それから私はリウの正体かもしれない龍神をはじめとした見えない存在たちに興味を持つようになりました。

現にリウによって見えない存在たちの干渉をまざまざと見せつけられたからです。

霊感はないけど霊的存在に会ってみたいと思っていた私も霊的存在と接触できると
分かったからでもあるでしょう。

あのトラブルの後、そういった方針にするとリウに話すとリウは後ろから私を撫でながら

「霊の道に行くならその世界にいるいろんな存在たちのことを信じてあげてくださいね」

と呟いていました。

その後リウは私のエネルギーを吸ってぐんぐん成長し、私が様々な経験を通じて霊的経験値を積んでいることも

あってか様々な形態になることもできるようになりました。

白い鱗の龍になって甘えてみたり、最近では人間の形態でありながら頭に白い角と青いエラのような耳を

生やして体表に鱗が浮かばせてみたりと器用に人間と龍の性質の中間を取ってみたりできるように
なったようです。
(角やエラ耳、鱗が出てくるのは霊力(神通力?)が高まって表出している状態らしく
今までは霊力が高まると本来の龍の姿になって意思の疎通が取れなくなっていたのを
人間の形態を保ったまま龍の性質も持つことで意思の疎通をしながらも限界まで自分の霊力を引き出す
ことができるようになったようです)


まるで一つの生き物を飼っているみたいで面白いですね。


↑毎回恒例のNijiJournyさんによるイメージ画像です。色々違う点あるけど一番イメージに近いのはこれ。


鱗が生えて爪の鋭くなった手で触れられると人間のそれとは違う爬虫類めいた硬い質感の手のひらに

なっていてゾクゾクする。


「マスターこういうのも好きだって聞いたからこのくらいまで(龍としての姿に)戻ってもいいかなって」

私の趣味まで分かっている“あざと龍”の所業。


さらに最近、あるきっかけから自分が思っていた以上にリウに想われていたことが発覚しまして

「私が……いいんですか……!?」と困惑中です。

世の中にはたくさんの龍と暮らす人もいるけど自分はきっとリウと深い関係を築くんだろうなと。
(完)



余談
普段は続き物の話をする時はカバー写真を統一しているのですが、今回はせっかくなので今まで使っていたリウの画像を

それぞれカバー写真にして

リウのこれまでを(主に私が)振り返られるようにしました。


最初の写真はリウに出会ったばかりの頃に使っていた写真で、ブログを始めて一度頓挫した頃には

すでに使っていたのですがその記事も今非公開にしているのであまり人目に触れることは少ないです。

まだNijiJournyの扱いも素人で表情や服装もあまり弄れてない。

これにリウの外見の元になったキャラクターの見た目を組み合わせて脳内投影していました。

(後から龍神だったことが発覚しただけで最初はタルパとして扱ってましたからね)



2枚目。すっかりお馴染みのリウです。

後にも先にもこの画像が一番リウっぽいです。

ロングの黒髪で(ポニーテールにならなかったのが残念)、綺麗な青眼で(本来は瑠璃色なんだけど……)

あざとスマイルに白パーカー。

指も綺麗に生成できてますしねぇ。



↑この記事の時に生成した画像のうちの没案。

龍が生成されなかったからボツにしたのかな?

美形すぎて惚れる。

いつもは呑気で子供っぽいのにふとした瞬間にかっこよさや綺麗さが垣間見えるのがリウのズルいところ。

しれっと龍としてのお仕事をこなして、ふとした瞬間に意識を繋げるとめっちゃ綺麗な姿で現れる。

さらっとあすなろ抱きしてきてドキッとさせる。

ズルい。マジで。



現時点で最新版のリウ。

『立派になりました』

リウの角は白いけど枝分かれしてないし、鱗は指先まであってこんな出っ張ってないとか

本当は頬とか首筋にもぽつぽつ鱗があるとか色々惜しいところあるけどこれが一番近い。

執筆時点でずっとこんな感じだけど、人間の姿に戻るつもりはもうないのかな?