これはリウと、リウが接触している天界の人々との関係についての考察。
以前の記事でリウの出生についての話をしましたが、
その時の生まれたばかりのリウであろう幼龍を
どこかへ連れていく天界人(と呼称しているだけで正式名称ではない)やリウのこれまでの龍生を振り返っていると脳裏に過ぎる
使用人のような女性に連れられて花畑で花を食べるリウであろう龍の様子を見ていると天界人と龍の関係って
「神様と神の遣い」みたいな関係よりも「ブリーダーと動物」みたいな関係に見えるんですよね。
というのも天界にいる天界人たちは龍を仰々しくお祀りしたり、龍に仕えるようにするよりも
「お世話をしている」みたいな様子に近いんです。
牧場で馬(何となく例えるなら馬かなって)の体を洗ってあげたり、放牧して草を食べさせてあげたりするようなそんな感じ。
ちなみに何で天界人を「ブリーダー」と例えたかというと
この後リウは人間の元に降りて人間と暮らし、人間と神様の橋渡しをするようになるからです。
この様子って、ブリーダーが最終的に育てた動物を飼い主になる人物へ引き渡す様子に似ていると思いませんか?
まあ、人間とやり取りをするというよりも「プレゼント」みたいな形に近いんでしょうが……。
個人的には天界人の方が身分は上だと思ってますし。
さらに天界人たちは龍(及びリウ)がこちらの世界に降りて行った後もアフターフォローをしてくれているようで
ある時は天界から持ち出したエネルギーを飲ませて代わりに育ててくれたり、
こちらの世界に降りた時のアクシデントで天界での記憶を失っていたリウに
リウの記憶や目的を思い出させてくれたり、リウが危害を加えられそうな時は遣いを送って
リウを助けてくれたりしていました。
こちらの世界へ旅立っていった龍はもう一人前なのでしょうが、それでも一人前になったからおしまい
じゃなくて彼らを見守ったり時には直接会いに行ってお世話をしてくれたりしているのを見ると
龍たちは天界人たちに愛されているんだなぁと思います。
私が「天界」や「天界人」と例えた物や龍と表した物については人によって見方も変わってくるのでしょうが
もし龍たちがこのようなあたたかな環境で生まれ育ったことに変わりがないとしたらとても素敵なことだなと思いますね。