歯科衛生士です

先週の金曜日に、小学校へ『保健指導』に行ってきました
対象は5年生です。
2週にわたって4クラスをそれぞれ訪ねます。

今週は院長が1クラス、私も1クラスです。
流れは?45分内で

私たちが行く前に歯に関するDVDを観てもらう
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私たちが行ったら、歯科の話をする
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生徒全員で染め出しを行い、歯垢(プラーク)の付着部位を自ら記録する。
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歯ブラシを使用して染め出された歯垢をおとす。
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歯の磨き方についてふれ一緒に行う
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まとめ

こんなところでしょうか。

話す内容を考えなきゃ、と思いながら日々の慌しさに追われ(この週は特に忙しく)
考えはまとまらないまま、それと、大きな悩み・・・5年生とは、を抱えたまま。
そう、5年生は何を見て、どう考え、どうするのか、見当がつきません

想像のもとに、笑ってもらえそうな小道具を揃えました。
院長やスタッフがその小道具を見て
「何に使うの?」「どこで使うの?」と驚きと笑いの診療室。
でも、私はいたってまじめです。
どこでこの小道具を出すと笑えるか、話す内容は考えられなくても、これだけは外せない。

学校に行く道すがら、スタッフで歯科衛生士のYさんに話かけました。
「あがったりはしないんだけど、少し緊張してきた。私、声が小さいから。(教室に)声とどくかしら、て心配なのよ。マイクがあればこんな緊張しないんだけど」
そう話しておきながら、あきれられそう?だったので、
「緊張の焦点が違うか」と、ぼけました(チャンチャン)

さて、教室です。
中に入ると、悩みなんか飛びました。
感覚的なものですけど?「(5年生)かわいいかも
保健指導が始まって、小道具を出すと教室がわきました。
無事、笑ってくれて、あ?よかった?ありがとう
もう、これで満足満足です。

おっと、ちゃんと歯磨きの話もしましたよ

院長の話も良かったです。
スタッフのSさんがそのビブオ撮影で来てくれました。
色んなことに気付かされました。
ドクターと歯科衛生士のアプローチて、ああ違うんだ、と実感です。
「すごいどきどき、喉渇く」と、言っていた可愛らしい院長でした

この保健指導の前に児童から先生に質問があったそうです。
「歯ブラシを持ってくるとありますが、僕(私)は電動歯ブラシを使っています。それでいいですか」
う?ん時代ですね。

さて、週をかえて後半2クラスはどうなるでしょう。
どんなタイプの生徒たちが待ち受けているのか。
同じことをして同じ反応がかえってくるとは限りません。それが保健指導の難しいところです。
私はまた小道具を考えてみたり

全てが終わったら、またご報告したいと思います。
お世話になった方々のことや
『歯科衛生士』という職務にもふれながら

では、また



身長差だけではありません、坂になってます、ここ!