FBには英語で投稿しちゃったから....


日本語で....






最近FBのお料理ビデオのおかげもあり、

自分の創作意欲(!?笑)が湧いたものを作り始めた。

あ、食べるものだよ


基本的に大雑把~なので、

鍋に一気に放り込んでグツグツ放置してたら出来上がり

ってのが好き


でも、

粘土こねこね、彫刻ホリホリ.....

が好きな人なので、

生地をこねこねして作るものも好き

ショートブレッドが好きだから、

バター風味大好きだし、

パンは大好物


で、クッキーだのパンもどきだのを作るのも好き。



ふと朝目が覚めて、

ムラムラっと作っちゃえ~という気になって、

最近作り始めているが、

腕は全く衰えて、

昔のように、

なんていうかな......

一緒に混ぜるものの気をくめないというべきか、

想定とは甚だずれた、

なんともおかしなものが出来上がる。

ちょっと恥ずかしいわ

幸せな頃は、

すっごくお料理上手だったんだよ.....

毎日家族のためにお料理するの楽しくって、

味付けもいろんなイメージ膨らんで、

美味しいものいっぱい作れた。


あの、

めったに人を褒めない私の母が、

「この子、お料理上手やねん」

と、

叔母に話してくれたほど.....




が、今や面影もなく









私がうちでなんか作るって、

しかもお菓子関係のものを作るなんて、

次男と三男は見たことがない。





次男を産んで3年ほどは、

専業主婦をしていたので、

彼にはたっぷりのおっぱいと、

愛情たっぷりの手作り離乳食を与え、

紙おむつが彼の肌は受け付けなかったので、

長男からの使い古しの布おむつを毎日洗濯し、

食べ物にも目一杯気を使った。

が、

小さかった彼はそんなことひとつも覚えていない。

こっちに来た時はまだ5歳だったしね....





三男に至っては、

2歳の頃から、

昼も夜もなく働く私しか見ていない。



そんな私が、

ちょっといつもと違う食事を作ったり、

クッキーなんか焼いた日には、

大喜びでとめどなく食べ続ける。


私的には全く不出来で、

お世辞にも美味しいとは言い難い堅焼きせんべいのようなクッキーを、

美味しいと言って食べてくれる 

すごいすごいと言って、

ニッコニコの笑顔で食べてくれる 









長男は私の味付けで成人まで育っている。

私の作るものが何より美味しいと言ってくれる。

「何いうてんの 俺、この、お母ちゃんの味で育ってきてんねんで 美味いに決まってるやん


私「そやな。デッカが一番よう知ってるな、ママがお料理いっぱいしてたこと。」

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すると三男は思い切り羨ましがる。

「いいなあ、俺も食べたかったなあ。」
「でもでも、いまたべれてるからいいいいいい~~~

そこで長男の言葉だ.....

「あのな、まっきー.....
お前のママは、お料理ができる環境を整えてあげたら、勝手に作り出す人やから。で、学校から帰ったらおもむろにテーブルに置いてあったりすんねん 、"甘いもん食べたくなった...." とか言うてな(笑)」

私「え???そーだった???覚えてないなあ......  そんなんやったかあ???」

長男「そんなんやったて、覚えてないか?
俺が学校から帰ったら "食べる?" って言われて、"作ったん"って聞いたら、"うん、なんか甘いもん食べたくなって....." とか言うてたやん」

私「ええええ??? いつやそれ???」

長男「俺が中学上がる頃から」

私「ああ、春を産んだ頃か? そーいえばそーか。
あの頃は全部手作りやったもんな。
だから春だけや、ママの手作りの離乳食で育ってるんは....   あいつが一番 手~かけてるわ(笑)」

三男「ええええええ~、いいなあ春~....」









この会話で驚いたのは、

長男のものの捉え方だ。


「この人は環境作ってあげたらそのように動き出す人やねんで....」


と、

私、母親のことを弟に説明している....


なんか、

すっごく気分楽で、

でもなんかくすぐったくて不思議な気分.....


そんな風に分析されていたのか、

あの、

彼にとっては悲惨な15年の間に......




これまでも彼の物言いには

驚かされ、
感心し、
救われてきた。

よその子のように、

嫌いと言われたこともなければ、

分からず屋と罵られたこともない。

そおりゃ、

勝手にお金持ってかれたり、

警察のお世話になって裁判所に何度も呼ばれたり、

家出されたり、

どっか精神的に病気かと思って会社休んで大学病院行ったり......

あらゆることをさせてくれた。

が、

いうほどの反抗期らしいものは感じたことがなく、

彼との信頼関係に、

一抹の不安も感じたことがない。

それどころか、

彼が自分自身を再構築できてからは、

常に誰より私の個性を認め、

知らない間にフォローしてくれる。


あの環境のせいでそんなに冷静に分析・解説ができるようになったのか、
男の子だからそんななのか......

わかんないけど、

そんな風に育ってくれた。

彼が私の息子だ.....



一個の人間が出来上がる不思議.....


長男を産んで以来ずっと感じるその神秘に、

まだ感動させられている。

まだまだだ......



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