
そして
これこそが私の思うお料理で
これこそが私の思う恩返し....
ありがとう、お母さん