ひさしぶりに母校へ | そっとカカトを上げてみる ~ こっそり背伸びする横浜暮らし

そっとカカトを上げてみる ~ こっそり背伸びする横浜暮らし

大きな挑戦なんてとてもとても。
夢や志がなくても
そっと挑む暮らしの中の小さな背伸び。
表紙の手ざわりていどの本の紹介も。

相互読者登録のご期待にはそいかねますのでご了承ください。



都内で飲み会があったので、久しぶりに母校に寄りました。
8年ぶりです。前回は転職に必要な卒業証明をもらいにきました。
学生が休みの時期だったので人影はまばらでした。

今回は5月の平日の夕刻。
たくさんの帰る学生とすれ違いました。
この時期はまだ1年生の多くはきちんと学校に来ているのでしょう。


   ◆      ◆      ◆

すでに前回来た時に私のいた学部の建物は高層になっていました。
8年経っても背は伸びていませんでした。
キャンパスの銀杏並木も新入生並みの初々しい緑です。
私の時代より、夕刻でも大勢の学生が行き来しています。

学生たちを眺めていて、あの頃と違うと感じることといえば、
着ているものがそこそこ垢抜けしていることです。特に男子学生。

それから、女子学生の比率が高くなっています。
しかもなかなかイケてます。
私のいた頃なんて・・・・・。(自分のことは棚に上げます)
あっ、これで学校名も在籍時期も言えなくなってしまいました。

それから外国人学生をけっこう見かけました。


   ◆      ◆      ◆

あの頃の私の生活といえば、1時間半かけて通学。
授業があるのは週に4日か5日、朝早い時間帯の授業をとり、
午後や夜、休日はバイト。多い時は日に3つも。

ファスト・フード店の厨房、家具店の販売、通信教育の添削、
高校教師の紹介で家庭教師もしました。
時には文系なのに高校生に数学を教える!!という暴挙も。
オフィス・ビルのガードマンなんてのも。

授業の合い間は、校舎の地下にあるサークルの溜まり場で
だらだらと時を過ごしていました。


   ◆      ◆      ◆

キャンパスをうろうろしているうちに日も暮れてきました。
そろそろ時間です。
地下室でたむろしていた連中が待つ店に向かいましょう。



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