昨日に引き続き、
今日も次男の事を書く。
![うお座](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/223.gif)
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彼は ADHD である。
その症状は、皆 似かよってはいるものの、どの能力に焦点を当てたものか、
またその個性の出しかたは、
その子によりまるで違う。
次男はのそれは、
主に、昆虫に興味をそそられる。
最初は残酷だった。
それぞれの個体に 直に触れることで、
その形や、柔らかさや、動きを覚えていった。
が、触られると、当然生き物たちの命は
縮んでいく。
一番の餌食はセミの幼虫たち。
暗くなり始めると、地中から這い出てきて、モゴモゴしている様がかわいいといい、虫籠にいっぱいになるほどに捕まえた。
家に持ち帰り、羽化の様子を観察する。
木につかまるのとは違うせいか、多くがポロっと落ちて、息絶えてしまう。
でも、中にはしっかり成虫とかし、立派に飛んでいくやつもいる。
が、ここ数年繰り返す我が家の夏の風物詩のお陰で、わかったことがある…
現代の環境汚染のお陰だろうか、
「かたわのセミ」 がなんと多いことか…
幼虫のまま、殻が割れずに出てこれず死んでしまうもの…
羽化の途中で、手や足が抜けずに固まってしまうもの…
羽化できても、羽がひろがらず飛べないもの…
成虫になっても、重心がずれているかのように、傾いたままで、思うように動けないもの…
環境汚染、
農薬、
放射能混じりの雨、
酸性雨…
被害をうけているのは、人間だけではなかった…
すごく危機感を感じた。
こんな経験をさせてくれる次男に、私は感謝している。
みんなが生きていると、感じさせてくれるからだ。
ほかには、クワガタ、カブト、トンボにチョウチョにカマキリに…
ありとあらゆる昆虫と戯れる。
捕まえては餌をやる。
当然生き物のシンプルな生き方… 子孫繁栄についてあっという間に理解をし、交尾をさせて、卵を産ませる…
ヤモリやトカゲや蛇もお手のもの。
彼自信が人間ではないのではないか… と、
母親の私でさえ錯覚を起こす。
だって、生き物の呼吸が聞こえるのか、
その、命のきらめきを関知するのか、私たちには感じ得ないところで、他の生き物の命の息吹を感じ、一瞬で捕まえる。
そういえば、セミの捕まえかたを本で読んだと話してくれた。
「ママ、セミ捕まえるときはな、"絶対捕まえられる!! "って思わな、つかまえられへんねんって
![宇宙人](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/160.gif)
ちょっと、それって生きる極意じゃん
![!!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
「自分を信じ、絶対諦めないこと! 」
みたいなさ(笑)
![グッド!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/187.gif)
そんな真理すら、生き物と共にすんなりと学んで行く。
スゴい
![!!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif)
また、生き物について学ぼうとする彼は、ADHDの特徴なのか、
甚だ素晴らしい集中力を発揮する。
興味のある内容については、何でも、
たった一度で覚えてしまうのだ。
しかも、読めないはずの漢字も、その時だけは、読めている…… なぜ…???
今や学校でも有名な虫博士で、亀やザリガニを捕まえては学校に持っていく(家で飼っちゃだめっ!!!と、私がきつく言うからだが…
![にひひ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/193.gif)
低学年の生き物についての授業では、
一緒に講師として参加し、虫の捕まえかたから、餌のやりかたや触りかた等々を教えてあげるらしい。
![クラッカー](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/098.gif)
こんなに愛すべき天才の息子の将来を、
母として思い悩まずにはいられない。
だって お勉強は、小学校中学年で止まっている…
![ガーン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif)