今回のメインイベントその2の高千穂へ行く日。バスはほぼ満席で、車内で軽く昼食を済ませておく。スケジュールが結構ぎりぎりの時間で、少し到着が遅れたこともあって、宿泊先へ荷物を預ける時間がないので、バスセンターで預かっていただいて、そのままバスを乗り換えて岩戸へ。

高千穂の計画をたてていた当初は、多少時間がかかるけど、レンタサイクルでも行けなくもなさそうだなと思っていたけれど、やめて正解だった。暑いし坂道だし遠かった。

 

天岩戸は神職の方が案内して下さるので、遙拝所に入る前にお祓いしていただいてから参拝。時間が決まっているので、天岩戸だけは自由見学はできないし、撮影もできない。

その後、安河原宮に行ったけど、もっと神聖な雰囲気をイメージして行ったら、たしかに雰囲気は独特なんだけど、団体の観光客が多すぎて、なんか違うと思ってしまった。でも川の水がすんごくきれいだった。神様のいる所は、水が綺麗だな。バスの時間まで余裕があったので、カフェで休憩。川音も聞こえて緑の中で気持ちのいい時間だった。


バスで高千穂駅に移動。ホームの脇に桜が咲いていてすごく綺麗だった。あまてらす鉄道のグランド・スーパーカートに乗ろうと思って行ったのだけど、乗りたかった便が満席で(そんなことがあるとは全く思ってもいなかった)、最終便になってしまう。早めに行っていたので、最終便はほぼ1時間後。まぁ、最終便でも乗れるからよかった。

駅構内をうろうろしたり、撮影したり、座って待ったりして、時間まで過ごす。

ここは線路内での撮影もOKなので、みんな思い思いの写真を撮っている。

グランドスーパーカートは旧高千穂鉄道の線路を活用した観光用のカートで、客車の床が透明になっている所があったり、途中トンネルもあり、途中、天岩戸駅も通過する。

高千穂鉄橋最高地点(105m)で停止してくれて、シャボン玉も飛ばしてくれて、そこでは立って撮影してもOK。

風もなくて最高のお天気で、一緒に乗っていた人たちも面白くて、想像していた以上に楽しかった。

天候によっては、運行しないこともあるらしく、鉄橋に入る前は風速もはかっていた。この日は風がなさすぎて、シャボン玉が綺麗に飛ばないくらいだったけど、このシャボン玉がいい仕事をする。キラキラして綺麗だった。

最終便だったので、鉄橋の閉門作業も見ることができた。これを見ることができるって、もしかして貴重?って同乗者と話す。往復30分があっという間。

 

荷物を引き取って宿にチェックイン。今回唯一の旅館で2食付き。満室でお風呂はいつもより早めに開けたので、混む前の方がいいかもと言って下さったので、すぐにお風呂に入りに行く。先客が1人いたけど、途中からは貸し切り。小さいお風呂なので、早く来てよかった。

 

夕食はお腹いっぱい。頑張って残さずに食べる。部屋で少し休憩して、着替えて座布団をお借りして夜神楽へ。

会場の高千穂神社には特に場所の案内とかが出ていないので、暗い中、なんとなくこっち?って思う方向へ進む。明るいうちに、一度来てみればよかったな。

無事到着して、席は自由なので、座敷に来た順に座るって感じになっていた。私は真ん中あたり。続々とやってくる人。

ネットで調べた時はネット予約が100名、当日予約が50名になっていたので、定員150名かと思ったけど、ほぼいっぱいになっていた。

夜神楽は演目の前に説明があるので、言葉は話さないけれど、難しいわけではない。お祓いしてからスタート。最後は客席にも降りてきて、笑いもありで、楽しめた。

 

高千穂の夜神楽は、それぞれの宿泊先から歩いて見に来る人がほとんど。それぞれの宿で座布団も貸し出している。

夜道もこんな感じで、明るくはないけど、統一された街灯でいい雰囲気。神殿通りというらしい。車も人もほとんどいない静かな夜。これで21時すぎ。月も出ていた。

昼間とはまったく違うので、宿から出た時、ちょっと驚いた。行く時も既に、静かだったけれど、帰りはより一層静か。あんなにたくさん人がいたのに、帰る時に会わなかったな。終わってから舞台の装飾とか見に行って、出てきたのが遅かったのもあったのかもしれないけど。

行った時よりも、気温も下がって空気がひんやりしてきた。ベッドに毛布もかかっていたので、夜は冷えるのかも。結構山の上だしな。