2月2日……  11時までに生野学園に集合。
この春からの入学希望者の、体験入学の初日。

朝早く起きて、7時前の電車に乗り込む。

こんなときは、眠かろうと寒かろうと、
まったく出遅れない次男。
待ちに待った生野学園への切符、獲得するんだもんね音譜

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この体験入学に、持ってきてほしいもの
として、生野学園から、結構分厚い冊子が2冊、それと、

何でかな……

主役の子供の…… ではなく、
親の私の心理テスト……!?

3者択一で、直感にしたがって、自分に当てはまるものを選べと…… ショック!
その質問も、
「あなたは、人の目を気にしますか?」
とか、
「あなたは  はっきりと物を言う方ですか」
とか、
「あなたは 人の気持ちがわかる方ですか」
とか………

てっきり子供のこと…… って思って読んでたら、なんか主語がへん。
なぜ、親の私の分析が必要なのか……

ま、とかいって、
わかるけど、その理由……べーっだ!


はたまた厚目の冊子は、親と子供と1冊ずつ。
これまでの生い立ちのなかで、
どんな遊びをしていたか、
どんな様子だったか、
書けってことで、まあ、1年から6年は、自覚もあるから、本人と確認しつつ、
楽に記入……
が、そこから5才以下のことになると、
いやいや、3人いるからさ、
すっかりごちゃ混ぜで覚えてない!!!

って、うちには21才のご長男くんがいて、
「二人も子育てしたらさ、そら、オレ、おっさんですよ!! 」
と、の賜っておいでだったので、
彼に聞いたら、実によく覚えていた。
でも、まだ幼稚園にいかない頃の次男を思い出して…
すでに発達障害の特質を見せていたことに気付いた。
二人でいたら、とにかくいつもニコニコ、
かわいくて、のみ込みも早くて、
すごくいい子で……

幼稚園に行きだしてから、他の子とは違うなあって思ったけど、
私は、まるで苦労しなかったからね…
基本自分も、変わり者呼ばわりされて育ってるせいで、反対に、人と違うことにステータスを感じるタイプってこともあり、
まるでそこにフォーカスしてなかったんだよね……べーっだ!

でも、確かに、
[ 常識通り生きなければならない ]
と心がける、息子らのお父さんには、
理解に苦しむ性質だったろうな… (笑)


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11時過ぎ、体験入学受け付け。
中等部希望者は全部で6人。
うち、女の子が2人、男の子が4人。

学校につくなり、大柄な、ちょっとぬぼっとした、男の人がよってきた。
彼らの担当の先生らしい。

先生 : 「ハルくん?  
きゅうチャン って、呼んでな。」

次男 : 「ハルくんじゃない。まっチャンって呼ばれてる……」

なかなか無愛想な始まり。
一目で相手の人間性を見抜いてしまう次男にとって、きゅうチャンはどう映ったのか……

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ほどなくガイダンスも終わり、子供らは宿舎へ移動。
で、親はご帰宅下さい…って。

ほか、二人のお母さんと一緒に、タクシーを乗りあった。

実は、これまで、私にまママ友は居ない。
だって、ぜんっぜん価値観違うし、子育ても見てるとこ違うし、話がまるで合わないんだもん…ドクロ
魅力的に感じたママは、居なかった。

でも、タクシーに乗りあったママたちは、
うちの次男より激しく登校拒否を繰り返す息子を受け入れ、共にいきる道を探してる。
しかも同じくバツイチで、一人で…‼

毎日の生活、
子供への思い、
この学校を選んだ想い……

すべてにおいて、お互いに共感できる。
こんなことって、あるんだ……

私がこれまで、一人で考え、
一人で動き続けてきたその努力が、
間違いではなかったんだと、
初めて証明された気がした…

頑張ってきてよかった。

お陰でまた頑張れる……

素敵な出会いにありがとう。
やっぱり、次男のお陰だ…
彼は私に、
際限なく成長の道筋を示してくれる。
感謝してもしきれない。

深く、深く、感謝します…
ありがとう。