梅もぎ | そっとカカトを上げてみる ~ こっそり背伸びする横浜暮らし

そっとカカトを上げてみる ~ こっそり背伸びする横浜暮らし

大きな挑戦なんてとてもとても。
夢や志がなくても
そっと挑む暮らしの中の小さな背伸び。
表紙の手ざわりていどの本の紹介も。

相互読者登録のご期待にはそいかねますのでご了承ください。



庭の夏みかんと柚子の白い花も散り、
目を凝らすと枝には小さな実をつけています。
先週、余分な枝を払い、
あとは冬場に色づいて収穫の時を待つばかりです。


   ◆      ◆      ◆

日曜日、横浜は夏を兆す強い日差しでした。
気温が上がらないうちに、脚立を持ち出しました。
梅の実をもぐ時季です。
庭の隅にある2本の梅の花の付きが今年はいまひとつでした。
収穫はあおい小さな実がざるに軽く1杯、1.2キロほど。
例年の1/3以下、2年続けて不作です。


   ◆      ◆      ◆

午後は、妻のサマンサの出番です。
獲った実を洗い、水気をとばした実からいたんだ実をよけ、
つま楊枝でヘタをとっていきます。

- どっちにしようかな。

シロップにするか、梅酒にするか迷っていいます。
両方作りたかったのでしょう
少ない収穫にちょっと気落ちした様子です。

毎年、秋になると、琥珀色を濃くしていく梅酒を
楽し気にみせてくれます。


   ◆      ◆      ◆

庭の端の木陰にはミョウガが若々しい芽をだしています。
来週あたり、天気がいいようなら
根もとに柔らかな土を足しておきましょう。
梅雨が明ける頃に、香りゆたかなあかい芽が顔をだします。


  梅の実の枝の向こうの皐月晴れ
  南に待つは梅雨前線

          i-CHIHIRO



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