がん治療の選択肢がなくなる時=緩和ケア? | 癒し癒されお花とPhotoのNatural Life ~Ange Fleur Rose ~

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神奈川県内にて、看護師・フラワーデザイナー・時に癒しセラピストとして活動中。旅行先で撮った景色、オーダーアレンジメントなど写真をUP中。そして国際結婚生活についても時々UPしています。

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Ange Fleur Rose(アンジュ・フルール・ローズ)主宰 Tomokoです。

 

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また、今週猛暑が続き、今日も外に出るだけで、ムッとする暑さ(^^;

夕方になっても暑さは収まらず、帰りに汗を流しながら帰りました。

早く、この暑さが収まってほしいものです。

 

久しぶりに看護ネタです。

ちょっと重いかもしれませんが、読みたくない方はスルーしてくださいね。

 

私が、日本に帰ってきてからそろそろ1年が経とうとしています。

月日が経つのは、本当に早いものですね。

そして、看護の仕事に復帰をしてそろそろ1年。

毎日が本当に楽しくって、看護をするって本当にいいなと実感している私。

 

この思いは、私の持論ですので、不快に思う方もいるかもしれません。

でも、実際の経験で体感してきたことなので、賛否両論なのは前もって言っておきます。

 

アメリカに住んでいた時、アメリカのホスピスというものを目の当たりにしてきたとき、とっても衝撃を受けたのを覚えています。

日本では、告知というものが、前に比べたら普及してきているものの、アメリカのようにはいきません。

 

 

アメリカに住んでいて、実際にクライエントさんが「もう、ホスピスを選ぶ時が来ていますよ」と医者が家族と本人を目の前にして、話をしていたのは今でも忘れません。

アメリカのホスピスという意味は、がん患者さんだけではなく、どの疾患でももう治療の見込みがないと判断された方に、医者から宣告されていました。

 

個人情報もあるのでここでは詳しいことは書けませんが、アメリカでのホスピスケアは、私から見て本当に見切りがいいなと、びっくりしたのが第一印象。

でも、その反面、ちゃんと自分の死を受け入れて、きちんと遺書を残したり、どんな葬儀をしてもらいたいか、遺産相続など、本当にしっかりと本人が決定して死の準備を整えていくんです。

初めて、その場面を見たとき、国民性の違いを感じたのは言うまでもありません。

 

 

アメリカで経験した、ホスピスという言葉の意味の違い。

日本だったら、絶対にこんなにあっさりと治療はあきらめないのになと思いながら。

でも、そうだから、アメリカの平均寿命は短いのかもしれませんね。

 

そんなことを経験しつつ、日本に帰ってきて、今までと違うホスピスケアを体験。

今まで、病院で勤めていたころのホスピス。

告知をするとかっていう場面には、それほどアメリカのようには出会わなかったし、死を目の前にした患者さんに、今までの人生について振り返り、それについて語ってもらうということは全くと言っていいほど、出会うことはありませんでした。

そして、中途半端な疼痛コントロールや薬剤投与。

 

今、私が持っている方は様々な疾患の方がいて、本当にオールマイティ。

すごく楽しくって、毎日疲れることもありますが、本当に看護をしていてよかったと思える瞬間。

 

そんな中で、がんと宣告されて、抗がん剤治療を受け、もう抗がん剤が効かないから薬を変えましょうと言われた時、患者さんは路頭に迷うことが多いんじゃないかと、最近つくづく思うようになりました。

 

色々と調べていると、がん難民が増えるという記事を目にしたとき。

まさに、そんなことがたくさんあるなと実感。

 

患者さん自身は、抗がん剤の治療がもうできませんと言われたら、ショックで不安な気持ちでいっぱいになるのは確実です。

そのあと、イコール緩和ケア(ホスピス)しかないと頭によぎるのではないかと思います。

実際に、医者からそういう風に言われるのは、結構あるので・・・・。

 

でも、やっぱり、何かしらの望みをもって、治療をしたい、直したい、がんをこれ以上大きくしたくないという気持ちを持つ患者さんはかなり多いと思います。

 

いままで、抗がん剤治療をしてもう効果がない、もう何をしても無駄だと告知されて、患者さんにはもう何も手立てができないなと思っていた私ですが、少しでも、望みが持てるように看護をしていけたらなと、今までと違った気持ちで関わりを持てるように、私自身も少し変わりました。

 

死を目の前にしていても、あきらめずに病と闘う気持ち。

これは、本当に大切なことで、不可能なことも可能にする力がわいてくると思っています。

病は気からといいますが、少しでも、私の力が患者さんに伝わって、生きる糧になってくれればなと思うこの頃です。