ホテルのバスで熊本駅まで送っていただいて、西九州新幹線のかもめで熊本へ移動。かもめは内装も明るく荷物棚も高さがあって、今まで乗った新幹線の中で一番好きかも。

 

熊本駅では大きな顔だけのくまモンがお出迎え。男女年齢問わず、撮影するのが微笑ましいわ。
 

お昼の時間だったのでホテルに荷物を預けてから太平燕を食べに紅蘭亭に行ったら、40分まちということで、番号札をいただいて、先に熊本市役所の展望台に行ってみた。窓が開かないのが残念だわ。何かの撮影もしていたので、邪魔にならないように、撤退。

お店からは順番が近くなると電話で連絡をくれるので、アーケード内でいろいろお店を見ていた。このシステムいいなぁ。時間を有効に使える。お店に戻って期間限定の浅蜊とロメインレタスの太平燕と、土地のものをと思って、飲み物は天草市特産の天草晩柑スカッシュを注文。

太平燕は初めて食べたけれど、春雨なので麺が伸びなくていいかも。卵が不思議な感じだった。揚げてあるのかな?これも初めて食べた。

接客も丁寧で、店内の装飾も中華料理屋さんって感じで、ゆっくり過ごせた。

 

熊本城は、まだまだ修復中の所もあって、崩れたままの部分もある。お城はそれほど興味はないので、内部は見なくてもよかったのだけど、見学コースが決まっているので逃げられず、またしても階段攻め。でも、復興の様子も知ることができて、熊本の人たちの思いも少し知ることができて(たまたま前を歩いていた地元の方の話が聞こえてしまった)、被災者としては理解できるわ~、そうですよねーって思ったりしながら、水前寺公園へ向かう。

 

水前寺成趣園は大名庭園で、神社があったり大きな池の周りを歩けるようになっていて、ゆっくりお散歩。せっかくなので、「古今伝授の間」という古今伝授が行われた空間として現存する日本で唯一の建物で、抹茶と加勢以多っていう、おぼろ種にカリン羊かんをはさんだお菓子をいただく。お茶席で出てきそうな感じだ。初めて食べるけど、ちょっと懐かしい味がした。似たようなものを食べたことがあるのかも。

庭園を眺めながら、お茶を飲み、静かな時を過ごす。

 

その後は橋を見に行ったり、あんたがたどこさにゆかりのあるタヌキを見に洗馬橋の電停に行く。洗馬橋の電停は雰囲気がよかったなぁ。電停のメロディーもあんたがたどこさだ。
ポストの上にいたり、橋の上にいたり、店の前にいたり、周囲には、いろいろなタヌキの像があるのだけれど、かわいいという感じではなく、結構シュールなのが多い。橋の所はタヌキだけじゃなくエビもいたけど、あれはなんでエビなのだろう?
 
熊本は市電が混雑しているイメージ。観光客というより、地元の人がたくさん利用しているし、揺れることを知っているので、つり革もしっかりつかまっている人がほとんど。カーブも多めだ。くまモンはもっとたくさん目にするかと思っていたけど、そうでもなかった。市電の中からも見えたけど。
駅に戻って、明日のバス停の場所を確認する。一番遠い所だった。ホテルから最短距離で行ける道順を確認する。

 

夕食はしばらく海鮮を食べていないので、駅に隣接している肥後よかもん市場へ。どのお店もにぎわっている。海鮮丼にした。メニューにはサーモンもあったような気がするけれど、その日の仕入れ状況で変更になるんだろうな。別にいいんだけど。
海鮮丼って普段は必ず赤身が入っているものを食べているので、赤身がない海鮮丼って新鮮。ここにサーモンがあっても、白身なので、結局赤身はないんだけど。熊本の日本酒、小国蔵一本〆純米吟醸とあわせて、美味しくいただきました。